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2022年12月31日 (土)

歳とりも済んで

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新年を明日に控えて麻機沼もにぎやかさを増してきた。

北国から寒さを避けて水鳥が避寒にやってきた。

取りようによっては正月休みに帰省する人々にも似ているのかもしれない。

 

今年も大晦日は黒豆 数の子 田作りにぶりの塩焼きで飛騨風の歳取りをした。

これで、昔風に言うと数え年の八十五歳になったことになる。

むかしはと言っても八十歳超えはよぼよぼの年寄りがと思い、知り合いのおばあさんが一時間ほど歩いて我が家に来た時には「交通事故にでも会ったらどうするの?」と怒ったが、その時のおばあさんの年齢をとっくに過ぎてしまった。

いま思うと、そのおばあさんはこちらが心配するほどの道のりと思っていなかったかもしれない。と同時に、子供たちは自分のことを同様に見ているに違いないと思うと、、、、、

”歳月は人を待たず”というが、この先十年というとかなり長く感じてしまうが、過ぎ越し方を見るに八十有余年は一瞬だったようにも感じ、静岡に来て四十四年はやっとこのあいだという感じだし、仕事をやめて二十年と少しは昨日のようにも感じている自分がいる。

体力は年に月に衰えているが自覚するのは重いものを持った時、長い時間動いた後に感じる。

かかりつけ医は「疲れとか怠いという感じはありませんか?」と聞くが病気で怠いのか歳のせい体力のせいで疲れやすいのかその辺が分かりかねる。

幸いというか今流行のコロナは人混みに行かないためもあってか、マスクをすることが少ないのに今のところ夫婦そろって切り抜けている。

明日からの新年も何か特別によいことが無くてもよいが、悪いことは、、、、、

 

 

 

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2022年12月29日 (木)

柔らかな陽光

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今年もあと三日と押し詰まってきた。

畠から正月用の野菜を採ってきたが、風もなく穏やかな陽光はもの悲し気なススキの穂を通して柔らかく降り注いでいる。

 

”人生わずか五十年 化天のうちにくらぶれば 夢幻のごとくなり”と言われたのは平安時代の敦盛から昭和20年代までで、その後寿命はぐんぐんと延びた。

自分も近々八回目のウサギ年をむかる羽目になったようだ。

先日も「その歳まで元気に過ごしてこられたのは幸せですね。健康が一番です」と言われた。

その秘訣は?と聞かれたがなんと言っていいのか分からない、「ただ、先祖がこんな遺伝子を受け継いできてくれたためでしょう」しかない。

ありがたいことに八十七歳から七十五歳まで五人兄弟がすべて健在でいるのは江戸時代までガッシン(飢え死に=餓死)が何度もあった飛騨でそれを切り抜けてきた先祖がいてこその健康であり命だと思っている。

 

 

 

 

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2022年12月28日 (水)

任命責任

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山の畑周りのビワの花が咲いた。

花のない季節だから地味な花ながら目立つようだ。

このビワは植えたものでなく、多分カラスあたりが咥えてきた実から種が落ちて育ったようで、晩秋には小粒ながら甘い実をつける。

実が小さいのは、放ったらかしにしているからで手入れをすれば商品にもなるのかもしれない。

「桃栗三年 柿八年 枇杷は早くて十三年」と言われるように実をつけるのが遅い植物であるが、いったん根付くと根を張ってしまうので家の周りには植えるものではないともいう。

 

昨日、岸田首相は秋葉復興相と水田政務次官を更迭した。

いずれも問題を抱えていた人たちであり、大臣はここ二ヶ月で四人の更迭ということになり人の見る目がないことで異常事態と言わざるを得ない。

そして、首相はそのたびに「任命責任は私にある」と言ってきた。

今までの内閣で不祥事発覚で何人もの大臣が更迭されてきたが、そのたびにどの首相も同じ言葉を吐いた。

しかし、誰一人任命責任を取った首相はいない。

そもそも”責任”とはどういうことなのだろうか。

検索してもはっきりとした説明、納得できる説明は見当たらない。

かろうじて江戸時代まで不祥事を起こすと腹を切ってお詫びするというのが責任の取り方だったようだが、閣僚などの責任の取り方は閣僚から外れるというだけで、議員辞職までした人はわずかである。

不祥事にたいっする責任の取り方は芸能人の方がよっぽどすっきりしているのだが政治家にはそれを言う人がいないのはよほど面の皮が厚い。

さらに問題のある人を大臣にして責任を取った首相はさらに面の皮が固く自分の知る限りいない。

口先だけの任命責任、、、、もう聞きたくない。

 

 

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2022年12月27日 (火)

サネカズラ

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山の畑に久しぶりに上がってみた。

先日までは気が付かなかったが、サネカズラの実が艶々と光り輝いているのが目に付いた。

和菓子の吹き寄せに似たその形は古来好まれてきたのだが、漢方薬としても知られている。

何に効く?? 分らないけれどそのように聞いている。

 

静岡県では今日も四千人越えのコロナ感染者が出ていて、亡くなった人も十一人とか、、、

累計で六十八万人近くとか、京都を追い越し沖縄も追い越しして現在は上から十一番目に浮上してきた。

駅伝なんかだと嬉しいが伝染病では、、、、、ねえ~

とにかく六人に一人が感染を経験していることになり、今まで罹らずに来たことが不思議という状態になってきている。

何とか罹患しても軽く済むようにと仏壇を拝んでいるが、、、、、、

 

それにしても中国のコロナの感染は爆発に近い様相を示していることに驚いてしまう。

新聞によると浙江省だけで一日百万人とか、中国全土では何千万人なんだろうな。

市民が言うように中国製ワクチンに効き目がないので歳封鎖という人権無視しか方法がないのかもしれない。

サッカーで観客がマスクもしないで騒いでいるのを見て政府のゼロコロナ政策に抗議したのがきっかけで、それまでの対策を放棄したのが原因だろうけれど、なんだか極端な政策を取れるところに独裁国家の恐ろしさがある。

かてて加えて恐ろしいのが国内の状況を一切無視し、コロナ感染者は四万人で死者はないという統計に採り方。

さすがに中国びいきのWHOのテドロス会長も疑問を呈さざるを得ないような状況になった。

と言いながらわが国でも都道府県単位の患者数にし、市町村単位の感染者はその他大勢でひとくくりにしてしまった。

 

さて、六回目はいつなのか、するのだろうかそれとも打ち切りか、次回から有料なのか、、、、、

 

 

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2022年12月26日 (月)

霜が降りた

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今朝もかなり冷え込んだようで、畠脇の草に霜がびっしりとついていた。

見た目には氷砂糖を思わせるが決して甘くないと知っているのは年の功??・

こんな霜だが陽が当たると意気地なくべしゃべしゃと消えていく。

そんなのんきなことを思っているのは静岡にのほほんと住んでいるからであろう。

北陸の大雪は一服気味のようだが、ウクライナの戦場では雪こそ少なめのようだが、これ以上に厳しい場所で命の奪い合いをしている。

いつの戦争でもそうだが、見ず知らずの人間が権力者の命に従って殺し合いをしているのだが、後ろの権力者がぬくぬくと過ごしていることに、、、、、

      ああ いやだいやだ

 

本来なら、”もういくつ寝るとお正月” の時期なのに

 

今日でようやく家の修理が一段落した。

ここ三日間台所が使えなかったので、外食をしたりインスタントもので過ごしたりしていたが、ようやく元の生活に戻りそうである。

しかし、改修に伴って工事の邪魔になるものをあちこちに移し、小物を段ボール箱に入れたのだが、それぞれをどこに仕舞ったのか、どこに置いたのかさっぱり分からずあっちの箱を開け、こっちの箱をと見るが分からない。

記憶力の低下は如何ともしがたい、、、、、よそに比べればと思うがこれまた、、、

 

むかしの歌に#今日をは私のお家はてんてこ舞いの忙しさ  何処にあるらそれがさっぱりわからなくて

わてほんまによう言わんわ、、、

 

 

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2022年12月24日 (土)

柄杓が壊れた

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朝顔に釣瓶取られてもらい水

と、いう句があったが、今朝の畑のバケツでは厚さ2㎝に満たないが厚い氷が張っていて中に入れて置いた柄杓が氷を串刺しにしたまま抜けてきて、氷を割ろうと地面に打ち付けたら柄杓の根元が折れて壊れてしまった。

ここ二~三日冷たい風が吹き過ぎていることは知っていたが、ここまで冷え込んでいたとは知らなかった。

家の修繕で大工が入っており外に出られなかったため、畠にも行っていなかったが、正月も間近になって里芋と大根を配るため畠に行ってきた際に見つけた。

昨夜だけで出来たのか、二~三日かけて出来たのか知るすべもないが百円ショップの柄杓がこんなに弱いとは、、、、、、、

 

今日はクリスマスイブだそうだ。

年寄り老夫婦には何の関係もなく過ごしているが、日本海側の大雪はホワイトクリスマスなならぬホワイトクルシミマスの様相を呈しているようで、これも日本海に入っている暖流のせいだそうで温暖化と逆行しているような現象も、、、、、、

「それにしても、大気があんなに水を含めるなんて不思議なもんだ」と大工さんが言っていた。

 

 

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2022年12月22日 (木)

冬至

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昨夜来の雨は久しぶりだった。

午後になって日が当たりだしたが日差しはよわい。

山の畑のフエンㇲに絡みついたツルハナナスを通して冬至の日が差し込んできた。

明日からは米一粒づつ昼間時間が伸びるという。

一陽来復気分が違う。

 

新潟県内の豪雪がテレビで大きく報じられていた、さぞかし故郷も大雪かライブカメラの映像を見たが道路に雪は無いようで、、、、、、

 

 

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2022年12月21日 (水)

分からない

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サッカーワールド大会はアルゼンチンが優勝したことで幕を閉じた。

その凱旋パレードに何百万もの人々が熱狂しているさまが映し出されていた。

なんでこんなに熱狂するのか、その大会で決勝リーグに参加できた日本チームの応援にベンチまで行ったサポーターをはじめ、にわかサッカーフアンまであんなに熱狂する理由がおじいさんにはわからない。

ともあれ、四十三年前でも静岡ではこんな子までボール蹴りをしている姿を見ると、、、、、、、おじいいは時代に遅れているようだ。

 

今朝の新聞によると今年生まれる子供の数は80万人を切るようだと書いてあった。

戦争直後のベビーブームでは209万人だそうだからかなりの激減である。このままでは将来日本人はもしくは日本国が戦争などにかかわらず消滅するに違いない。

この現象は韓国や中国でも大なり小なり抱えている問題なのだが、世界人口はこの先まだ増えていき近い将来100億人に到達するというから驚きである。

この人口減少は将来子供が大きくなった時一人で二人以上の歳よりを支えていくことになり、もし戦争にでもなったら子供が軍人として出征することを年寄りが反対するのは確実である。

 

政府は、この対策として「子供を産み育てやすい生活環境づくり」の標語を掲げているが、こちらより先に国防予算を優先させている。

どんなに兵器を買っても、兵隊さんが動かない事態になるんじゃないだろうか、、、、。

 

 

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2022年12月20日 (火)

おしまい

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未練がましいというべきか、頑張っているとみるべきか桜の枝に茶色近くまで変身した葉っぱがぶら下がっていた。

桜の葉っぱというのは、秋口から散り始めるため赤く紅葉した葉っぱをも見ることが少ない。

そんな中、昨日までの冷たい風にも耐えて枝先にくっついているのは珍しい。

八十代 九十代と生き延び百歳を超えた老人を思わせる桜葉は、、、、健気である。、

 

連れはテレビの番組の中でかなり「警察24時」が好きで、この番組が番組表に書かれていると何はさておいても見ている。

その番組では、パトロール中に不審者を見つけ、職務尋問などで容疑者を逮捕するのであるが、テレビ番組で放送されるということは報道陣がその近くにいると言うことであり、そんなにたびたび遭遇しているのだろうかと思っていたが、正義の味方お巡りさんは、連れをいたく信頼している。

一方で、ドラマなど見ていると不審者が身内に居たり、上層部や政治家に及んだりすると警察上層部が捜査の中断をしたり、組織防衛とかで捜査を妨害するなどの映像がある。

ドラマでの組織防衛などはフイクションかと思わせるが、実際にはそうでもないらしい。

細かい事情は分からないが、留置場の中で裸にして100時間拘束された人が薬も与えられず亡くなったていたとか、留置場にいた被疑者が自殺した時間帯に見回りをしていなかったことを隠していたりとか、、、

2~3年前だったかやはり拘置所で放水して殺してし待ったというのが愛知県であった。

警察ではないが、入国管理署で出国待ちの外国人女性が訴えたにもかかわらず医者に見せることもなくころされてしまったなどなど、、、

”警察不祥事 24”という番組が出来てもいいのではないかとさえ思える。

テレビも、権力の側のお先棒を担ぐようになってはおしまいである。

 

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2022年12月19日 (月)

修復工事

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暮れに掛かってようやく台風被害の修復工事が始まった。玄関から台所に至るフローリングが水没により接着剤が剥がれていたのを張りなおす作業だが市の補助許可と大工の手当てができたため、来年になると言われていたのが急遽施工することになった。

住んでいるところを修理するというのは大工さんにとっても住民にとっても大変なことになる。

今日はトイレと風呂が使えない。明日の午後からは台所が使えない。

それどころか台所にある冷蔵庫やガスコンロ、洗い場シンクを片付けなければならないのだが、結構な力仕事を強いられそうである。

小物は先に移動するにしても、力仕事の疲労、、、、、ダメージはいかほどだろうか。

しかし、年内に何とか工事が済んで新しい床で迎えられると思うと楽しみでもある。

 

 

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2022年12月18日 (日)

木枯らし強く

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昨日今日と木枯らしが吹きすさび体感温度を下げている。

最近に無い寒さのように感じるのはまだ身体が寒さに慣れていないせいであろうか。

それでも、落ち葉が降りきった林間をカサコソと落ち葉を踏みしめて歩くと温かみが感じてくる。

この冬はどんな風に推移していくのだろうか、故郷は真っ白だそうだ。

 

ロシアのウクライナ侵攻、中国のいけたけだしい発言や行動を受けて充分な審議の上決定されなければならないはずの国防費が閣議決定という名のもと簡単に増額が決まってしまった。

その予算は、なんだかわからないのに四十三兆円だというが、閣議決定と言いながら異を唱える閣僚が何人もいるという異常事態である。

これでほくそ笑んでいるのは、武器を高額で売り付けられるアメリカと三菱などの軍需産業であることはたしかであり、さっそくこれに反対するものは非国民だという戦争中に言われた言葉が持ち出されている。

近年相対的に国民の生活水準が下がってきている折から、軍事費だけを上げるのはどうなんだろうぐらいの意見があって当然なのだが、、、、、

この調子でいくと、いずれ近いうちに政府に反対意見を言うのは非国民にされてしまうようだ。

 

 

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2022年12月15日 (木)

ダンディーなジョウビタキ

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鼠色の帽子をかぶり茶色地の着物の上に白い紋所入りの羽織すがた、ダンディーなジョウビタキがやってきた、

夏のあいだは高い山や北国にいて寒くなると雪の降らない地方にやってくるので、静岡当たりでは冬鳥の部類になってしまう。

山の畑からとってきたツルウメモドキに掴まって実を食べていたが、そんなもの山にはいっぱいあるのに、、、、なんて言ってみたが、人の家の方が美味いのだろうか。

同じ味でも、、、、、

 

床屋談義のもう一つの話し。

今回床屋に行って髪型をいつもと変えた。

「今までのオールバック気味の逆立ち髪を今の形のまま短くして、、、」

しばらく髪の手入れもしないでいたら髪の毛が言うことを聞かなくなっていつものように手のひらで書き上げても右側の七三部分が前に倒れて右から左に流すような形にしかならなくなった。

「歳をとると周りの言うことに気を配らなければならないので、髪の毛もそのようにするしかないかなって感じ」

「前は女房と意地を張り合って喧嘩ばかりしていたけれど最近は女房殿の言うとおりにすることにしたんで髪の毛も、ということさ」

「そうかね、うちじゃ反対で最近になって少しづつ反抗しているよ」

「それにしても女の人はどうしてあんな昔のことを覚えているんだろうな」「言い合いになるとあんときゃこうだった、ああ言ったなんていうけど、こっちにしてみるとそんなことあったっけ、と思っているうちに言い負かされてしまうんだもの」

 

そこへ床屋のかあさんが出てきて「まるで聞こえていたよ!!!」

「へへい、申し訳ありません」で幕引きを図ったが、、、、、首筋は冷え冷えと寒かった。

 

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2022年12月14日 (水)

激しい北風

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昨夜来から激しい北風が吹きつのった一日であった。

静岡の冬は西風が多いのだが、今日の風は確実に北風優勢であった。

そんな中自転車で床屋へ行く道すがらみた欅の木は褐色になった葉っぱをふるい落とすかのようにして枯葉をまき散らしていた。

遠望した富士山も雪煙を上げ表面の雪を吹き飛ばしているが、多分台風並みの猛烈な風が化粧を剥がしているんだろう、ということが分かる情景である。

北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで温かくなる、、、、なんて古い歌謡曲が頭をよぎる。

 

例によって床屋談義を一つ。

「さいきん岸田首相の言うことがおかしくなってきた」というので何をいまさらと思ったが「どこが?」って聞くと「防衛予算に地震の復興予算を回す」ってことさ、、、

「そうよなぁ~」「税金を上げないなんて言いながら本来目的から外れたお金で間に合わせようなんて根性が汚い、はっきり防衛予算という名目でお金を持って来いっていううんだ」

「おや、あんたは自民党が好きだったんではなかった、、、」「だから言っているんだ筋道を通せってね」

 

こんだけ自民党好きの人から文句が出るようじゃ支持率はまた下がってくるんではないだろうか。

 

 

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2022年12月12日 (月)

ようやく雪虫が

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朝の寒さを抜け陽だまりが暖かくなってくると葦の綿毛が漂ってきた。

風もほとんどないためゆらゆらと上下ただよっていた。

はじめは雪虫か雪花かと思ってみていたが、そのどちらでもなかった。

でも夕方になってようやく雪虫が登場し、初冬の趣が出る頃ふたたび大気は冷えてきた。

 

先日テレビを見ていたら普通トイレに行く回数は八回だと言っていた。

しかし、自分の場合そんな数ではないと思い記録してみたところ午前中だけで六回もトイレに行き、一日では十二~三回、いやもっと多いのかもしれない。

またビールではないが、むかしのように勢いも少なくキレも悪い 。

いわゆる頻尿っていうやつらしい。これは老化により膀胱が固くなっていたり、前立腺が大きくなってきたためだと言っていた。

前立腺肥大は何年も前から言われているのだが、まだ治療をするほどのこともないといわれていたし、かかりつけ医で毎月くらいに尿検査をしているが「きれいです」と言われて満足している。

ただテレビで言っていたのは、何か用事をする前などしたく無くても済ませておく習慣は止めた方がよい、少し我慢をすると頻尿の改善に役だつとのことであった。

とはいっても、自動車運転中に尿意を催して我慢するのいやだし、トイレが近くにない場所なんか探しまくるのもしゃくなのでしたく無くても、用心のためとなってしまう。

歳をとれば、長年使い続けてきた身体なのだから経年劣化は仕様がないが、、、、、、

 

またくしゃみや、重いものを持ち上げた際にちびるだんかいになっていないので、回数の多いのを改善すべくこれからの経過観察を続けていくことになるのかな、、、

 

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2022年12月10日 (土)

不作

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今年は山の畑のハッサクが不作、「昨年実をつけすぎたのが祟ったのかな」なんて言っていた。

「そのうち冬が来れば案外つけているものが分かるものだよ」という言葉に励まされていたのだが、最近になってようやく色づき始め存在感を現してきた。

しかし、最初の予想通り昨年の一割ほどしか付けていないのが確認された。

 

長野市の街中公園が一軒の苦情で廃止されることになったそうだ。

テレビではこれらのことが取り上げられていたが、反対意見がおおく、市議会などで一議員が声高に非難している様子が映し出されている。

市長もいろいろと経過を述べ廃止を進めるとしていたが、これからは関係あるなしにかかわらずこの公園廃止に至った家に対して嫌がらせが激しくなるものとおもわれる。

公園廃止は、先住の市民が閑静な環境が気に入って家を建てた後公園ができその閑静が損なわれたことによるもので、これらの苦情は全国あちこちで発生している。

公共のため我慢をするべきだというのが公園存続を希望する人の意見だが、嫌がらせをする人のほとんどは尻馬に乗っかって動く人がほとんどであろう。

ここに至るまで公園に防音装置を作るなど何とか妥協点はなかったものだろうか、「廃止します。反対者は一軒です」という発表の仕方に多数の暴力を助長させるに十分であり疑問を持った。

 

 

 

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2022年12月 8日 (木)

海ゆかば

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1,941年の今日は日本軍がアメリカの軍港があったパールハーバーに奇襲をかけて太平洋戦争を始めた日である。

それまでは、”ここはお国を何百里、、、”で亡くなった兵士を悼んでいたが、この日からは”海ゆかば水づくかばね 山ゆかば草生すかばね、、、”になって人の命の尊さは「生きて虜囚の辱め受けず」という戦陣訓の下兵士の命は無駄に失われてしまった。

父親をはじめ自分の周りでも何人もの人たちが”赤紙一枚”で戦場に駆り出され、父親とその兄は太平洋戦争前に帰還したが、父親の末弟と従兄が何処で命を落としたやらはっきりしない

テレビを見ていないので分からないがこの戦争に関する報道はNHKで山本五十六に関する番組があっただけで他は新聞を含めて何もなかったようである。

連合艦隊司令長官なんかどうでもよい、名もなく場所も分からず死んだ兵士、ソ連に抑留されて戦後に亡くなった兵士も何処に 何処でがわからない、、、。

ウクライナでは為政者の我儘で今もなお人の命が失われるのをゲーム感覚で見ている自分がいて、日本でも低賃金物価高で生活困窮者が増える中、それらを見捨てて国防費の予算だけが膨らんでいく、、、

 

 

 

 

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2022年12月 7日 (水)

おしまい

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真っ青に晴れ上がった空の下、少し化粧の剥げた富士山が「おいでおいで」と手招きをした。

本来なら昨夜の雨は雪になって真っ白になっていなくてはならないのだが、風が強かったのだろうか?。

今頃の富士山の気象はかなり激しいものがあるので、、、、、

到着した田貫湖はほとんどの木は葉を落としその枝は透かすかになっているのだがかろうじて一本だけ紅葉を残す木があった。

この標高で紅葉した葉が残っていたのはおどろきである。

 

この後しばらくして、富士山は幕を引き「今日はこれでおしまい」と

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2022年12月 6日 (火)

邪魔しないように

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庭の千草も虫の音も 絶えてさみしくなりにけり

そんな唱歌の文句が当てはまる季節になった。

朝夕の冷え込みで息絶えたかと思っていたが午後になって道端のバラスにアキアカネが羽根を休めているのが目に付いた。

稲刈りの時期にあれほど舞っていたトンボも今ではまず見なくなったのを見れば、このトンボと一緒に飛んでいたほかのトンボは絶えてしまったに違いない。

そのことをどう思っているのだろうか,逝き遅れたわが身を、、、、、、

風もなく小春日和の砂利は温められて少々は暖かいようでじっと動かずにいたので、邪魔をしないように避けて通った。

 

きのう歯医者に行った折のこと、治療椅子に腰かけるとまず一声が「今晩のサッカーを見ますか?」だったとっさのことだったのでおもわず「あんまり興味はないです。どうしたらあんなにはしゃげるのか不思議な気持ちでテレビを見ていますよ」って正直な気持ちを言うと、こりゃ駄目だと思ったのか話はそれで打ち切られ治療の話しになった。

静岡は四十数年前に来た時からサッカーの町で、子供たちがクラブを作りサッカーボールをボー蹴っていた、当時まだJリーグもないころでスポーツの主流は野球の時代であったのだが、、、、。

多分その医者もそのころボールを蹴っていたのだろう。

今日あたりは眠い目をこすって治療しているのではないかと思うと、昨日が治療の日でよかったなんておもっている、、、、、。

 

 

 

 

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2022年12月 5日 (月)

さざんか

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山茶花の真っ赤な花が咲き出して冬の入り口が開いた。

山茶花と椿はよく似ていてその区別は咲く時期が早いもの、花びらがばらばらにおちることぐらいしか、、、と思っていたがそれも怪しくなって境い目がつかないらしい。

子どものころの唱歌にあった”さざんか”という歌、今の子供たちには意味が分からないのではないだろうか。

今頃そこらで焚火などしたらさっそく通報されて消防自動車がわんさかと集まってくるため、焚火など見たこともない子供が多いはず。

余談だが、キャンプに行っても火を使い慣れていないので火起こし道具さえあるそうだから、、、

また、歌詞の中にある”しもやけお手手がもうかゆい”なんて言葉も死語だろう。

 

そういえば、子供のころ毎年歌っていた”蛍の光”は難解だった。

まず、”蛍の光 窓の雪”は中国の古典を知らなきゃわからない。

つぎの”文読む月日”を音節通りにすると、”ふみよ むつきひ”となりこれまた分からなかった。

その後も分からない歌詞があったが、一番最後に”うとうな~り”のところでクラスに成彬という子がいたので力を込めて歌った。

”うっとい な~り”とね。

”うっとい”がわからない?  それじゃしょうがないね。

 

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2022年12月 4日 (日)

たちまちである。

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ジョロウグモが巣に引っかかった枯葉を除こうとしているようだ。

巣は作ってから日数が立っているらしくかなり破れてぼろぼろの状況なので作り直した方がよいような気がするが我が家同様何とかこのまま使い続けたいのだろうか。

それにしてもまだ成熟していない雌のようだが後ろの方には早くも雄の小さなクモが虎視眈々と狙っているのには恐れ入った。

 

”スポーツの秋”というがFIFAのサッカーに続いて今日は福岡マラソンとテレビの前から何時間も離れられないでいる人が多いようだ。

それらとはレベルがぐっと下がって、昨日は静岡県の市 町対抗の駅伝があった。

例年山の畑の上り口で畑仲間と応援していたが今年は行くのをやめた。

先日来この仲間がかなり長期の入院していて、多分来られないのじゃないのかと想像したからである。

畠の上り口は駐車場もあったりして毎年常連の応援団がきており、チームが違っても毎年顔を合わせるためある程度顔見知りになっている人もいる。

しかし、畑仲間がいないとなると話は別だ。老兵がまた一人またひとりと減っていく寂しさは長生きするものにとって重くのしかかってくる。

きょうは、長野県に住んでいた連れの弟のため年賀状遠慮の葉書を印刷した。

わずか40枚、、、、、たちまちである。

 

 

 

 

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2022年12月 2日 (金)

蜜入り

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今から十年くらい前までは自分らが採るリンゴには当たり前のように蜜が入っていた。

果芯を中心に濡れたような変色部分は特にあまかった。

ところがここしばらくほとんど見られなくなったのはどうしたことだろうと思って聞いてみると、寒くなるのが遅くなってきたせいではないかとのこと。

そういえば、昨年まで今年より十日以上前に来てのだが何回か雪に降られたことがあって、リンゴ狩りに行くときはスタッドレスタイヤに履き替えていくことにしたのだが、二~三年前あたりから地元の人に笑われてしまうようになった。

 

今回行くのを遅らせたのは受け入れてくれている人の中にコロナを感染した人がいることにもあったが、事情を聴いてみると、咳が出て体温が37,5度になったので検査を受けてみたところ感染が判明したとのことだった。ところが翌日から熱も引き咳も出なくなったので一週間の自宅療養ということになったのだが、退屈でたまらないので、誰もいない時間に畑に出かけ、山へキノコ採りに出かけていたそうだ。

そうしたら、五日目過ぎたところで異常がなければ自宅療養が解除してもよいとのこと、、、、、

また、三重県に住む妹も罹患したという電話があったがこちらも、ごく軽い症状でインフルエンザの予防注射の翌日に軽い咳が出た程度だったが、五日後に訪れた民生委員の勧めで検査を受けたところやはり罹患していたことが判明、、、、

いずれも、がん系統の基礎疾患があったのだが予防注射を五回接種済みだったためかごく軽く済んでいる。

しかし、報道では累計死者数が五万人を超えていて、そのうち六割が最近の感染者だと報道されているのを見ると侮れないという感じがする。

静岡県では累計55万人の感染者が出ているのだが、この数字は七人に一人くらいの数字になり、いつ感染しても不思議ない数字であり、朝起きた時少しでも体調に違和感があると感染したのかと心配してしまう。

身体の中に蜜ならぬコロナが入るのはいつのことか、、、、、、

 

 

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