断捨離
へとへとになった自分を慰めるかのように今日月下美人が花を咲かせている。
十五号台風によって22日からの豪雨による床上浸水、その後始末に昨日今日と追われた。
昨日晩御飯の後何気なく左脚親指を見たら紫色に腫れていて、先端に小さな棘をさしたような穴があった。
棘をさした記憶もないしどうしてなのか判断出来ずにいたが床上浸水以来はだしで水の中を歩き回っているので下手をしたら破傷風菌でもはいっていないかと気になったので六時半になった休日診療の医者に電話した。
「七時に診療終了ですので、、、」というのを「すぐに行きますから」と承諾してもらい外科医院に。
腫れた指先に触り、レントゲンも撮った医者の診断では「打撲ではないかと思います。どこかでけつまずいたことはないですか?」と言われたが記憶にはない。
傷口に抗生剤を塗り、破傷風の注射をして帰ってきたが、、、、、
世の中この三連休に何もできなかったと嘆いていたが、我が家では久しぶりに娘たちが来て後片付けに精を出してくれほぼ
家の周りの整理にかたをつけることができた。
娘たちは五十代前半、孫は二十代でさすがに馬力があり、じいじは横ですっこんでいろとばかりに邪魔扱いにされる。
ただ難問は、長年使わないものはこの際捨ててしまえと強要する。
爺婆は「それもったいない」とか「近いうちに何とか使うから」というがなかなか納得してくれず断捨離を強要する。
水に浸かったものは仕方がないかとあきらめるが、買ったまま一度も使ったことの無い皿などの陶器、記念にもらった花活け、まだ使えると思っている掃除機や電気暖房機などのほか、自分の母親の使った着物などがやり玉にあがる。
こちらはここ三日の疲れからなんだか眠気を催しており、抵抗感は長続きせずうなづいてしまう。
恒例の午睡もできず、「ここまでしてもらえばあとは自分がするから」と返ってもらう。
あしたから被災証明など受けに市役所などまだこの先余計な仕事が残っている。
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