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2023年4月30日 (日)

アケビの花

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雨に打たれて水滴をまといつかせていたアケビの花。

あちこちの藪陰に鈴なりに淡い紫色の花をぶら下げているが、このうちいくつが実となって人や小鳥の食べ物になるのだろうか。

アケビは漢字で書くと木通と書くのだが、実の付きようが悪い花である。

 

今日で四月が終わる。

”光陰矢の如し”と言われるが、最近では加速度的に早くなっている気がする。

まるで、あの世行きの超特急に乗っている感じ、、、。

西部劇時代の列車は、走行中でも飛び降りることができのだが、最近の列車はそれができない。

この先の下車駅に到着する時刻表は無いのもつらい。

明日か明後日か    何年も先か

 

 

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2023年4月29日 (土)

萌えいづる季節

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今日 四月二十九日は天皇誕生日だったが後に”みどりの日”に改称され今は”昭和の日”と言うそうだ。

山の畑周りでは、いまやわらかい新芽が木々の枝先から萌え出でて空気までもが一段と違うのが感じらる季節となり、改めて日本の四季の美しさに酔いしれている。        (きざだなあ~)

四月二十九日。もともと祝日というには影が薄かったのは若いころ働いていた鉱山では労働組合の要望で五月一日のメーデーを代休にするため、この日は出勤していたことと退職して静岡に来てからもこの日を休んだことがなかったせいかもしれない。

 

”昭和は輝いていた”という歌を中心にした番組があるが、この番組でいわれるのは戦後の昭和のことがほとんどで、敗戦までの二十年間は無視されている。

もっとも、この二十年間を知る人は現在九十歳以上になっており、八十四歳も自分でもかすかにしか記憶がないのでしようがないのかもしれないが、大正ロマンが終わったと暗い時代に入っていた。

 

”モノ言えば唇さ寒みし、、、” は、いまの中国や北朝鮮そしてロシアなどと同様の時代であったことは知ればけっして昭和は輝いてばかりいなかったことを知っておく必要がある。

 

 

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2023年4月28日 (金)

花橘も

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駿河路は 花橘も 茶のにほい    ばせう

 

柑橘類の香りは爽やかさの代表として化粧品のほか多方面で好まれているがその香りを上回る茶の香りで駿河路はみちている。、、、、そうだ。

昨年はその前年が豊作だったのか、それとも気候が悪かったのかミカン類の実のつけようが極端に悪かった。

そして、今年は木が真っ白になるほどの花が咲きちょっとこれからの作業が思いやられる状況のようである。

長野でリンゴを生産している友達が言うには「剪定と摘果は他人に任せた方がよい」と言われているといった。

生産者は非情の心をその木に対して持ちすぎているため、どうしても余計な枝を切りきれなかったり、摘果も遠慮した結果、粒の小さいものしかできないような状況になってしまうからと、、、、

行政改革や経営方針の変更の際にもこれとよく似た現象が起こり、中途半端で終わることがあるがこちらの選定や摘果は犠牲になるのが人間だということになる。

 

 

 

 

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2023年4月27日 (木)

花から花へ

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サツキの花にやってきたアゲハ蝶、どれだけ飲んでも飲み足りない様子で花から花へと飛び移るさまは、わかりしころの飲み屋を梯子して歩いた自分らに似ている、と、、、、

 

そのむかしロボットという人間に代わる機械に”ロボット三原則”と言うものが作られ、ロボットは①人間に危害を与えてはいけない ②人間の命令には服従しなけばならない ③ ①②に反しない限り自己防衛しなければならない。というものだったと記憶している。

その当時から、人間が機械に取って代わられるという危機感みたいなもの持っていたと思われる。

そしていま、社会にとってコンピューターつきの機械は社会に充満し人間の居場所が狭くなって、それを使えるものと使えないものの差が貧富の差にまで大きく影響している。

 

ウクライナにロシアが侵攻して以来、自分らの耳にはウクライナ側に有利な情報しか入ってこないが実際のところはどうなっているのか、どれがフェイクニュースなのか映像画面が氾濫しているのに分からない。

そして、連日のようにドローンや精密兵器でピンポイントで殺される兵士はロボットに殺されているとしか言いようがないように見える。

今朝のテレビでも、チャットGPTなるものが話題になっていたが、聞かれた言葉にこの機能を持ったコンピューターはコンピューター上の断片をつなぎ合わせて即座に回答してくれるそうだが、その答えは人間に考える力をなくすなどの弊害のほかに詐欺やニセ情報で世論を誘導したりサイバー攻撃に使われたする可能性が指摘されているという。

いま各国では、チャットGTPに対する規制などを検討しているそうだが、一度ここに足を踏み入れた以上止めるわけにはいかないそうだ。

もし止めれば、おきて破りの国の独占になり世界を独占事業になってしまうからだという。

 

ロシアによる核の使用でいま世界の終わりはあと一分を切っているそうだが、ロボットを含むコンピューター技術で世界の終わり加速するのではなかろうか。

 花から花えと移るのは無害だが、次から次へと杞憂はつづく、、、、、

 

 

 

 

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2023年4月26日 (水)

ヒメヒオウギ

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久しぶりに雨降りの一日になった。

全体の雨量はそんなに多くなかったものの気温の低かったことが余計に多く感じさせたのかもしれない。

ここしばらく畑仕事が続いたので疲れ休みを兼ねてじっと過ごすつもりだったが、昨年の台風被害以来の後片付けが残っていたので整理を始めたが、なんだかんだで片づけ切らず、中途半端で一日が終わった。

 

雨粒を乗せた庭のヒメヒオウギの赤さが妙に目立っていた。

 

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2023年4月25日 (火)

ハルジオン

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いあま、朝ドラの主人公になっている牧野富太郎博士は「雑草という植物はありません」といったそうだが名前を知っていても繁殖力が強く抜いても抜いても生えてくる草を雑草とひと片づけにしてしまいたい時がある。

その中に、このハルジオンがある。漢字で書くと春紫苑という優雅な字があてがわれているのだがなかなかどうして、、、、、

可憐な花と茎は柔らかくとでもそんなにしぶとい草には見えないが、根が少しでも残ればそれをもとにして再び草となって地表に草となって出てくる。

元プロ野球の選手に雑草を標榜していた人がいたが、根性だけは見習いたいものであった。

 

自殺の際などに使われた睡眠剤に代わって今は睡眠導入剤というものがつかわれているそうだが、この中にハルシオンという名があるそうだ。

よく似た名前だが関連性があるのだろうか。

寝つきが良い方なのでこの薬の厄介になったことはないのだが、この薬の効果は、、、、使っても使ってもということでなければよいのだが、、、、、、

 

 

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2023年4月21日 (金)

鍋蓋

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佐久平から見た蓼科山を鍋蓋山というと聞いた。

なるほどうまく名付けたものだと感じたのはいつの頃だったか。

山頂の標高は2,531mだそうだが2,350m付近から上はコニーデ式火山の特徴である巨岩が積み重なった火山噴出物で覆われ樹木がないため、遠目にはそこから上だけが白くみえ、なだらかな山容が鍋蓋だとすると山頂の白い部分はつまみに見えてしまう。

この山にはルートを変えて北側からと南側から二度上ったことがあるが地元の子供たちは遠足を兼ねて一度は登ったものだそうだがいまだもそうなんだろうか。

 

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2023年4月20日 (木)

池の鯉

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昨年亡くなった義弟の菩提寺の庭の池、水がぬるんだため鯉の活動も活発になったようで舞い散った桜の花筏のあいだを悠々と泳ぎまわっていた。

まさに童謡の世界をあらわしているようだ。

 

出てこい 出てこい 池の鯉

 

今日は穀雨。 「春雨降りて 百穀生化すればなり」という。

田植えの準備、籾を撒いて発芽を促すなど温暖化の影響か例年より早い季節の移り変わりにあわせて、いつもの年より早めに推移していく。

 

 

 

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2023年4月19日 (水)

新幹線

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連れの同級会がこれでおしまいになるというので長野まで付き添っていくことにし、東海道新幹線は二十年以上になり、長野新幹線は初めての乗車した。

進歩の激しい時代にあって二十年ぶりというのは訳が分からなくなってしまうということになり、身体障碍者は切符売り場で買わなくてならないし、改札の時どれとどれを入れたらよいのか試行錯誤と言った状態で通過した。

行きの経験をもとに、帰りも同じことの繰り返しと思ったらバーが開かなくて、「駅員にどうして?」って聞かなくてはならない。

Time is monyということばがあるけれどmonyをhealthに置き換えられるのかな思ったもののその効果はいずれわかること、、、、

 

むかしのように身延線と小海線で出かければよかったのかもしれないが五から六時間かかるのでいくら急ぐたびではないにしろ疲れると思い新幹線の利用で行くことにしたが時間的には半分の時間で行くことができたものの人混みと新しい駅舎の移動と楽しみの済んだ後の脱力感などで連れはかなり疲れた様子。

付き添う自分も片手で連れのトランク、自分の荷物はリックに入れての二人分の荷物で、、、、、

 

これで、これからの信州行はよほどの覚悟が必要そうだ。

 

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2023年4月16日 (日)

コケ

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苔のことは知らないので間違っているのかもしれないが、図鑑との照らし合わせでスナゴケが一番良く似ていると思う。

家の前のコンクリート壁に沿って生えているのだが、根元が赤くなっているのが珍しくて不精に見えてもそのままにしておくことにした。

いずれ誰かがこそげ落としてしまうのだろうがそれまで黙って見ておこうと思う。

 

余談になるが、飛騨でが「コケ採り場は子供にも教えない」という言葉があるが、この場合のコケは一般にはキノコのことをいう。

どうして、コケというのか知らないが、マイタケをはじめ松茸やシメジ、ナメコなどの美味しいコケは後ろから人がつけてこないように回り道をしていくことになっており、急死したりすると誰にもお知られずに捨て置かれるうえ、毎年おすそ分けを受けてきた人たちから「もったいないことをした」と通夜の席でひそひそ話しのネタになることもあった。

 

 

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2023年4月14日 (金)

タケノコ征伐

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青々とした空のもと若葉で山が微笑みだした。

そんな季節に逆行するかのように孟宗竹の山は黄色くなり葉が落ちている。 

”竹秋” である。

竹はその成長の速さと繁殖力の強さによって瞬く間に他の植物を圧倒し全山竹やぶに変えてしまう。

山の利用価値と地主の高齢化もあって管理する人もなく、周辺部に勢力を伸ばしていく。

そんな中少しでも食い止めようと今日はタケノコ征伐に行って大小合わせて十数本を掘り起こし近所に配ったが、どこの家も飽和状態のようであまり歓迎されなかった。

 

 

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2023年4月13日 (木)

オオカミ少年

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黄砂黄砂と脅かしていたが今朝がたの月は昨日よりもすっきりと空に輝いていた。

八時少し前になってテレビは突然ジエアラート画面になったアナウンサー曰く「北海道に北朝鮮から発射されたミサイルが落下したものと思われるので頑丈な建物など安全な場所に避難してください」と、、、

おかしなこと言うもんだと思った、ミサイルが落下してから避難しても仕様がないじゃ、、、と

しばらくしてまだ落下していないとか、北海道を飛び越えたとか、どこに落ちるか分からないとか、、、言いながらジェーアラートは政府が落下地点を確認しないと消えないと言って画面はストップモーションのまま。

あまり長い時間そのままなので、ヤッキリ静岡方言)して裏の畠に行くことにした。

 

結局黄砂は薄いもので50キロほど離れた富士山は見えたし、ミサイルも日本海に落下していたとか、、

何度も言うがあまりことを大げさに言うと、オオカミ少年の逸話ではないが人は信用しなくなるものだ。

そしていつも思うことだが、防衛費に大きな予算をつけてイージス艦などを買っているのだから、迎撃して破壊できないのだろうか、それとも迎撃して失敗することを恐れているからか。

ミサイルを破壊した場合「なんか問題がありますか?」相手が公海に予告もしないで打ち込むミサイルに被害が出るまで反応できないのは、、、ただ「遺憾の意を表明」したって屁の河童のはずなのだから

 

 

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2023年4月12日 (水)

御衣黄

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御衣黄という名の桜は桜の中でも変わった種類の花を咲かせる。

幾分緑色がかったその花びらはなんとも怪しい色合いだが、萌黄色だとひとはいう。

この花の色が、遠いむかしの貴族と言われる人々が好んだことから貴族の着物、すなわち御衣という名前の由来だという。

先日のテレビで中国の歴代皇帝しか黄色い衣服は着ることができなかったというが、色にはその国の特殊事情があるようだ。

 

昨日からテレビは中国から飛んでくる黄砂の報道が沢山あった。

ゴビ砂漠あたりで強風に巻き上げられた砂塵が津波のように東に向かって走り、荒いものから順次おとし、日本に到達するころは花粉より小さな粒になって健康被害を及ぼすかもしれないという。

黄土台地、黄河、黄海の黄色はまさにこれに由来するのだろう、そして、皇帝も黄色の衣装というのは偶然なのか、、、、、

 

黄砂で煙る北京の写真を見ていたら「俺なんかこれくらいの場所で十数年仕事をしていたんだなあ」という感慨にふけってしまった。

鉱山で削岩機を使い穴を掘り、火薬を詰めて発破をかけガスや粉じんが収まったころを見計らって発破で起こした土砂を取り片づけたものだが、能率給を少しでも得るために十分な時間を取ることもなく粉じんの舞う現場に入り粉じんを巻き上げて土砂の始末をした。

もちろん防塵マスクをかけていたが、初期のころはそれをはめるのが苦痛だったし、海綿の粉じん除けでは今考えてみれば大した効果もなかったとおもう。

おかげで、定年後会った同級生のほとんどが珪肺(塵肺)の認定を受けていた。

 

黄砂を危険視する報道もある中で、この程度で塵肺になる可能性に言及したものはなかった。

    

      はてさて、御衣黄が何でこんなところに飛び火したのかな

 

 

 

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2023年4月11日 (火)

実の一つ

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安倍川筋はいま山吹の花で道端が黄色くなっている。

”実の一つだに なきぞ悲しき”と言われた山吹は確かに実が極端に少ない、というかまづないといってよいほどである。

それでもこれだけ繁殖しているのは、実が飛び散ったというべきではないだろうか。

ひとっころの効率重視に社会とは相いれないものがありそうだ。

 

ゴルフはしたことがないのでよくわからないがテレビで何度か見ているうちに変なことに気づいた。

打ち出しからいよいよグリーンに上がるまでの飛距離はヤードでいっているのに最後はメートルで距離をしめしている。

日本が尺貫法から世界標準のメートル法に移行したのはいまから百余年前である。

しかるにいまだにヤードポンドでもの測っているのはイギリスとアメリカだけらしい。

その時からの歴史からヤードでゲームを続けているのかと思っていたら、どうもヤードで飛距離を言うのは世界ではイギリスとアメリカと日本だけぐらいだそうだ。

日本は尺貫法から世界標準変更したのになぜアメリカイギリスはヤードポンドを捨てきれないのだろうか、大国意識が邪魔した結果なのだろうか。

以前に人工衛星のドッキングでこの単位の違いが難題だと聞いたことがある。

ボルトに刻まれたインチネジとミリネジ同じ太さでも二種類のネジは機械修理の時悩まされたものだった。

 

今日はメートル法公布記念日とあった。

 

 

 

 

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2023年4月 9日 (日)

ユズリハ

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目立たない花しか咲かせないユズリハが人々に好まれて庭に植えられるのは、その語源ともなった若芽が十分に育ってから前年までの葉が落葉することにあるそうで、代々家が受け継がれていくのを希望してのことである。

最近では結婚しても親との同居を好まない子供も多くご同輩に聞いても自分一代でこの家に住む人は無いだろうという声が多い。

今までのように家というものの考え方が変わってきている。

となると、ユズリハの木も町中から消えていくことになりそうだ。

 

今日は統一選挙の前半戦とかで、静岡市では市長と県会議員の投票日であったが、開票時間になって一分くらいしてテレビは当選確実をうちだした。

立候補者が三人だったが出口調査などで大きな差が出ていたのだろう。

ともあれ、次代の指導者が決まり、現市長や県会議員のユズリハは受け継がれることになった。

それとは別に、今回は自分が投票したい人が何処にもいなかったため何十年かぶりに投票所に行くのをやめた。

これで、市政や県議会に対して文句の言える資格をなくしたわけだが、、、、、、そのくらい魅力がない人ばっかりだったことは否めない。

 

 

 

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2023年4月 8日 (土)

花散る

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昨日、久しぶりに降った強い雨風は花散らしの一日だったようで水たまりとなった道路には花筏なんて風流な言葉を上回る花びらで充満していた。

しかし、淡いピンクの花びらはどれもそれほど傷んではおらず、百花繚乱でもないけれど今日一日を優しく包んでくれているようだ。

 

今日は”灌仏会”釈迦は誕生したすぐ後に”天上天下唯我独尊”と言われたとか、、、、

欧米のキリスト教やイスラム教の一神教的な攻撃性の強い宗教に比べて、比較的優しい宗教と言われる仏教でもやはり自己主張はしないといけないらしい。

ともあれ、日本ではこの日が釈迦の誕生日として祝っているのだが、、、、、、

とにかく宗教を理由とした紛争は早くなくならないものだろうか、人の心を救うはずの宗教が人を殺してはいけない。

 

 

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2023年4月 5日 (水)

清明

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今日は”清明” 清浄明潔を縮めて作った言葉だそうで、花が咲き 蝶が舞い 空青く澄みわたり 爽やかな風が吹くという季節だという。

たしかにその通りの日和となった。

 

先日孟宗竹のタケノコを知り合いからいただいたので、そろそろ自分らのところも出始めているのではないかと山に行ってみた。

例年だと日当たりのあまりよくないタケノコ採り場なので様子見のつもりで二か所をめぐってみたが、その両方で十個ほど採取することができた。

さっそく、一番小さいのを七輪の上に乗せ焼いて食べたが早く食べ過ぎたせいか生煮えで少々難があったので再び七輪で皮が焦げ 先端からジュウジュウと湯気が出るまで焼いて食した。

 

今年の初物ではなかったが、寿命がまたしばらく延びたようだ。

 

 

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2023年4月 4日 (火)

家康像

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駿府城公園のほぼ中央に立つ徳川家康像。

恰幅の良い武士が鷹を右手に乗せて立っている姿は、鷹狩が好きだった史実と合わせて採用されたものである。

徳川家康についてはいろんな史実があるうえ戦国最後の覇者としていろいろな方向から研究されてきているようだが、今回大河ドラマ化された内容は英雄視されてきた従来の偉人伝とは違った角度から見た家康像であろう。

同じ人物像であるが、政権奪取の手際から以前はずるがしこい人物像が主であったが、「逃げろや家康」とか「影武者家康」などの小説を読んでいたせいか、静岡まつりの家康役をいろんなタレントが演じてきた中で加藤茶が一番イメージに合っているような気がしてきて来ている。

本物の家康は銅像のようなどっしりとした人でなく小柄でちょこまかと気を遣う臆病な人というのが自分の家康像である。

 

今朝の新聞を見て笑ってしまった、国交省の元次官が天下りした空港施設の副社長を社長にするように求めめ拒否されたのだが「国交省から見れば協力の証しだ」「バックにいる人たちがどう思うか」とも述べ副社長に押し込み、さらに社長にするよう権限をちらつかせて圧力をかけたそうだ。

この言い方が本当だとしたら、「俺の後ろに暴力団がついている」とチンピラが脅かす手口と同じことをしたことになる。

難関のキャリア試験に合格し、国交省時間にまで上がった人のやることなのだろうか。

キャリヤーになった途端順風万帆、周りからちやほやされ煽てられた人はこんな風になってしまうというサンプルの見本ではなかろうか。

こんな人たちが、日本の政治を動かしていると思うと、、、、、、、ぞっとするのだが。

 

 

 

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2023年4月 2日 (日)

駆け上る

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桜前線がいま山を駆け上って標高五百メートル付近まで開花しているようだ。

もっとも、里で咲いているソメイヨシノではなく、自生のヤマザクラなのだが、、、

 

最近夕刊を配した新聞社が多くなって発行している新聞社は無いに等しくなったようだ。

静岡でもご当地の静岡新聞が四月から廃止ということになって、明日から戸惑うことになりそうだ。

廃刊の原因は若者の夕刊離れが激しくて採算が取れないことが原因のようだが、新聞代は夕刊が無くても同じ料金を取るそうだから購読者にとっては値上げである。

そして、ある新聞社では夕刊がなくなったことにより社員に余剰ができるそうだし、新聞配達の人はどうなるのだろうか、、、、

とにかく、新聞社の都合で廃刊ということになれば、今後購読者が減っていくのではないかと思うのだが、、、そうなると新聞社自体の経営が更に苦しくなりそうだが、、、、、これは素人考え

 

 

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2023年4月 1日 (土)

四月馬鹿の公約

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上空の雲一つない晴れ上がった空から太陽がさんさんと降り注ぎ気温が急上昇している様子が見て取れる。

昨日から静岡まつりということで市街地中心は人混みだらけとは予想していたが、行きのバスで思い知らされた。

北街道は文化会館前で下車し駿府城の外堀から内堀へと向かったのだが、、、、、予想以上の人混みについついはづれてしまう自分がいた。

ともかく桜の木の下はビニールシートが敷き詰められ人で人で足の踏み場もないような状態になっている。

「花見より人見だね」と言いながら内堀沿いの土手へ逃げて歩く。

桜はちりはじめていて、例年より花影が薄く感じたのは気のせいだったのだろうか。

心臓の具合が少々悪いという連れを無理せずに歩かせながら駿府城を横断しただけで帰路に就く。

 

今日四月一日は”四月馬鹿”といい嘘をついてもよい日と言われるが、同じ嘘でもウイットを含まなければよくないそうで、そんな上手な嘘は出来ないとおもっていたら、来週の投票に向けて県会議員選挙の候補者がスピーカーのボリュウム一杯にあげてがなりたてながら通り過ぎた。

その公約たるや、、、、、最大の四月馬鹿であろう。

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