敬老???
ときおり激しい雨が降る蒸し暑い一日であった。
台風の外縁が持ってくる熱帯の海風は木陰に立っているウバユリの実に掴まるアマガエルの身体をぬらす。
今日は敬老の日だそうだ。
六十五歳以上の人口は三千万人余というが、六十五歳を老人だと思っている人は今ではいないのではないだろうか。
むかしの童謡に#村の渡しの船頭さんは 今年六十のおじいさん 歳をとってもお舟をこぐときは 元気いっぱい艪がしなる、、、、、とうたわれた時代もあった。
この時代は、仕事ができなくなったら子供に養ってもらうというのが普通だったが、最近の老人でそんなこと考える人はまずいない。というより子供が親を養えるほど収入のある人は少ない。
日本の家族制度はすでに崩壊しているのだが、自民党の歳より議員は、、、、、
いま、形式的にせよ敬老という言葉を使うのは町内会くらい、若い人はただの休日の名前くらいの考えしかないと八十余翁は思っている。
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