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2023年5月 7日 (日)

自分はどうなるのかな?

2305055

予報通り終日の雨となったがしとしとと降る雨は予報を大きく外れた。

ともあれ、短時間集中豪雨にはトラウマがある身にとってはよいことである。

庭のあちこちに株分けで増えているセッコクの花には久しぶりのお湿りで一層の彩を増しているかのようである。

それにつけても、能登半島の地震被害者には踏んだり蹴ったりの雨で天はもう少し配慮というものがあってしかるべきだと言いたい。

 

昨日久しぶりに山の畑仲間の友人の家に行ってみた。

もう一年ほど前に「病院に入っているけど二~三日したら退院する」と少し認知症のある奥さんから聞いて以来いつ行っても同じ返事だったので心配はしていた。

その後何回か行ってみたが会うことができず、十一月には奥さんまでいなくなっていた。

そこで、ダメ元と思いながら尋ねたところ、以外にも中から応答の声が聞こえ、「中に入ってくれ」というのでソファに横に並んで話をした。

カーテンを半ば引き薄暗い室内には彼一人がいて、奥さんといつもよく吠える犬いないので不思議に思い「奥さんはどうした?」と聞いたところちょっと外出しているという。

ほかに話しをしていても変なところがないので、「スーパーに連れをまたしているので近いうちに改めて来るよ」と言い残し外に出た。

外に出て十歩と歩かないうちに後ろから始めてみる女性から「どなたでしょうか?」と呼び止められた。

名前を名乗ったら「いつも果物や野菜を持ってきてくれた人ですね」といい、つづいて「父は先日まで施設に入っていたのですが、この後すぐに別な施設に入ることになっています」という。

「何処の施設?」と聞くがはっきりしたことを言わなかったので、、、、、

さらに加えて「母は二月に亡くなりました」と言われ唖然とした。

さっき会ったときに奥さんの現状を彼は認識していなかったことになるようだが、表面的には彼が認知症だとは気づかせない応答をしていたことになる。

どうもあれが今生の別れということになりそうだと思うと、、、、

 

いくら元気そうな自分でもいつあの世に行くか分からない年頃だが、最近周りが騒がしくなってきた。

故郷の従兄は九十六歳、認知症で昨年あったときには自分のことはもとより同居しているものの判別は難しいらしい。

姉の連れ合いはもう少しで九十歳 三年前から認知症が進み自分の女房さえ分からなくなっているとのこと。

いずれも自宅にいるが世話をするまわりの人の苦労がしのばれ気晴らしにと甘夏を送るくらいのことしかできない。

有難いことには両人とも性格が穏やかな認知症で、暴力や妄想 徘徊がないことであろう。

   

       しかし、自分はどうなるのかな??????

 

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コメント

岡崎在住さま
この歳になると、周りがバタバタと行ってしまうようになってなんだか取り残された感じがするんよ。
私の母親がやはり同じことを言っていたのを思い出している。
いまのところ血圧が高いのと肝機能が少し悪くなっている程度で外見は背中が曲がり気味という程度なんだけど、周りを見渡すといつ自分の番が来るのかと、、、

ただいまの所あの世に行くのはそんなに怖くないのですが、、、

投稿: オラケタル | 2023年5月12日 (金) 20時42分

元を取らんと

投稿: 岡崎在住 | 2023年5月 8日 (月) 18時52分

「ボケたもん勝ち」かもしれんねぇ😅 昔の「姥捨て山」の時代ではないので、「介護保険」でお手伝いを頼む時代ですかね~。しかしまぁ 「国民健康保険」「介護保険」のたかいこと

投稿: 岡崎在住 | 2023年5月 8日 (月) 18時50分

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