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2022年6月 5日 (日)

子だくさん

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三日前から近所で十一羽のひなを連れたカルガモが、家の裏を歩いているとの話しだったが、今朝初めて見た。

このカモがすべてを産んだ自分の子だとすると、たとえカモであっても多産系であるが、カモの親同士が喧嘩すると勝った親の方にくっついて行くそうだからもしかして強い親かもしれない。

この近所にはカラスもたくさんいて毎年のようにひなを襲っているようだから、この三日間ひなの数が減っていないということは目配りのきいた強い親なのかもしれない。

カモは一般に孵った時から自分で餌をとり、親が餌を口移しで渡すことがないようだヵら、ひなにしても親鳥は自分を外敵から守ってくれるだけの存在でよいので、他人の親でもちっとも構わないのだろう。

 

ひるがえって、人間はなんといつまでも世話をしないといけていけない動物なんだろか。

話しに聞くと百年位前まで日本人は年端も行かない頃から貧乏人の子供は口減らしを兼ねて子守に出されたものだし、自分の姉は13歳下の弟を背中にしょって学校に行ったとこぼしていた。

そして、自分の時代でも中学を卒業してすぐに紡績工場に働きに行った女性が多く、高校に進学したのは男女含めてクラスの半数に行ったかどうかだった。

そして、自分は鉱山の付属高校に行き、17歳から仕事を始めたものだった。が、大学コンプレックスからと思うが会社のお偉いさんにはかなり反抗的態度をとったのが習い性になって今に至っている。

 

しかし、人生山り谷ありの中で振り返ってみるとどん底経験を自覚したことがなく、どちらかというと「よい人生だった」言いながら、、、、、、、、

 

 

 

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コメント

岡崎在住さま

十年ほど前、孫の一人が働きながら定時制高校へ行くというので心配していたがどうやら無事卒業ができた。
聞いたところでは、最近定時制は学力が低い子供が行くところで、孫のように働きながら卒業する子はいないとか、学校から褒められたと言っていました。

時代は変わったね。

投稿: オラケタル | 2022年6月 7日 (火) 21時49分

オリが昭和50年に愛知県に就職したときは、まだ紡績工場が多く存在し、花形の自動車関連で働く女子も含め、昼間に働らいて夕方から高校に通うという定時制高校(4年間)が多かったわね。今の時代は企業で働きながら勉強するというような観点はなく、夜や休日にアルバイトするという時代かね~。国はむやみに助成金を出すのではなく、まじめに働く苦学生を助けてもらいたいで御座るわね。

投稿: 岡崎 | 2022年6月 6日 (月) 08時54分

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