久しぶりの花見
きのう、八月二十八日は二十四節季の中の一区切りに「天地始めて寒し」という候にあたり、寒いほどではなかったが過ごしやすい気候になった。
そこで、今年三度目になるが月下美人が六輪一斉に開花する様子になったので、知り合いの婦人二人を招待して花見をすることにした。
最近では、翌日萎れた花を見て「おや夕べ咲いたんだ」という程度に関心がなくなっていたが、涼しい夕べになりそうな雰囲気だったので久しぶりの花見を興じることにした。
招待客は月下美人の花をあまり見たことがなかったので、少し開きかけた花が一時間すこしかけて満開になる様子に何度も写真を写し友達のところにメールで送るなどのはしゃぎようを見て、亭主は喜んで話しを弾ませた。
若いころは、「花より団子」が文字通りだったが、この夜は客が酒に縁のない人ということもあって、お茶だけで盛り上がって、完全開花した十時少し前までわずかな風に揺れる花を堪能した。
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