何年 ひとむかし
「浅間山が七度白くなったらこの辺が雪になるっていうんだけど今年はいつまでも寒くならないんで、リンゴの色づきはもちろん蜜の入りが悪くてしよんがない」という。
今まで自分たちも十一月になると十五日当たりに来ていたんだけど、今年はそれより十二日も遅くきた。
それでも、いつものように朝の寒さはいまひとつ、「ぬくといね」って感じ。
今年だけの気象ならいいけどこれも地球温暖化の影響だとすると、リンゴやブドウなどの果物の産地はさらに北上することになりかねない。
若いころ「十年一昔」というのが当たり前だったが、最近の若もに「ひと昔っていうのは、、、」って、アンケートを採ったところ、4~5年度という答えが多かったそうだ。
せわしたない世の中なったもんだ。それにしてもスマホをはじめあらゆる機器の進歩が早すぎて年寄りはついていけない。
先日も年寄り同士の会話で「自分たちでこんなんだから、刑務所で10年いたら電車にも乗れないかもしれないね」って言うと、「そういえば電車に乗らなくなくなって何年たつかな?」と情けない返事。
そのかわり、若い時のことなど五十年 いや七十年一昔くらいに感じているのはボケたせいかな、、、、って呟いてみた。
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