木の股で
ほとんどの植物は、自分が成長する場所を選ぶ権限がない。
種が落ちた場所で発芽し、環境が整えば成長し子孫を残せるのだが写真のように大木の股に落ちた種はかろうじて発芽し一年ほど環境とたたかいながら20センチほど伸びたものの、多分水分が足りなかったようで赤茶かく枯れてしまった。
でも精いっぱい頑張った証のようで、枯れた幼木を見ながらある種の感動さえ覚えた。
G7サミットが広島で行われる。
岸田総理は、原爆資料館などをみてもらおうと開催地をここに決めたそうだが、その裏でこのあたりが自分の選挙区になっているところから、「故郷に錦を飾る」という意味合いの大きいことが透けて見える。
それかあらぬか、SPや秘書の先頭にたって肩で風を切らんばかりの勢いで歩き回っている映像がテレビで流れている。
国際的にはLGBT法案では周回遅れと言われ、難民法や核兵器反対をいいながらアメリカの傘の下にしがみついている様子は負け犬の遠吠えにも似ている。
それなのに、肩をゆすって歩く姿から平家物語の一説が頭をよぎった、祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり、、、、盛者必衰の理を現す 奢れるものも久しからず、、、と
安倍元総理には”猛き者もついには滅びぬ” 50年と言わず30年後には忘れ去られること請け合いである。
| 固定リンク
コメント