異次元
”屋根より高い鯉のぼり”って歌があったが、今ではその歌の通りの鯉のぼりは少なくなった。
少子化ばかりでなく鯉のぼりを立てるほどの敷地を持つ家がすくなって、ベランダの隅から隣近所に迷惑のかからない小さなものが主流のようだ。
で、使われなくなった鯉のぼりは河川敷や公園に張ったワイヤーにつるされて目刺のようにぶら下げられて味気のない末路を迎えさせられている。
異次元の子供政策をうたった岸田首相だが、予算がどれだけなのかから始まって、どんな事をしようとしているかさえまだわからない。
日銀が黒田前総裁になって示した異次元の金融緩和も不発に終わって、十年たってみれば失われた三十年を継続したに過ぎないことを思えば、異次元と何ぞやということになる。
人口予測は、老人が死んでいくことによって回復することが無理と言っている。
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