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2022年10月30日 (日)

干し柿

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先日近所の畑から譲ってもらった四つ溝柿、静岡では干し柿にするには一番良い柿だと言われている。

ほったらかしの柿なので幾分小粒なのが難であるが、数えてみたら百個近くあった。

夜なべ仕事で根気よく皮をむき干していたのだが、身を寄せ合っている柿の集団は太陽の光を受けて幾分透き通した光りで輝きは、もう何にちかすると甘いあまい干し柿に変身する予兆である。

 

昨夜韓国でハロウインの人出で群衆がこけ、150人余の命を失ったそうだ。

テレビでその直前の様子を映していたが、文字通り立錐の余地もないという言葉通りである。

日本でも何回かこんな事故が起きている。

人の命が理不尽な行為で亡くなるのは洋の東西を問わず悲しいことであるが、渋谷でもそうだがハロウインのどこがこんなに人を呼魅力があるのか年寄りにはわからない。

夕方の放送で、この事故で日本人も二人が巻き込まれて亡くなったそうだ。

 

 

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2022年10月29日 (土)

浅学の身

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「山椒は小粒でもヒリリと辛い」というが、日本語のいいところは辛さをヒリリという言葉で表しているとこだと思う。

英語でこの辛さを表現するとしたSpicyとかSharpというそうだが、とてもヒリリという辛さを表現しているようには思えないのは、浅学の極みというべきだろう。

 

よく長野県に行くが、ここでのガソリンの価格は静岡に比べて一リットル当たり5円から10円ほど高い。

そのため行くたびにガソリンを満タンにしていくのだが、一回のガソリン注入量は軽自動車なので20数リットルくらいしか入らない。

なので、一リットル当たり10円違っても200円ほどしか違わないのだがこの程度でもすごく損をした気になってしまう。

 

このところの円安は、日銀の介入によって一ドル150円近くになると4~5円ほど値を上げることがわかっている。

このことを利用して、一部外国人を含む人々が安くなった円を買い、日銀介入で上がった時点で円を売りぼろもうけをしているそうだ。

結局のところ極端で急激な円安は国民も産業界も悲鳴を上げている中、日銀の黒田総裁はこれらのごくわずかな人たちにあぶく銭を配る仕事を続けていることになる。

それほどまでしてゼロ金利は守らなければならないものなのだろうか、、、、、経済政策に疎い自分にはわからない。、

 

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2022年10月27日 (木)

ひっそりと

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十月桜がひそやかに咲いていた。

 

今日から読書週間だという。

最近本当に本を読まなくなった。

本屋に行っても買うのはクイズのの本しか買っていない。

歴史小説が好きで子供のころの吉川英治から始まって新田次郎 司馬遼太郎 藤沢周平など中心によく買っていたものだったが、文庫本の字が読みにくくなってからとみに本屋から足が遠のいた。

 

このほか、秋と言えば食欲の秋をはじめ、スポーツの 芸術の 実りの 行楽の 音楽 もみじ 睡眠など秋が付く言葉は山ほどある。

しかし、このどれもがこの身から遠ざかっていく。

唯一残っていた食欲の秋も、自信がなくなり「食べ放題」と書かれた看板の店はずいぶん前から敬遠したため、さし世紀の体重から約十キロ減量したが、ダイエットなどで達成したものではなく自然減量である。

 

静かにひっそりと秋も過ぎていく。

 

 

 

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2022年10月26日 (水)

富士の白雪や

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昨日未明までに降った雪で富士山は一気に衣替えをして真っ白になっていたが、昨日今日の天気でかなり黒い地が出てきてしまった。

なんだかむかしの歌にあった #富士の白雪や ノ~ェ~ とうたいたくなる。

それにしても、まだ紅葉見物もしていないのに一気に寒さが押し寄せてきたようで世間は「寒い!寒い!」を連発している。

 

お隣中国では新しい体制が出来上がり、習近平が周りを側近で固めて独裁体制に入った模様である。

周りに側近(イエスマン)しかいないということは古今東西行きつくところまで行ってしまうことが多々あり、最近ではイタリアのムッソリーニとドイツのヒトラーと日本の軍部が起こした世界大戦。

スターリン、毛沢東 カンボジアのポルポトが自国民を百万単位で粛清。

そしていま、ロシアのプーチンはウクライナを攻撃し、北朝鮮金正恩、カンボジアでイランで国民を弾圧している。

 

富士山の雪がどうだこうだと言っていられるのも何時迄なのやら、、、、

 

 

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2022年10月25日 (火)

流れを枕に

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”漱石”を筆名にした夏目漱石は自分の性格を喝破して名乗った。

”漱石枕流” むかし中国で石を枕にし水で口を注ぐという言葉を誤って「石で口をそそぎ水を枕にする」言った言葉をとがめられると「嫌な話は耳を洗って流がし、石を口に入れて歯を磨いた」と詭弁を使ったことによるそうだ。

つまり、自分の失敗を認めず屁理屈を並べ立てて言い逃れをすることをいう。

 

国会でのやり取りを聞いていると、質問をはぐらかしまともに答えて是非を討論する、という姿勢が感じられずテレビのチャンネルを変えてしまうことが多い。

そんなことでは駄目、ということは分かっているが、、、、、、、

瀬戸際大臣と言われていた山際経済担当大臣が更迭された。

もっと早くに更迭していれば、、、、、何事にも後手後手、優柔不断の印象を持たれている岸田首相はさらに支持率が低くなることだろう。

安倍元総理やその跡を継いだ菅内閣の強権政治に嫌気をさした国民だったが、これほど決断力のない首相に早くも失望感を与えてしまった。

アンケート調査でいつも上位に来る答えに「ほかにいい人がいないから」というのがあるが、、、、、、

 

 

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2022年10月23日 (日)

無名の月

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いま来むと 言いしばかりに長月の

    有明の月を 待ちいずるかな

 

秋の澄み切った夜空に月は映える。

その有明の月とは月齢26日の月を言うそうだから、今朝がたの月はその一日後になる。

つまり無名の月であるが冴え冴えとした空には何時ころが月の出だったのだろうか。

この月を見て3時間ほど後、8時過ぎには中天にいてもおかしくないのだけれど、太陽の光で空のどこかに隠れて見えなくなっていた。

 

先日テレビを見ていたら飛騨天文台が出てきた。

元上宝村大雨見岳の山頂に造られている天文台で、昭和47年ここを訪ねて口径60センチの望遠鏡を見せてもらったことがあった。

当時は、今のように人工衛星もなく月の観測はもっぱら望遠鏡で覗いて観測するしかなかった時代で、京都大学の助教授を筆頭に数人の天文学者や学生が常駐していたように思う。

この望遠鏡が、先日テレビに乗ったのは、天文台に機構でなくこの望遠鏡に使用されているレンズがの研磨度がすぐれた職人によって作られいたからであった。

そして、このころまでに作られたレンズの性能はいまでも最高級のレンズとして知られているそうだ。

機械を使わず手で磨き上げられたレンズの性能は職人芸の極致だそうで、、、、、、

 

円安で日本の働き手の給料は格段に低くなり、韓国はもちろん安い賃金で世界の工場と言われた中国を下回ってしまったいま、こんな技術が残っていたら、この分野で活躍しなければならなくなっているのだが、煮樫の日本人の特色だった手先の器用さは失われてしまったとしたら、、、、、どの分野で生きるのか。

 

 

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2022年10月22日 (土)

帰ったのを見透かして

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夏鳥のホトトギスが南方の国に帰ったのを見透かすようにして庭のホトトギスが花を開かせた。

まるで鳥のホトトギスと比較されるのを嫌ってのことだったんだろうか。

 

イギリスのトラス首相が辞任を表明して次の首相を選ぶ作業に入ったそうだ、なんでも経済政策の失敗をきらわれ、支持率7%にまで落ち込んだというから仕方のないことだろうが、就任47日での辞意表明はイギリスでは最短内閣と言えるようだ。

日本でも石橋湛山氏は病気で仕方なかったものの羽田孜 宇野宗助 あたりが短命内閣だったがそれでも60日以上は努めているので優しい国民性ということになるのだろうか。

最もイギリスの首相も次の首相が決まるまでといううから、60日は超えるかもしれない。

 

それにしても世界には若い女性が一国の首相などを務めているのに、日本はいつまでも良い年こいたおじいさんしか首相が務まらないのだろうか。

 

 

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2022年10月21日 (金)

コミカンソウ

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畠の雑草も数々あるが写真のコミカンソウもその一つで、抜いても抜いても絶えることなく気が付けば高さ10センチ程度に伸びている。

名前の由来は葉の下に付く小さな粒が赤く未完に似た形をしていること体とすぐにわかる。

今日も晴れ上がった空の下、裏の畠で日が傾くまで土を耕してきたが、抜いたコミカンソウは五万本とは言い過ぎだけど、、、、、

 

一ドル百五十円台になった、そのこと自体には一ドル三百六十円を経験しているものにとっては驚くような数字ではないが、これだけ短期間に変動するのには驚くばかり。

これだけ変動幅が大きくなると輸出入をはじめとして物不足 物価高など生活基盤が脅かされれているのに何の手も打たなくただ傍観している政府というのは何なんだろう。

 

 

 

 

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2022年10月20日 (木)

自転車廃棄

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きのう回覧板が回ってきて、台風被害ごみ集積場廃止についてという題で「先月二十三日の台風で被害にあった大型の廃棄物は直接ごみ焼却場に持ってきてください」とのことだった。

床上まで浸水した我が家はその後市役所から見分に来て「半壊」という判定になり、見舞金のほか修理に要した金額のうち最大65万円までが市で修理業者に支払うという。   有難いことである。

九月十月は連れの身体障碍者の手続き、台風被害とそのついでに行なったマイナンバーでおそらく十回近く市役所に行った。

これまで四十数年間に三度ほどしか行ったことがなかったのに、、、、ね。

これでようやく片が付いて、、、、と思って周りを見ると、長年愛用してきた自転車がどう仕様もない状態に気づき、はみ出して後ろドアを締め切らない状態ながらごみ焼却場に持って行った。

焼却場入口で係員に「ひどく汚れているね、台風の被害品でしょう」といって、説明する前に合点してくれて黙って置いてきた。

 

十五年使い続けた思い出の品だったが、これも断捨離の一環か、、、、、、

 

 

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2022年10月19日 (水)

”さらば恋人”

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1,970年を前にして日米安保条約反対の機運は左翼集団の間で盛り上がっていた。

それに呼応するかのように歌声運動が若い人の間に浸透し、のちのフォークソングに発展していったのだが、歌声運動で歌われたのが主にロシア民謡などであった。

その中で、”さらば恋人”という歌がありダークダックスなどもレコードに入れ、ヒット曲になった。

この歌、第二次世界大戦時にパルチザンの歌と聞かされ、当初日本語で聞いていたがある時原曲を聞いてなんか違うなと思っていたら、イタリアの歌だということがわかった。

原曲はベラチャウ(Bella Ciso)といいやはり”さらば可愛い人”というそうで、攻め入ってきたナチスドイツ軍に抵抗するパルチザンについていくという歌だそうだ。

以後、パルチザンとは侵攻した軍に対する抵抗運動をいうようになり、今回ロシア占領下で破壊活動するウクライナ人をもさしているが、この人たちは軍人でなく自主的破壊行動をするため、見つかれば大変なことになり犠牲は大きい。

それでも抵抗する気力が燃え立つのだろうが、もし日本が同じ状態になったらどうなんだろう。

 

疲れもあったかもしれないが、日本が敗戦しアメリカ軍が六年ほど占領したとき、どの程度の反抗があったのだろうか、、、、

 

 

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2022年10月17日 (月)

聞くだけ

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ハナトラノオにい掴まって二頭のアゲハ蝶。

種類は違うが互いにもつれうようにして飛び違った後それぞれに分かれて蜜を吸う。

しかしどちらも羽根の一部が擦り切れたような老いた蝶。

 

一ドル147円、このさきさらに下落する可能性がある。

ここまで来ても、なお金利を異次元緩和のまま政策を変えようとはしない。

低金利でお金を貸し付け、じゃぶじゃぶになったお金を抱え込んでいる日銀とは何なんだろう。

アベノミクスや黒田バズーカーはすでに破綻しているのだが、、、、、

石油に次いで電気やガスにも元売り各社に資金援助しようとしているが、一部企業だけが丸儲けをするような仕組みは何か間違っていないだろうか。

聞く耳を持っているといった首相は聞くだけで何にもしない人であった。

 

 

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2022年10月16日 (日)

明らめる

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しょうじじだい こういんおしむべし

むじょうじんそく ときひとをまたず

 

きのうが連れの弟の祥月命日。

親しく付き合いをした自分より年下の者が先に逝くのはつらい。

娘に先立たれた時もつらくて泣けた、こんなことがこれから先何度あることか。

生を明らめ 死を明らめるは 仏家一大事の因縁なり とか

自分自身も振り返ってみれば何度か死線を潜り抜けてきたが、いまだ生死を明らめたことがない。

 

亡くなるということはどいうことか、すべては無に帰すのはわかっているつもりだが、、、、

 

午後は裏の畠に玉ねぎの苗を150本植えてきた。

来年ことを言うと鬼が笑う年なのに、、、、、、

 

 

 

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2022年10月14日 (金)

よっちゃん専務

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自動車のエンジンオイル交換に知り合いの自動車修理工場に行った。

すると、はるか向こうから自転車に乗った"よっちゃん専務"がゆっくりゆっくりとやってきた。

よっちゃん専務の愛称を持つこの老人は20年ほど前までは別の自動車代理店の社長の親で専務の肩書を持っていた世話好きの人で、自分が行っている自動車修理工場もこの人の世話で立ち上げ、自分もこの工場を紹介された仲である。

そんなこんなであったがここ7~8年近く会っていなかった。

積もる話の中で今年89歳になるというが、先年ヒヤッとした経験から自動車免許を返納し、今は自転車一本であちこちを歩いているが、最近になって体力の衰えを感じてしまうとのこと、、、、

と言いながら、「ちょっと待って 家に戻って取ってくるものがあるから」と言って持ってきてくれたのが写真のアケビ。

「飛騨の生まれって聞いていたけど、これ知っているよね」と差し出した。

「子供のころは大好物で、今の時期になると山中探しまわったものだよ」「この上の山に今一杯あるんだけんど、手の届くとこは日が当たらんもんで、こんなに白いんよ、よかったら食べて」

「珍しいもありがとね、まだあの山に登るくらい元気があればしばらくは大丈夫だね」

 

7~8年ぶりくらいの再会、今度があるかどうか、、、、歳を取るってことは残酷なもんだよ。

 

 

 

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2022年10月13日 (木)

異常なし

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ヒメツルソバに黄蝶がつかまって蜜を吸っていた。

秋も深まってくると、この蝶たちも越冬の支度で吸えるうちに出来るだけ蜜を吸っておこうとするそうだ。

どれ程蜜があるのやら、、、、、

 

ロシアがクリミヤ大橋の爆破の報復としてウクライナ各地にミサイル攻撃を無差別にしている。

クリミヤ大橋爆破はロシアにとってはテロ行為だそうだが、自分たちのしてきたことはテロ以上であったので、そんなのは詭弁以外にない。

この戦争もロシアの侵攻があってからはや八ケ月になろうとしているが、いつ決着するのか見通しがまったくなく、ウクライナの人々は明日という日を生きていられるのかどうか全く分からない生活を強いられている。

また、戦況が度々報道されているが陣地の取り合いや兵器の種類などが主で、この戦争にどのくらいの人々が殺し殺されているのか信用できる数字は全くない。

 

中学のころ映画化もされた「西部戦線異状なし」ドイツ人作家レマルクの作品であったが、担任教師に言いくるめられてドイツ軍に志願した若者がドイツ西側の戦場に送られ塹壕の中で不安や恐怖 理不尽 怒り そして虚しさ 痛み やがて戦死するのだがその日の戦況報告は「西武線以上なし」の一言で片づけられ、一兵士の死など一顧だにしない。

日本も同様な経験をしてきているが、政治家や右翼評論家はまた軍備の増強を目論んでいる。

どんなに軍備を増強しても安心できる限界はないことは、北朝鮮を見ても分かることだが、、、、、、

 

 

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2022年10月12日 (水)

ああ しんど!!!

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夕陽に照らされて酔芙蓉の花が赤さを増してきた。

あさの番組で初めて知ったことだが酔芙蓉の花が赤くなるのは気温が高くなって何とかが赤い色素を出すからだという。

自分勝手根思い込みでは涼しさを感じて赤くなるものと逆なことを想像していた。

 

ひよんなことからマイナンバーカードを作ることなった。

とにかく面倒なものであった。

申し込み写真を撮るまでに証明書が、できた日以降に受け取りは予約をしないといけない。

二万円相当のポイントを得るにはそれなりのカードを作らなければならない。

笑ってにこにこ現金払い」でやってきた身にとって、そのカードがないため指定されたカードの中からどれかを選ぶのだが、そのカード作りがまた面倒で機械の操作をしなければならない。

最後に、スマートホンで簡単に操作し完了できるといわれたが、スマートホンにその機能を入れていないので、また市役所に行って待ち時間二時間で完了かと思われたが、また、そのカードを作ったところに持って行って登録せよとのこと、、、、、

あんなものを作り、20,000ポイントを得るために市役所に三回、カード会社に二回、、、、

テレビのコマーシャルで豪華俳優を使って宣伝しているが、、、、願わくば一回で済むようにしてほしいものである。

 

      ああ しんど !!!

 

 

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2022年10月11日 (火)

夕まぐれのコスモス

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夕間暮れのコスモス。

風もなくただしんと静まりかえっていた。

この夕焼けはあしたもきっと晴れるだろう

 

きのう午前一時に携帯のアラートと同報無線で起こされた。

大雨注意報で避難指示が出たというのが理由であった。

外は小雨が降る程度で、夕方の天気予報でもそんなに大降りになる予想はなかった。

朝になって聞いた話しでは、先日の台風で二日遅れの対策会議、そのあとになって自衛隊に災害要請と後手後手に回ってしまうなどの大失敗をした静岡市長が、警戒を二段階上げて注意報段階で避難指示を出したそうで、前々から市長の資質に疑問を抱いていたものとしては、、、、、

少々の雨での避難指示は、「オオカミ少年」ではないが、本当の指示を出さなければならないときにも市民は「またかよ」になってしまいかねない。

 

 

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2022年10月10日 (月)

蜘蛛にからめとられる

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コガネグモが巣に絡まった太陽を捕まえようと出するかのような情景。

うす曇りの中、生気を失ったかのような太陽はクモの餌食か、、、、、、

 

今日はスポーツの日とかで休み。

以前は体育の日とかで十月十日に決まっていたが、例の休日を近くの日曜日にくっつけて連休にするためこの日前後の日曜日に隣り合わせることになった。

そのため、単なる連休になってその日の意義が薄れてしまうのはほかの記念日と同じことである。

そして、この連休に合わせて島田の帯祭りを含めて静岡の各地でいろんな祭りが沢山開催されている。

もともとこの日をスポーツの日にしたのは1,964年の東京オリンピックが開催された日で、高く澄み切った青空の下わだかまりなく、買ったばかりのカラーテレビで入場行進をテレビで見ることができた日であった。

 

それにくらべて、昨年のオリンピックは誘致当初から国民の支持も少ない中決まったオリンピックで、コロナで一年遅れ経費もかさみ観客も減らさざるを得なかった大会であったが、組織委員会も解散してから、、というより、解散を済ませてから汚職問題の追及が始まった。

現在は高橋理事が頂点の捜査だが、この先もっと大物がいるかのような報道もされて、汚れたオリンピックという感じしかない。

この先商業主義で汚れたオリンピックをどうするか、、、、

 

 

 

 

 

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2022年10月 8日 (土)

栗名月だけど

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今日は後見の十三夜、すべてが真ん丸な月よりも幾分かけたところを好む日本人独特の風習だそうだ。

朝から日差しもなく見ることができないかな?と思っていたが、九時現在雲の切れ目から月が顔を出している。

 

昨日今日と雨が降る寒い日が続き風も吹いていたので栗拾いに行ってきたが、今年は出来が良く無いようで拾ったのは十粒ほどしかなかった。

茹でてお月様に、、、、と思っていたがその時の月は雲の中。

代わって自分がお月様になって召し上がった。  今ごろになって出てきてもあげないよ。

 

夕方のテレビでロシアとクリミヤ半島を結ぶ橋の爆発炎上が映し出されていた。

解説ではトラックの事故からちょうど横を走っていた燃料輸送の列車に引火し爆発が起きたとのことであったが、タイミングが良すぎないだろうか。

もしこれがウクライナ軍またはその協力者が起こしたとすると映画で見る007や沈黙の何とかなどを上回る作戦だったことになる。

真相は今のところ闇の中だが、、、、、ロシアにとっては大きな損害であり、これをカバーするためプーチンは何をするだろうか、失脚なら一番いいのだが、、、、

 

 

 

 

 

 

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2022年10月 6日 (木)

侘しい限り

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気温が急に下がって、そぼ降る雨は時雨のように冷たくなってきた。

時雨月とは旧暦十月のことを言うそうだからまだ一か月先の現象であるが、今日の気温は15度と十一月並みの冷たさというから、、、、、

 

台風15号が静岡に甚大な被害をもたらしてからはや十二日となるが、近所のごみ集積場にはこれまで二度収集に来てその度きれいになったのだが、また集まり始めている。

中には、台風と関係のないと思われるものも積み上げているのは”この際 出しておけば持って行ってくれるという便乗ゴミもけっこうあるようだが、自分らの娘たち同様片づけに来てあれもいらないこれもいらないとばかりにはじき出されたものが今頃になって出てくるのかもしれない。

ともあれ、雨に濡れてしょぼくれているごみの山は、秋の気配と相まって侘しい限りである。

 

 

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2022年10月 5日 (水)

子も孫も

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瓜はめばこども思はゆ 

  栗はめばまして思はゆ

 いずくより来たりしものぞ 眼交に、、、、、

 

反歌  しろがねもくがねも玉も何せむに 

        勝れる宝 子に反かめやも

 

ずっと昔習った山上憶良の歌である。 

 

今から1400年くらい前の人であるが、単身赴任したことのある人ならだれでも思うことであろう。

子どもに対する愛情は、大恋愛であってもその妻より勝るものであり、孫になるとさらにその思いはつのる。

 

今日久しぶりに栗拾いに行った。

今年は出来が良くなかったようで、収穫量も少なかったがそれでも2kgくらいは拾えてたが、この栗を食べてくれる子も孫も近くにはおらず、栗ご飯や茹でて食べるには年寄り夫婦には充分すぎるものであった。

そして、この栗は品種改良されたもので一粒当たりの大きさは3㎝くらいあり、見た目は良いが少し大味である。

栗 やはり子供のころ拾った親指の先位の大きさしかない山栗が今でもおいしいと思う。

もう記憶の彼方に消えてしまって顔も思い出せないが、母方のおじいさんが山で拾ってきたものを首輪のようにつなぎ、煮て囲炉裏にうえで干したものをちぎって少しづつ自分たち孫に配るのを楽しみにしていた様子が思い出される。

 

 

 

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2022年10月 4日 (火)

重陽

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日の出というものは何度見ても厳かなもので、見るたびに手を合わせたくなってしまう。

夏至も過ぎてはや三ヶ月余となってしまうと太陽の上り方も遅くなり、最近では六時少し前までになってしまった。

 

今日は重陽の節句、旧暦の九月九日である。

別名菊の節句ともいわれるが、路地の菊はようやく蕾を持ちかけたばかりで現実とは会っていない。

太陰暦では奇数が陽の数字であり、この数字が重なる日はもっと運気が満ちていると思われていたそうだ。

それもあってか、今日は今年何度目かの市役所行きと午後は市役所から罹災証明の調査が来て一応の床上浸水の次のステップに移行することになった。

とにかく、九月は義弟の死とその後の問題や身体障碍者になった連れの各種申請、そして台風の罹災とその後の始末まだ終わってはいないが忙しい月で心身ともに疲れた。

今月は何とか平穏にと思っているが、、、、、、、、

 

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2022年10月 3日 (月)

植えている

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そばの花の蜜を吸いにやってきたアカタテハ蝶。

よほどうまかったのか、それとも飢えていたのか人が近寄っても花から離れず蜜を吸い続けていた。

 

毎年恒例のノーベル賞受賞者発表の時期がやってきた。

ノーベル賞というものの価値が分からない自分にとってどの程度特別なのかは知らないが、日本社会ではその受賞者がここ数年連続していることから今年もその期待が高まっていることはしっている。

そして、テレビや新聞など報道を通じて基礎科学の研究費が日本では少なすぎることから、将来を憂いている話が多いようだ。

 

自分の友人で十数年前大学教授を退職し昨年亡くなった人がいるが、その奥さんの話しでは所属していた物理学の後輩がいらなくなったものはなんでも宅急便で送ってくれと言われ、私物を段ボール箱にして八個送ったとのことであった。

奥さんは「これでなんだかわからないものが亡くなって清清した」なんて言っていたが、研究所の方では予算が極端に低く欲しいもの全然買えない状態だと言って喜んでくれたそうだ。

十数年前の私物がまだ使えることに驚くとともに、大学の学部に割り当てられる研究費がそんなに少ないようでは満足な研究ができないのは当たり前。

防衛費が膨らむなか、成果の出にくい基礎研究ができなくなると日本の国際競争力は沈下の一図をたどるのは間違いないことだが、、、、

 

 

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2022年10月 1日 (土)

まだ残っている夏

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台風による浸水騒ぎ以来なんだかだと気づかれする日が多かったので、御前崎の海岸まで行ってみた。

空は真澄に晴れて湿気も少なく心地よい風が吹き渡っていた。

御前崎の海はまだ夏が去っていないようで、道路わきにあるいくつかの駐車場は一杯。そのほとんどはサーフィンボードの愛好者のようで、海岸から少し離れた海面にはゴマ粒をまいたように黒い頭が浮かんでおり、時折波に乗って海岸向かってくる。

台風の余波らしく普段より高い波が打ち寄せてはいるが、ビデオなどで見るサーフィンに比べると物足りない波で、波乗りしているものにとっては高い波かもしれないが、見物している自分たちから見ると物足りない。

それでも、海と言えば海水浴で泳ぐだけしか能のなかった自分たちから見れば、多様な遊び方ができる今の若者は、、、、、、、、うらやましい。

 

2,001年の制作だった「スターリングラード」という映画を前に見た。

第二次世界大戦のおり、ドイツ軍がソ連のスターリングラードをあと一歩まで攻め込んだ際を主題にしてある兵士が狙撃兵として活躍する映画であったが、製作元はロシアでなくアメリカとイギリスだった。

この映画のはじめの方で主人公は銃さえ持たされず敵陣に飛び込む人海戦術の一兵士であった。

仲間だバタバタと殺される中初めて銃を手にしたのは銃を使えないほどの傷を負った情報将校から渡されたもので、遮蔽物の陰からドイツ軍将校を次々と銃撃して行くシーンが描かれている。

実戦にもこのような場面があったそうだ。武器を持たずに敵陣をめがけて走る前の兵士が倒されればその銃がようやく手に入る、それも、取り合いで。

映画では書かれていなかったが、実際はその後ろに督戦隊という舞台がいて、突撃をしない兵士は味方の督戦隊によって殺される仕組みだったそうだ。

そのため武器もなしに敵に向かって突撃をしていくという場面が出てくるのである。

 

最近のニュースでロシアが予備役を30万人招集してウクライナとの戦いに駆り出しているというが、召集された兵士の士気は低く、予備役とはいえ今の戦いにはついていけない人が多いとみられる中、プーチン大統領は降伏した兵士には、懲役さえ科すというむかしの日本の戦陣訓みたいな法律さえ作っているそうだ。

この戦いどんな結末を迎えるのかわからないが、人の命を無駄遣いする権力者は早々に舞台から去ってもらいたいものである。

 

 

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