邪魔しないように
庭の千草も虫の音も 絶えてさみしくなりにけり
そんな唱歌の文句が当てはまる季節になった。
朝夕の冷え込みで息絶えたかと思っていたが午後になって道端のバラスにアキアカネが羽根を休めているのが目に付いた。
稲刈りの時期にあれほど舞っていたトンボも今ではまず見なくなったのを見れば、このトンボと一緒に飛んでいたほかのトンボは絶えてしまったに違いない。
そのことをどう思っているのだろうか,逝き遅れたわが身を、、、、、、
風もなく小春日和の砂利は温められて少々は暖かいようでじっと動かずにいたので、邪魔をしないように避けて通った。
きのう歯医者に行った折のこと、治療椅子に腰かけるとまず一声が「今晩のサッカーを見ますか?」だったとっさのことだったのでおもわず「あんまり興味はないです。どうしたらあんなにはしゃげるのか不思議な気持ちでテレビを見ていますよ」って正直な気持ちを言うと、こりゃ駄目だと思ったのか話はそれで打ち切られ治療の話しになった。
静岡は四十数年前に来た時からサッカーの町で、子供たちがクラブを作りサッカーボールをボー蹴っていた、当時まだJリーグもないころでスポーツの主流は野球の時代であったのだが、、、、。
多分その医者もそのころボールを蹴っていたのだろう。
今日あたりは眠い目をこすって治療しているのではないかと思うと、昨日が治療の日でよかったなんておもっている、、、、、。
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