« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2022年11月30日 (水)

何年 ひとむかし

Img_0235-2

「浅間山が七度白くなったらこの辺が雪になるっていうんだけど今年はいつまでも寒くならないんで、リンゴの色づきはもちろん蜜の入りが悪くてしよんがない」という。

今まで自分たちも十一月になると十五日当たりに来ていたんだけど、今年はそれより十二日も遅くきた。

それでも、いつものように朝の寒さはいまひとつ、「ぬくといね」って感じ。

今年だけの気象ならいいけどこれも地球温暖化の影響だとすると、リンゴやブドウなどの果物の産地はさらに北上することになりかねない。

 

若いころ「十年一昔」というのが当たり前だったが、最近の若もに「ひと昔っていうのは、、、」って、アンケートを採ったところ、4~5年度という答えが多かったそうだ。

せわしたない世の中なったもんだ。それにしてもスマホをはじめあらゆる機器の進歩が早すぎて年寄りはついていけない。

先日も年寄り同士の会話で「自分たちでこんなんだから、刑務所で10年いたら電車にも乗れないかもしれないね」って言うと、「そういえば電車に乗らなくなくなって何年たつかな?」と情けない返事。

そのかわり、若い時のことなど五十年 いや七十年一昔くらいに感じているのはボケたせいかな、、、、って呟いてみた。

 

 

| | コメント (0)

2022年11月29日 (火)

川霧 山霧で難儀する

Img_0092-5 

行きは富士川の川霧 帰りは野辺山の山霧で最大時には30mほどしか前方が見えないほどの濃霧に遭遇した。

連れは、ずっとむかしこのような状態で事故を経験したため怖がっていたが、夫とは言え他人に命を預けたような状態では無理もなかろうと、できるだけ車の走りを遅くしたがどんなに注意をしても追突や車線はみだしで正面衝突の危険は避けようもない。

とくに、今日の帰り道は雨を伴っていただけにその危険はおおかった。

幸い無事帰還することができ、仏壇に線香をあげ感謝した。

 

今年も例年のように弟夫婦とリンゴ狩りに行ってきたのだが、今までだとリンゴを農家から買い次の日には帰ってくるというスケジュールだったのだがお互い疲れを感じるようになったため同じ宿に連泊ということにした。

今回も、宿の割引とクーポン券をいただいたため普段の半額ほどの値段で泊まることができた。

そして、先日亡くなった義弟の友達の農園と連れの妹の関係する農園から無償でもらうことになったため、これまた大助かり、、、、、、、

ただ、ここ二~三年、気温が高ったためリンゴの色づきが遅く、蜜の入りようが少ないのはこれらの農園でも同じようだった。

 

 

| | コメント (0)

2022年11月26日 (土)

寄らば切るぞ!

Img_1806

「おや まだ生きていたのかい」って尋ねると「生きてちゃ悪いかよ 寄らば切るぞ!」と言わんばかりにこちらを睨みつけてくるカマキリ。

先日テレビで、小鳥を襲うカマキリが写されていたが、まさに昆虫という概念から外れているかもしれない。

蟷螂の斧ともいわれる前足を斜に構が、抜く手も見せず生き物にとびかかる様子は昆虫界唯一のサムライである。

しかし、このサムライもひとたび間違えると交尾した雌の餌食になってしまうそうだから、「うちの女房ににゃ髭がある」でからっきしだらしがないのは人間も同様。

 

 

| | コメント (0)

2022年11月25日 (金)

法的責任はない

Img_0103-2

紅葉も山から里へと下りてきていよいよ秋も最終段階に入ってきたのが分かる。

麻機遊水地内に生えている南京櫨は葉を散らし始めているが、これは木にとまった鵜のせいかもしれない。

夏のあいだは沼に住む魚を餌として潜った合間に石の上などで羽を広げ乾かしていたが、日差しの低い昨今では羽根も乾きにくいのか、木の枝から去ろうとはせず密集している。

 

昨年七月24人の犠牲者を出し家屋多数が被害を被った熱海の土石流災害で市長は「道義的責任はあるが法的責任はない」と言った。

被害者と遺族が警察に過失致死で訴え、受理されたことを踏まえてのことだ。

違法な土砂の搬入で危険な状態を放置し災害を起こしたのはするべきことをしなかったのが原因である。

そして、その結果による賠償などは、税金で行われこれらの人には何の咎もないことに腹が立つ。

先日森友問題で改ざんを命じられた近畿財務局の職員が自殺した訴訟で、国は争うことなしに原告の要望通りのお金を支払い裁判の幕引きをした、つまり金さえ払えばいいんでしょ的に、、、

自分の懐ではないからまた同じこと繰り返すはず、、、、、、、、

警察や裁判などでの冤罪やの学校でのいじめ自殺などでもそうだが「公務員個人の責任は問われない」という事項でこれまでそれほどの損害が出、のうのうと責任逃れをしてきた公務員がいたことか。

こんなんだから、いつまでたっても公務員が真剣みを出さないし、われわれも信用できないでいる。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2022年11月24日 (木)

南の島に

Img_0230

「南の島に雪が降る」って映画ががあったが、今日の用宗海岸からの富士山を入れた風景はそんな感じを与える一枚であった。

きのうより気温は十度ほど上がったこともありぽかぽかとした小春日和に波の立たない海は「ひねもす のたりのたりかな」を実現し、ベンチに腰かけていると眠くなったしまうほどの気候であった。

テレビで見るウクライナの空は冷たい雪交じりの雨が多く、戦地は泥濘化しているようだ。

こんなところで傷を負って倒れでもしようものなら、絶望感しかないように思われるが、そういう場面は映し出さないことになっているそうだ。

そんなこと思うと、あったかい日ざしを浴びているのが後ろめたい気になって、、、、、、、

| | コメント (0)

2022年11月23日 (水)

一億〇〇

Img_0012-17

時折激しく降る雨は明けきらぬ朝のように空を暗くする。

気温の低さも相まって体感温度は真冬並みだと連れは言う。

こんな日は家の中でじっと過ごしていたかったのだが、「あれを買っていなかった」と言われるとショッピングセンターまで出かけてしまう。

先日97歳のおじいさんが歩道を走って事故を起こしたことが報じられので、雨の中の運転は最大の注意を払わなければ、、、と

 

一昨日あたりから始まったサッカーの国別世界大会。

今日は日本がドイツと対戦するとかでテレビは大騒ぎ、それに便乗したと思われるにわか仕立てのファンが大騒ぎに輪をかけている。

もともとサッカーには興味のない自分は、やっていない番組を探して夜を過ごしている。

日本人は自分の意に添わなくても多数に意見、体制に従うという性癖が昔からあるそうで、何かあると一億総〇〇」になってしまう傾向が強いそうだ。

そして先の大東亜戦争のように失敗すれば「一億総ざんげ」とかで責任はあやふやになる。

そういえば、「一億総中流」ってのもあったな、、、、、、、、

 

今日は、勤労感謝の日。働くことの少なくなった自分を含めて「一億総感謝」

 

 

| | コメント (0)

2022年11月22日 (火)

厚化粧

Img_0025-2_20221122215401

白くなったり黒くなったりを繰り返しながら富士山は次第に真っ白になっていく。

昨夜の雨は富士山周りでは大量の雪だったらしく、暦の上の”小雪”とは違う状態だったようで、こちらか見ると江戸時代の女郎よろしく厚化粧で裏も表も分からないくらいしろうなってしまっていた。

不作ながら色づいてきたハッサクは青みを残しながらも橙色に化粧し富士山に対抗しているかのようにこちらも化粧を始めた。

 

テレビを見ていたら、前任者の更迭を受けて就任した松本総務大臣の資金集めに疑惑が出ているとか、そしてその処理に追われて疲れたのか、初ひな壇にもかかわらず居眠り疑惑まで出ているようで、目をつむったままの姿が映し出されている。

この大臣菅内閣で外務大臣を務めたくらいの人だったが、その後離党し自民党に寝返った人で政治信念という意味では疑問を呈する感がしていた。

 

そして、それに花を添えるかのようにして首相も、、、、、、、

 

 

| | コメント (0)

2022年11月20日 (日)

あとは野となれ 山となれ

Img_0076_20221120211901

山川に 風のかけたるしがらみは

  流れもあえぬ もみじなりけり

 

冷たい雨に打たれればそれまで我慢をしていた紅葉葉も、ついには耐えきれず水面に落下してしまう。

落ちたもみじ葉はもといた梢を恨めしそうに見上げていたが、次々と落ち来る落葉に押し合いへし合いしながら下流に下っていくしかない。

 

統一教会が霊感商法とかでそんなに価値のない壷などを高額献金御代りに授けるのだと聞いた。

先祖が困っているなどとありもしない(自分解釈では)言葉は完全に宗教にのめりこんでいる人たちの不安を煽って金を搾り上げているのだそうだが、今日生命保険のコマーシャルを見ていたら同じように将来に不安感を煽っているようにしか見えないところがあった。

色即是空 空即是色 この世に見えることがすべてとは言わないが、地獄極楽の世界はいまだにあるとは思えないし、どんなに準備したとしてもこれで十分というわけにはいかない。

自分の信条として、逝くときはすっからかんで十分だと思っている。

逝く前にすっからかんになったら、子供にすべて預けよう。

子どもが始末に困ったら、、、、、

    

     あとは野となれ 山となれ

 

 

 

| | コメント (0)

2022年11月18日 (金)

困難に負けない

Img_0191-2 

つわぶきの花が咲く季節になった。

つわぶきは石蕗と書くのは、生育するには難しい石の多いところでも花を咲かせるからだというが、日当たりの悪いところでも健気に生きている。

そんなところを見てか、花言葉は”困難に負けない”というそうだが、植物のほとんどは種が落ち根を下ろした場所から動けないので、生きるか死ぬしかないの二者択一の世界なのだ。

 

戦時新聞で世界人口が八十億人になったと言っていた。

一人っ子政策をとった中国は別にして日本や韓国をはじめ先進国と言われる国々は人口が減じている。

しかし、1,960年に30億人と言われた人口が60年後には80億人、そして30年余年後には100億人に達するという予想も出ているそうだ。

地球温暖化で気象変動が大きく干ばつ洪水などの天災(?)が頻繁に発生する中、これだけの人口を養っていくだけの食糧が生産できるのだろうか。

富の分配が偏っていくと同時に食料も同じことになるのは目に見えている。

行きつく先は食べ物を奪い合う争いが激しくなり、、、、、、人類は滅亡する。

 

子どものころ読んだ「蜘蛛の糸」が現実化するのは間近い。

 

 

| | コメント (0)

2022年11月17日 (木)

冬支度

Img_0006-2_20221117211901

つるしておいた干し柿もそろそろ食べごろになり、毎日のようにいくつかを外して食べている。

ちいさな四つ溝柿という名の渋柿が干したことによりさらに小粒になったが甘味は強く、食べ過ぎると糖尿病になりそうな雰囲気だったので食べる数を自制している。

 

今日はコロナウイルスの予防注射に行ってきた。

会場はいつも通り集団受付の会場だったので、個人病院と違い待ち時間が少なくてスムーズに接種を完了した。

予防接種も五回目ともなると、打たれプロと言ってもよいくらい手順を覚えている。

最近は第八波の入り口とかで接種したい人が急増していることに加え個人病院での接種が少なくなっているので混雑しているのかと思ったが人数制限をしているのか意外と少なく、、、、

先月にはインフルエンザの予防接種を済ませ、今日はコロナの予防注射とくれば、一応冬支度は完了と言ったところか。

 

 

| | コメント (2)

2022年11月16日 (水)

出る杭は

Img_0195-3 

食用菊の花も咲きそろった。

ボールを持って行った茎の部分を含めて刈り取り、花びらだけを笊にむしって集め酢を入れた湯につけて茹でる。

取り上げた後氷水でしめて水を切ると出来上がり簡単な調理法である。

ポン酢につけて食べてみると菊の香りとともにシャキシャキと歯触りの良い食べ物になった。

 

”出る杭は打たれる” なんでも人と違ったことをするとにらまれるのが日本社会である。

角張って突っ張ってきたため、よく非難された自分ではあるがこの頃面倒くさくなって、あまり口出しをしなくなってきた、人はそれを見て「角が取れて丸くなってきた」「円熟した」などとほめ散らす。

角が取れるということは、面倒くさくなることと相見たり、、、、、

 

このことは国際社会でもロシアを袋叩きにしているが、その国 国民の価値観の違いがそうさせているのかもしれない。

ただ、価値観の違いを他に押し付け、人を殺してというのは行き過ぎで当然非難されるべきものであろう。

この価値観というものは、宗教の世界においても同様で幾多の殺戮が宗教、宗派の違いで“聖戦”という名のもとに行われてきた。

そのグループの中にはまってしまうと周りが全く見えなくなってしまい独善に走ってしまう。

 

話しは違うかもしれないが、バンクシーの落書きは芸術で、名もなき人のは落書きというがどこに線引きがなされているのだろうか。

 

 

 

| | コメント (0)

2022年11月15日 (火)

歴史は繰り返す

Img_0217-2

自分の父親は明治生まれなのによく西暦の年号で生年月日を言っていた。

その父親が生まれたのは1905年であり、おりしも日露戦争の始まった年でもあった。

日清戦争で中国東北部の権益を得た日本と南進を目指していた当時のロシア帝国の間で摩擦が激しくなり、戦争に入ったのだが当時の風刺画には巨大なクマに挑む小さな侍を見立て、とてもかなわない相手に挑む日本は負けるのが当たり前くらいの国際評価だったことを現している。

しかし、いざ戦争が始まってみると、そのころ世界最強とうたわれたロシアの軍隊はがたがただったこともあり、旅順港封鎖、日本海海戦と次々と大敗した結果中国進出を止められ、樺太南半分を失うなどしたばかりか国内を治めきれなくなって帝政ロシアは皇帝一家が処刑されてソビエト連邦になった。

 

それからおよそ117年、今度はロシアが小国ウクライナ大義も名分もなく進行した結果、手痛いしっぺ返しを食らっているさまは日露戦争を思わせるものがある。

このままずるずると後退すればプーチン大統領とその取り巻きにとって、帝政ロシア同様生きる場所がなくなってしまうかもしれない。

”歴史は繰り返す一度目は悲劇として 二度目は喜劇として” かのカールマルクスが言ったというが、これが本当だとしたらそれこそ大預言者であり、喜劇を通り越している。

 

 

| | コメント (0)

2022年11月13日 (日)

機械で測れない

Img_0196-3

ポンポンダリアを小さくしたような菊の花。

天皇家の家紋?は十六弁の菊と聞いているが、どんな色なんだろうか。

陽が短くなると蕾が出来て花が咲くという性質を利用して電照菊というものがあり、渥美半島当たりの夜景が有名になったこともあったが、最近でもそうなんだろうか。

 

ここしばらく雨が降っていないので、きのう畑で水やりをしていたら近所のおばさんがやってきて「明日雨が降るって言うけどこの頃天気予報が当たらないね」って言っていた。

観測機器がさらに発達して精度が上がっているはずなんだけど、「この間故郷に行ってきたけど、その日も雨が降る予報が出ていた」

「よい方に転ぶのなら文句が出ないんで気象庁もそうなんかもしれないよ」って

 

アメリカの選挙もそうなんだろうけど、共和党が大勝すると予想されていたのにそうでなかったことから、トランプ元大統領が周りにあたり散らかしている、という報道も聞く。

日本でも出口調査というものをやっていて、開票日にはまだ票が開いていないのに”当選確実”出て白けることがよくあるが、たまに当選確実の後そうでなかったことがある。

当事者としては振り上げたこぶしのやり場に困るのではないかと思うが、アメリカの選挙ではこれが今回多すぎた。

 

どんなに機械が発達しても、まだまだ測れないことがあるのに安心した気分になる。

 

 

| | コメント (2)

2022年11月12日 (土)

アロエの花

Img_0193

万能薬と言われたアロエも最近では下火になって、薬効もどうなんだろうって感じになってしまった。

そして、アロエと言っても日本に入ってきているだけでも何十種類、いやもっとあるようで、、、、

この花は、多分アロエサポナリアという種類と思う。

日本に今一番多いのはキダチアロエという種類と思うが、傷に良い言われているのだが、このアロエは胃腸に良いと聞いて庭に植えている。

幸い胃腸が丈夫で腹痛などの症状が出ないので試したことがなく放ったらかしているのだが毎年今の時期になると花茎がすくすくと伸び筒状の花を咲かせる。

外国産なので、この花に特化した虫はいないようで静かに咲いて下の方から順々に散っていく。

 

コロナの感染者が最近になってじわっと増え始め静岡県では警戒警報が出されている。

先日長野に行った折、長野県の患者が三千人近く発生しており、静岡県を上回っていた。同じように岐阜県も多かったのだが、外国人の入国を緩和し国内旅行も自由になったことが原因ではないかと話題になっていた。

この事態に怯えたのかワクチン接種を希望する人が多くなったようで、今日も連れの友人が予約を取ってくれと言ってきたのだが、どこも満員でようやく集団接種会場を取ることができた。

何時になったらこの騒ぎがせめて流感並みになるのだろうか、ワクチン製造会社に支払う経費も莫大なようで、自民党議員の中からはワクチン有料化の声が聞こえ始めた。

技術立国を言う日本ではワクチンの研究や半導体で後れを取ることが多く、そろそろ看板を下ろさなきゃならん時でもあるようだ。

 

 

| | コメント (0)

2022年11月11日 (金)

二度とみられない

Img_0201-3

よく空の雲を見上げる。

雲の色やかたちは千変万化、時々刻々とその形を変え二度と同じものは見ることができない。

今日の午後の空は、そんな中で珍しいものであった。

上空ではどんな気流が流れているのかわからないが、煮えたぎった鍋の中とでもいうべきか、いやもっとほかの表現の仕方があるのだろうが今は思い浮かばない。

 

今日も大臣が一人更迭された。

代議士になるといずれは大臣になりたいという願望を持つらしいが、やっとこのあいだ願いがかなったばかりなのに、失言でというにはお粗末な言動でクビになった。

それでも、選挙の際には元大臣という肩書をつけるので反省する必要もないと思っているだろう。

こんな資質のない人を、選んだ選挙民もそうだが、任命した首相も自派の子分可愛さだけだったのだろうか。

とにかく、こんな代議士ばかりが目に付いて、、、、日本国も、、、、

 

| | コメント (0)

2022年11月 9日 (水)

早くも冬支度

Img_0157_20221109211901

雪深い飛騨では早くも冬支度に入っていた。

久しぶりに訪れた寺では雪囲いのため部屋が暗くなり庭園が板の隙間からのぞき見するしかなくなっていたこと、神岡城の松には雪つりがあり、船津座の小さな木には三角の板囲いがしてあった。

小春日和ののどかな風景には似つかわしくなかったが、いつ豹変して降り出すか分からないこの時期になると早めだと言われても雪自宅はしておかねばならない。

 

今回飛騨に行ったのは、長野県に住んでいた義弟の四十九日の法要があったのを機会に天気が長続きするという予報があったためと、じわじわと増えそうなコロナの感染を前にしてこの時しかないと思ったからである。

この法事で驚いたのは正座ができなかったことである。

正座に入ろうとした座布団のうえで太ももがつかえて折り曲げられなかった。しばらくはショックで呆然とした。

今まで、こんな経験はなく当たり前にできることと思っていた、、、、歳のせいにしてはおかしい、、、と。

以前にも鉄棒で懸垂しようとしたら腕の力がなくてぶら下がったままだったこと以来である。

かえって原因を探ったら、足首と膝関節が固くなっているからだと書いてあったが、家の中ではしばらく正座というものをする機会がなかったことが原因らしい。早速ストレッチに励み少しの時間座れるようになったが人間の身体はなまくらにできているようだ。

 

飛騨では胡坐をかくことを「じまをかく」と言ったが、こんなこと自慢にはならない。  チャンチャン!

 

 

| | コメント (2)

2022年11月 8日 (火)

音もなく

Img_0187-3

ほんの一時雲に隠れた時もあったが、ほぼ完ぺきに月食が見られた。

月食と言えば地球の陰に月が入ることだが、日食に比べればその壮大さがちょいと落ちるという感覚であり、影富士よりは大規模と言った感じである。

報道では、天王星も地球の陰に入るとかで四百年ぶりのことだといったが、老いた目には天王星など目に入るはずもなく、昨年の11月に見られた皆既月食と何ら変わることの無いものだった。

それにしてもこの自然現象は音もなく始まり音もなく終わるところに妙があるのだ。

 

| | コメント (0)

2022年11月 6日 (日)

藤波橋は

Img_0138-5

朝まだきに宿出て散歩に出かけた。

きのう自動車を走らせながら見かけた西里橋からの藤波橋は鮮やかな紅葉で輝いていたが、今日は一変して雨さえ降りだしかねない空模様になって、紅葉もくすんでいる。

「きのう時間を作って写しておけばよかった」と思っても「むかしを今に為すもよしかな」と静御前が歌ったように、、、、

藤波橋はいつの頃建造されたのか知らないが自分のいとこがこの橋を渡っていた時関東大震災で橋が波打って揺れたと言っていたので昭和初期のことかもしれない。

その前は板橋でさらにその前の江戸時代には籠の渡しがあったそうだから古くから交通の要所だったに違いない。

この橋から上流は藤波八丁といい景色のきれいなところで知られたが、一方で”八幡地獄”とも言われて何人か転落死した場所として怖がられていた。

自分たちの若いころは、さらに上流から河原に下り、水中眼鏡とヤスで魚獲りと川遊びをしながら川下りをしたが藤波橋たもとは下水の落ち口がありその手前で川から上がるのが常であった。

 

そんな思い出の詰まった故郷の川は今日も昔と変わらず流れていく。

 

 

| | コメント (8)

2022年11月 5日 (土)

故郷の山

Img_0115-3

ほとんど三年ぶりくらいで故郷へ行ってきた。

今では静岡で生活した年月の方が長くなってしまったが故郷は懐かしさがいっぱい詰まっている。

ただ、それは景色だけであり人も建物や道路はずいぶんと変わっている。

幾年ふるさと来てみれば、、、の唱歌の文句そのままであり、かっての顔見知りはどこにも見当たらない。

いとこの家はカーテンが引かれ鍵がかかったまま音沙汰がなく、職場の同僚だった先輩の家も留守、、、

街中には、「売り家」と大きく書かれた家が何軒も見られた。

かって鉱山の社宅後には民家や見慣れない高級マンションを思わせる建物や警察署、デイーサービスの近代的建物がたち、昔の面影は一切見当たらない。

町は寂れて老人介護の建物が繁盛するようでは、、、、、、

ただ、自分が建てた家にはカサコソと外に漏れ響く音がして、、、、、、、、、

 

故郷の山は今も変わらず錦を飾って、、、

 

 

 

 

| | コメント (2)

2022年11月 1日 (火)

数知れず

Img_0034_20221101210001 

重陽の節句から遅れること一か月、ようやく庭の小菊が花を開かせ始めた。

菊の花は身近にあるところから、人が手を加えその種類たるや数知れず、、、、、

しかし、その香りはどの菊も同じように感じられるが、、、、、、

 

今日の新聞によると国立感染症研究室の発表で日本人の梅毒患者が久しぶりに一万人を超えたそうで、その原因はSNSではないかと書いてあった。

まだ二つ折りの携帯を使っている自分にはSNSがどんなものか知らないが、若い娘さんの家出に伴う障害などもSNSだと随分前に聞いたことがある。

若い人を中心にスマホが普及した結果寸刻も手放せない人や、目に障害を起こす人などの害も聞かれ、日本の将来が心配になってくる。

梅毒と言えば、戦国武将でもこれに罹った人がいたが、自分らの若いころ赤線にいた女性が「自分らは毎月検査をしているから、一般女性の方が危ない」といたとか言わなかったとか、、、とにかく恐ろしい病気だという認識はある。

 

むかしは、結核、梅毒、ライ病など周りに治療法のない恐ろしい病があって、なるべく罹らないように気を付けていたものだが、それらに対する治療法も出てきて気が緩んでいるのではないだろうか。

もっとも当時はなかったHIVや新型コロナをはじめ得体のしれない病気もとめどなく出てくる時代にもなったのだが、、、、、

 

 

 

| | コメント (0)

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »