ニセアカシア
長野はいまアカシアの花盛りである。
千曲川や梓川の河川敷を中心に樹高10mほどの大木もあって木の周囲を白く染めている。
この木はアカシアと単に言われているが本名はニセアカシアであり、本物のアカシアは花も小さく地味なきである。
しかし、海外から入ってきた当初アカシアという名で入り、成長が早く繁殖力の旺盛さから土木工事現場や精錬所などで禿山になった場所の緑化工事などに使われてきたが、今では困りものの植物の一つとされている。
長野県の古代名称信濃は、今でもあちこちで使われている科の字から、自分なりに科の木の多いところという意味から来たと思っている。
科の木というのは皮の下の繊維が丈夫で、子供のころこの木はポッキリと折れることがないところから、木登りをしていても落ちることの無い木だった。
ハート形の葉っぱと細かい花は印象に残っているが、今ではあちこちの山を歩いても滅多に見ることができなくなった。
衰えた科の木、繁殖したニセアカシア、これから、長野県をアカシアの国というのはどうだろうか。
冗談だけど、、、、、
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