沈香も焚かず
裏の川にカルガモがひなを連れてやってきた。
生まれてどのくらいたっているのかわからないが、親のあと先を付きまとい餌の採り方を習っているらしいのだが、どの動物もそうであるように好奇心がいっぱいなようで、傍に立っているコサギの方に何羽かが寄って行きだした。
親は心配そうに止めに入るが、後ろの雛も気にかかるようで、、、、、
人間なら何と言って止めるのだろうか、いっぺんに七八羽の親になるとてんてこ舞いもいいとこだろう。
自分はくじ引きや博打に向いていないということは二十代でよくよく分かっている。
なので、賭け事や競馬だはおろかパチンコさえもほとんどやった経験がない。
年末の宝くじも、何度か買ってはみたがかすりもせず、一番高額で三千円だったかもう少し多かったのが最高であった。
先日新聞を見ていたら、自民党が新しい政策として”一億総株主”になって投資をして儲けなさいというということを推進しようとしていると書いてあった。
要は銀行預金で動かないお金を株式市場に流そうということらしいのだが、最近の急激な物価高と目減りする賃金で一般国民は将来に向かって不安感を抱いているということが全然わからないらしい。
安倍 菅内閣当時老後の資金が二千万円以上必要だと言われて、それだけが用意できない国民に「株で儲けなさい」とよく言えたものだと思う。
株というものは景気の変動によって上下するということが前提で、必ず儲かるものではないどころか、一夜にして紙くず同然になってしまうことだってあるのは経済に疎い自分でもわかることで、将来や家計に影響のない範囲では、もうかっても鼻くそ程度にしかならない。
永田町の倫理がこんなところにも出てきて、、、、、、、
自分の収入の範囲内で、「沈香も焚かず 屁もこかず」でやって行くことに決めている人を唆すことは止めてよ!!!
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