野ばら
麻機田んぼの耕作放棄地に咲く野ばらの花。
白い花が多い中で、その一角にピンクの花を咲かせているところがあった。
こんな花から今のようなバラができたのだろうか、、、、なんてことを思わせるような可憐な花だった。
ゲーテがこんな花を見て詩を描いたのだが、ウエルナーとシューベルトがこれに曲をつけた。
学校で教えるのはシューベルトの方が多いが、自分としては後から聞いたウエルナーの方が何とはなしに歌いやすいと思う。
歌い手にもよるのだろうが、シューベルトの方に洋楽の歌手が朗々と歌うのがおおく、そんな立派な花ではないような気がしてのこと、、、、
また、原作がゲーテだけに日本語の訳詞も3種類くらいあって、よく似ているがこれも複雑、、、、
日本の歌でも、北白秋の”砂山”に対して中山晋平と山田耕筰の曲がふられているが、一般的な中山晋平の曲よりも山田耕筰の方が好きだといえば、メジャー嫌いでひねくれものの言うことかもしれない。
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