子も孫も
瓜はめばこども思はゆ
栗はめばまして思はゆ
いずくより来たりしものぞ 眼交に、、、、、
反歌 しろがねもくがねも玉も何せむに
勝れる宝 子に反かめやも
ずっと昔習った山上憶良の歌である。
今から1400年くらい前の人であるが、単身赴任したことのある人ならだれでも思うことであろう。
子どもに対する愛情は、大恋愛であってもその妻より勝るものであり、孫になるとさらにその思いはつのる。
今日久しぶりに栗拾いに行った。
今年は出来が良くなかったようで、収穫量も少なかったがそれでも2kgくらいは拾えてたが、この栗を食べてくれる子も孫も近くにはおらず、栗ご飯や茹でて食べるには年寄り夫婦には充分すぎるものであった。
そして、この栗は品種改良されたもので一粒当たりの大きさは3㎝くらいあり、見た目は良いが少し大味である。
栗 やはり子供のころ拾った親指の先位の大きさしかない山栗が今でもおいしいと思う。
もう記憶の彼方に消えてしまって顔も思い出せないが、母方のおじいさんが山で拾ってきたものを首輪のようにつなぎ、煮て囲炉裏にうえで干したものをちぎって少しづつ自分たち孫に配るのを楽しみにしていた様子が思い出される。
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