生シラス
春の海 ひねもす のたりのたりかな という句があるが、静岡市南西部の用宗海岸沖は波もなく海の向こうに見えるはずの伊豆半島も日本平の彼方にみえるはずの富士山もかすみの彼方へ沈みこませている。
そんなに遠くない沖ではシラス漁の船が二隻一組で網を引き、網にかかったシラスを積み込んで漁港まで行き来する船と三隻一組の船団がいくつも集まっていた。
きっと漁港では生シラスの販売が行われているに違いない。
用宗海岸を一周する散歩を済ませたあと、漁港直売店によって水揚げをしたばかりのシラスを買って帰る。
早速昼ご飯は、シラスどんぶりにする。
アツアツのご飯の上にシラスを乗せ、醤油をぶっかけてかき回し豪快に口に放り込めば生臭さもなくじんわりと、、、、、、、、海岸近くでしか味わえない味覚。
日本に生まれてよかったという言いなれた言葉が実感として残る。と同時に、こんなにとっても大丈夫なのかかな?という疑問も持ちつつありがたく食べる。
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