水に落ちた犬
今日は処暑、暑さが少し緩み秋を感じる頃というそうだが、地球温暖化のせいか湿気の強い熱風がまとわりつくような一日で、とても秋などが見当たる頃とは思えなかった。
そのむかし、アンデスの山中で仕事していた時、現場への道すがら犬が四駆のピックアップに並走して走っていた。
同乗の作業者に聞くと、この辺に住んでいる人たちが買っている犬だそうだが、かなり狂暴で時折タイヤにかみつくほか歩いていると足に噛みつくこともあるという。
そのため、このあたりを歩くときは懐に手ごろな石を持って、寄ってきたら投げつけるくらいの用心が必要だと聞いた。
中国の故事に「水に落ちた犬は打つな」という話しがあったそうだが二十世紀初めに魯迅がもじって「水に落ちた犬はたたけ」と頑迷な保守層をに対して投げつけた言葉の方が有名になったそうだ。
いま、テレビは統一教会に絡んだ政治家と、東京オリンピックの理事をやった高橋氏をターゲットにして叩いている。
先日まで何も知らなかったようなふりをして取り上げようともしていなかったのに、いざ水に落ちたとみるやこのありさまである。
統一協会は安倍氏が怖かったようだし、高橋氏は電通が怖かったのかもしれない。
凶暴な犬も水に落ちれば飛び上がっては向かってくることはないと見たのだろうか、、、、、、
| 固定リンク
コメント