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2023年6月30日 (金)

夏越しの祓

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今日六月の晦日日は”夏越しの祓”である。

小雨が降り出したなか合羽を用意して自転車で浅間神社に向かったのは、駐車場が一杯であろうという予測の元だったが、予想は当たってしまい満杯で入れない自動車は路上で順番待ちをしていた。

夏越しの祓、年末に行われる大祓いと対象に半年の穢れや災悪から逃れるため行われているのだが、ここ数年どちらも行っていなかった。

そのため、今年はどうにかしてと前から思っていたので、小雨の降りだした蒸し暑い中向かったのだが、幸いというか強引というか合羽を着ないで3kmほどはなれた神社に十五分ほどかけて、、、

行ってみると、神職が渡り終えたところでその後について歩く人もほとんど渡り終えてしまったところだったが、茅の輪を八の字にくぐり紅白の人型(ヒトガタ)に無事穢れを移すことができた。

というのも着いたころから風と雨が激しくなり人形が風にあおられて背の低い人にはかなりむつかしかったようだから、、、、、

 

”困った時の神頼み”普段は敬神の心も薄い人間だが、気は心とばかり手を合わせることで望みを託す。

 

 

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2023年6月29日 (木)

一朝の夢

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明け方から降り出した雨も午前中に青空が見えると思ったら見る見る間に気温が上がった。

「今日、静岡市が日本一だったそうよ」といわれ、「努力した結果ならうれしいことだけんどなあ~、、、」

気象台の発表で35度越えの猛暑日だけど、実際はそれ以上だったことと思う。

そんな日照りをものともせずムクゲが咲き出した、というか、暑くなったから咲き出したのが本当かもしれない。

ただ、この花も葉っぱの陰に隠れるようにして咲いていたが一瞬ライトを浴びたように葉っぱの隙間に日が当たった。

ムクゲは漢字で書くと木槿と書くそうだから、紅色から白いものまで沢山ある中で、原種は紫だったのだろう。

”木槿一朝の夢”と聞いたことがあるが花の艶やかさも一日で萎れることから美人薄命を想像させる。

 

ロシアで起きたプリゴジンの乱が毎日のようにテレビの話題になっている。

戦国時代、明智光秀の三日天下を上回り、目的を途中回避した理由は何だったのだろうか。

反乱に失敗した明智光秀は殺されたが、プリゴジンは一応逃げきった????

 

一朝の夢は何だったのか、人間いつかは死ぬものだが、、、、、

 

 

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2023年6月27日 (火)

涼し気に

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ギボウシの花が草陰で涼し気に咲いている。

そう見えたのはハッサクの枝にまつわりつくお茶とそれにまといつく蔦を切り払っていた時見えたせいなのか?

曇り空で三十度にはみたないのに湿気ばかりが強く少し動いただけで汗まみれになる陽気、、、

これだから、東海地方の今どきから夏に向かっての気候は嫌になる。

帰ってから昨夜の残り湯に浸かり汗を流して昼寝の日課に入った。

夕方になってテレビで静岡県内で八人もの人が熱射病の疑いで緊急搬送されたと知った、しかもそのうちのひとりが心肺停止だという。

自分も静岡に来てから何度か熱射病の前期症状を経験したが、仕事をやめて休憩に入ったときやっと気が付くありさまで、仕事中は全然感じないでいるものだった。

それだけに、今回の心肺停止状態の人は農作業の後駐車場で倒れていたそうだから、、、、

 

とにかく、高齢者は部屋にいてもかかるそうだから、、、連れには今晩から軽くでいいからエアコンを使用するように伝えておいた。

 

 

 

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2023年6月26日 (月)

縁あってのこと

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先日まで点々と赤い花をつけていたザクロの花、気が付けばほとんど落花してこれ一つが残っていた。

まさに中国の詩人王安石が作った詠柘榴の”万緑叢中紅一点”をそのまま表している。

緑と赤は反対色で一番目立つ色合いだというが梅雨の中わずかな晴れ間を通して差し込む光はますます鮮やかにしてくれる。

 

久しぶりに古い歌手を見た。

若いころは三人娘と言われ三人の中では一番美人だったが、見る影もなく横に歌っている人の名前がなければ分からないくらい変貌していた。

同級生でもそうだが、美しいまま年をとる人はすくない。特に美人だった人は、、、、

一方でそれなりの人はあまり変わらず、品がよくなっていたりするとこの人は幸せだったんだな~などと根拠がないのに思ったりする。

 

最近になって思うのは、あの人と一緒になっていたら今ごろどんな人生を歩んできたのかな~なんて仮想をしてしまうことである。

こんな自分でもいくつかの出会いがあり、あわやということもあった。

人生いろいろというが、女性ばかりでなく男だって連れ合いの性格や親類などで紆余曲折してしまう。

静岡に来たのもそんな縁があってのことだし、長野へ毎年兄弟夫婦そろってリンゴ狩りやジャガイモ上などに行ったのも縁あってのことだから、、、、、、、

 

 

 

 

 

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2023年6月25日 (日)

ナスの花

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「親の言葉となすびの花は千にひとつの無駄はない」濃い紫の花を下向きにつけて実をつける準備をしている。

沖縄の民謡は日本の民謡と違って親や老人などに対して敬い、道徳観などを歌に織り込んでいるものがいくつかある。

そのひとつに”ていんさぐぬ花”と言う歌があるが、その中で「親のぬゆしぐとうや 肝にしみる」(親の言うことは身に染みる)と歌っている。

自分の場合、六十四歳で亡くなった父親とは反抗期のさなかで別れたが、その中で覚えているというか肝に染みた言葉がいくつかあるが。

その一つに「口は食べるためにあるんじゃない、喋る方がよほど多いのだから喋り方に気をつけろ」というのがあった。

これはいまだに修行が出来ておらず、失言、暴言の数々、誉め言葉が下手でかなり失敗している。

ほかに、「恥ずかしいというのは自分自身が思うことで、世間はそう思っていない」つまり、恥をかいたというのは自分のプライドが高いためでありプライド捨ててこそ浮かぶ瀬があるということと思っている。

これも出来ていない。

 

”ていんさぐぬ花”の二番は「親ぬゆしぐどうや 読みやならぬ」(親の教えは数え切れぬものだ」とある。

 

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2023年6月23日 (金)

沙羅双樹の花の色

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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色は 盛者必衰の理りをりあらわす

猛き者もついにはほろびぬ、、、、、

 

平家物語の冒頭に書かれた言葉で、平家ばかりでなく源氏も次々と滅びていくこの物語の本筋が歴代の琵琶法師などによってかたち造られていくうちに日本人の根本精神になったのでないかと思っている。

その歌の中に歌われている沙羅双樹がこの花に似ていると日本ではこの花にその名前をかぶせている。

別名を夏椿ともいうが、どちらかというとついば機というよりサルスベリに似た木肌をして入りて、富士山から伊豆にかけての山林にも自生している。

 

最近急激に株価が上昇してバブル期の最高値に近づいている。

昭和三十年代に就職し、ずーっと低迷していた株価が急上昇したころは日本が世界を席巻し「二ホンアズナンバーワン」などと言われたころは日本中沸き立つ勢いであったが、本当に風船がはじけるように消え去って三十年、株価は一時七千円台まで下落したのを知っている。

しかし、バブル前の時期には日本の未来は明るく見え、国民のかなりというよりほとんどが浮かれていたような気がする、しかし、今回株価が上昇して、、、、と言われても世相は暗いままだあることが一番の違いである。

先日のテレビの解説では株価の上昇の一番の原因は外人が円安などで買い込んでいるためだというし、日本の中でも貧富の差が拡大してきていることから、恩恵をよくしている人はほんの一部なので、バブル期前のように景気が国民のものになっていないそうだ。

 

失われた三十年というがまだ終わりではない、この先四十年 五十年と続いていくとしたら、、、、、

 

 

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2023年6月21日 (水)

ヤマモモ熟れて

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ヤマモモの実が熟れ、木の下にぼたぼたと落ちている。

ヤマモモとは山に生えている桃ではなく桃のような実をつけているというこじつけから来た名前であり、桃とは全然違う種類の木である。

もともとは自然の中で自生していたものだが、この実が好まれたのか今では園芸種も含めてあちこちの庭先に植えられているものの、誰もその実を採ろうとはしないため、いたずらに地表を汚しているように見受けられるのは、木にとっても残念なことだと思う。

 

今日は”夏至”地球の北半球が太陽の方に傾く日なので日本などでは一番日照時間が長いということになっている。

しかし、毎年のことだが日本では梅雨の時期であり、雲に隠れることが多く日照は遮られ実感はない。

二十数年前、この時期にスイスへ行ったことがあるが、夕方日が沈むのは九時ころだったので、なるほどと感心した覚えがある。

天気予報は梅雨の中休みが終わり、今日から雨が降るようだったが朝起きてみたらそれこそ雲一つ見えないほどの青空が広がっていて久しぶりというか、いつ夏至の日が青空だったのか覚えていないくらいの気がしたが、午後になって雲も多くなりお定まりの日照時間を体感することはかなわなかった。

 

 

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2023年6月20日 (火)

ホタルブクロは

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蛍はここ数年見たことがないがその蛍を入れたホタルブクロは毎年のように見ている。

すこし日陰になった地を好むこの花は、山中に咲く雑草ながら、人の木をそそるものがあるようで庭先に植えている人もいる。

ただ庭先のホタルブクロは品種改良などされているのかもしれないが、案外頑固な性格なのか薄紫の花びらと形は野生のものとはほとんど変わっていない。

 

連れは古い歌が好きで夕方に日本歌手協会が配給している番組をよくみている。

しかし、自分も歌は好きであるが、この番組があまり好きでないのでどちらかというと、、、、、

最大の理由としては歳を重ね声の衰えた歌手がどうにか歌っている姿に哀れさみたいなもの感じてしまう。

その歌手たちそれぞれに理由はあるのだけれど、こんな姿を見ていると「人間引き際が大事だ」と思ってしまう。

その点、先日亡くなった上岡龍太郎さんは全盛期にスパッとやめたのは大したものだった。

止めた後の生活はどうしていたのか知らないが、生活費のたくわえが十分だったのだろうか、はたまた何かの収入の目途がついていたのだろうか。

 

自分も、六十二歳で辞めたのはバブルがはじけて業界全体の仕事がなくなり、運転資金を回すため赤字覚悟の同業者が増えてきたことと、厚生年金と少しのたくわえが出来てのことだったが、厚生年金だけでは足りず徐々に蓄えを減らす生活を強いられている。

人間一度広げた生活を縮小するのはかなりむつかしいものであることを思い知らされる日々である。

この調子でいくとあまり長生きすると、、、、、、

 

それでも同世代から見ると自分なんかは恵まれている方で、国民年金だけだったご同輩の苦境は大変なものらしい。

いっそのこと生活保護を、、、と思っても同じように苦しいらしいし

 

    自暴自棄にならねば良いのだが、自分には人のことを構うほどの余裕もなし。

 

 

 

 

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2023年6月19日 (月)

Bella Ciau (さらば恋人)

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ハマナスの赤意味が熟れていた。

寒さに強く栄養の少ない砂地にも強く海岸端などで群生しているというところから北海道特産というイメージも強いが先年、海から一番遠い町と言われる佐久市の傍でも咲いているのを見たことがある。

食べられるそうだが、手を出す気にはならないような果実なので味は知らないが、梨に似ているようで浜梨だったそうだが、東北なまりが入ってハマナスになったとか、、、、

 

ウクライナ軍が反転攻勢に入ってから二週間、なかなか思い通りにはならないようだ。

ユーチューブでは盛んにウクライナ軍の優勢とロシアの腐った体制から今にも敗退しそうな情報が流れてくるが、大本営発表程ではないのだろうが希望的観測が多いように見受けられる。

 

若かりし頃歌声運動が盛んで、労働組合の出張で東京に行った際新宿のカチューシャやともしびに何回か言った覚えがある。

いまも、”ともしび”があるやに聞いているがお客はみんなおじいさんおばあさんになってしまって昔年の面影はないそうだ。

歌声喫茶でよく歌われていたのはロシア民謡が多かったのだが、いまはどうだろう。

そうした中で当時は日本語でしか歌われなかった「さらば恋人」というのがあった。

後年、堺正章が歌った同名の歌とは違いナチスの侵略を知ってパルチザンと共に山に入って抵抗運動をした人をうたったものだった。

その歌を久しぶりに「Bella Ciau」(ベラチャウ)という名前で聞いた。

背景には銃を持ち軍服姿のウクライナの若い女性が写されており、こんな年若い人がナチスならぬ近年まで同胞だったロシアとの戦いに命を懸けていることにしびれた。

その後しばらくして、新聞でイランなど女性の権利が低い国でもこの歌が歌われていることが書かれていた。

原曲はイタリアだが今や全世界で歌われている歌になった、、、、、が日本ではどうだろう。

         知られざる名曲になってしまったようだ。

 

 

 

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2023年6月17日 (土)

今日も暑かった

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空の入道雲は真夏を現しているかのようににょきにょきと高く舞い上がる。

昨日に比べれば幾分湿気が少ないものの暑い日差しが降り注ぎ昨日に続いてエアコンの厄介になった。

 

テレビを見ていたら、福井県のソールフードとしてへしこ鯖なるものが写っていた、

自分らが子供のころ食べていた米糠イワシによく似ていたので変な名前だな?なんて思っていた。

若いころ言われた言葉の一つに「へしこが何言うか」っていうものがあってこの場合は半分見下げた言葉であり、語源はカタクチイワシを干した煮干しを”へしこ”と言っていたと思う。

そのくらい魚の中でも細かいもの、屑みたいな意味合いでつかわれていた。

 

ちなみに、この米ぬかイワシを同級会に行った折「なつかしいたべものだった」と言って富山県在住のものに頼んで送ってもらったが、、、、

それこそ塩辛くて塩辛くて食べるのに苦労した。

洗えば小糠の中に入った唐辛子が抜けてしまうし、当時は味噌汁もそうだったがこんな塩辛いものが当たり前だったんだなと変な感想をもったものだ。

 

 

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2023年6月16日 (金)

歴史は繰り返すというが

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正体が間分からない画家バンクシーがロシアがウクライナに攻め込んだあと首都キーウの破壊された建物の壁に書いたとされる絵の一枚だが、見事に世相を表している傑作である。

それから約四百日いまだに戦争は続いている。

プーチンの一存ではじめと思われる戦争は、両軍合わせて10万人以上の戦死者を出し、その何倍もの人々に心を傷つけているのだが、彼はどんな気持ちでこれらの人々の苦悩を理解しているのだろうか。

人一人を殺せば犯罪者だが、大量に殺戮すれば英雄だとむかし聞いたことがある。

「一将功成って 万骨枯れる」は中国のことわざ。

ベトナム戦争当時、アメリカ軍の中に人を殺すことで精神を病んでしまったものが大量にいたという。

実際に手を下して殺す方も、死んでいくものに対する罪悪感は一生消えないもんだと、戦地帰りの先輩が言っていたのを思い出した。

 

それにしても、歴史は繰り返すというが、百年とすこし前当時小国だった日本との戦争で同じように痛烈な配線を味わった、いわゆる日露戦争の後帝政ロシアでは革命が起き国王(ツア=)一家はすべて処刑されたが、プーチンとその取り巻きはその陰に怯えているのは間違いないと思うのだが、、、、

        果たして、どうなるのだろうか。

 

 

 

 

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2023年6月15日 (木)

芳香を届けて

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小雨降る中懐かしさを感じる香りが匂ってきたので外を見るとクチナシの花が咲いていた。

冬になって気づいたのだったが葉っぱが黒くなるスス病にかかっていたのでどうなるのかと心配していたのだが先日蕾をつけているのを見て生命力の強さを垣間見ることができ開花を待っていた。

このクチナシはいつの頃だったか遊水地になる場所にあったものだが、その先端を20センチばかり折り取ってきたのを挿し木にしたものだった。

この時も生命力が強さから根付いた一本だったが、折り取った理由は八重の花の綺麗さだった。

それから10年ほど元の木は既になくなってしまったが、代替わりのこの木は毎年のように花を咲かせ芳香を家の中まで届けてくれるまでに育たった。

 

むかし「悪い奴ほどよく眠る」なんて映画があったが、吉野ケ里遺跡で石棺墓が発見され今日発表されたのは、棺の中には何もなかったという結果だった。

一時は人骨副葬品が見つかれば卑弥呼論争に幕を閉じるとまで言われていたが、結局は振出しに戻ったということらしい。

ただ、石棺の上蓋にバツ印のような刻みがついていることから遺体を封じ込めるという意味でなかっただろうかという説が流された時には、日本古来の思想がこの時代からあったのかと思った。

亡くなった人が恋しくてあの世に迎えに行ったとき、死者は悪霊になって迎えに行ったものに襲い掛かったので命からがら逃げかえった。という話しを聞いたことがある。

エジプトや中国ではなくなった権力者はいつか蘇り、その時不自由をしないように副葬品を大量に埋葬するという考えとは真逆の考えが日本にあったのだろうか。

 

 

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2023年6月13日 (火)

久しぶりの晴れ間だが

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梅雨の合間の青空が朝から空一面に広がっていた。

ここしばらく雨が降り続き灰色の空しか見ていなかったので、新鮮に感じたがあとがいけない。

10時くらいから蒸し暑くなった、湿気の強さに体感温度は30度越えを感じさせたが、実際はそこまで至らなかったようだ。

近所に咲くアジサイは水分さえあれば暑さには強いらしく、イキイキと太陽の光を受けて笑っているようで、暑さに弱い自分からするとムッ!!とほど可愛気の無さを感じさせた。

それにしても、近い将来毎年のように襲い掛かる夏の暑さを予感させる一日であった。

 

今日は静岡新市長の初めての所信表明演説が議会であったそうだ。

テレビの記事からだけだが静岡マラソンに一億円の予算を計上した後、防災対策に九千万に届かない予算をつけたそうだ。

我が家は昨年九月に床上浸水の被害が出たが、今月二日の台風一号に関連する大雨には道路まで水が上がったものの被害が出なくてほっとしていたが、下流域では再度浸水被害が出たと聞いており、近所の麻機遊水地の完成と拡充対策が言われていた。

静岡マラソンには全国から参加者が来るので支援しなければ、、、、というが、住民の被害軽減とどれだけ経済効果があるか分からないがたかがマラソンに上回る助成金を出すというのは納得し兼ねるものがある。

 

もともと、その姿勢に疑問を抱いていた市長なので     仕方がないのだが。

 

 

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2023年6月12日 (月)

あとはどうなろ

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先日雨のすきを縫って熟した南高い梅を取りに行った。

青くてかたい梅はシロップや梅酒にするこのだが熟して柔らかくなった梅は梅干しには絶好の材料である。

なんだかんだで10kg以上の収穫となったが、自分家ではこんなにあっても仕様がないので人に配ろうとしたがもらってくれるという人が今年は少ない。

梅干しの需要もかなり減っているようでどこの家も「去年貰ったのがまだあるので、、」と断られた。

仕方なく7kg余を漬け込んでみたが「そんなにたくさん作ってどうするの?!」って言われたが熟して色艶の良い梅を見ていたら捨てるのがもったいなくて、、、、、「行くところまで行ってみる」と強がりで押し通した。

漬け込んで三日、早くも水が上がってきた。土用の暑い日が続くまでこのままにして、、、立派な梅星にしよう。

        

    あとはどうなろ きゃ~なろたい    の心もちで

 

 

 

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2023年6月11日 (日)

あま~い

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「昨日町に行ったらこんなもの売っていたのでたべてみない?」と言われてもらったのが写真のスイーツ??

見るからに甘そうな感じだったので「いらないよ」って言ったんだけど「まあ食べてみてよ、藤井聡太が静岡で対戦した時食べたんだっていうから」     そんなわけで貰ったが手が進まない。

多分お茶入りの甘い寒天見たいなものにあんこがついている。

正式な名前は知らないが、彼が食べた時にはきれいな容器にかっこうよくならべられていたんだろうな。

 

テレビでこのスイーツが放送された日は、どこの貸家でもそうだがすぐに長い行列ができて売り切れになったそうだ。インビューでは二十歳という年の割には落ち着いた応答をしているが、こんな菓子を好むようでは「まだ あま~い」

とにかく話題は次から次へと変遷していくようで、昨日この店に行ったら客は一人もいなかったようで「すぐに買えたよ」とのこと、、、、、

 

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2023年6月 9日 (金)

雨に咲く花

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警報級の雨が降るとテレビは言っていたが、自分の予報はそうでなかったため自動車の避難はせず朝を迎えた。

結果的には自分の予想の方が当たり、裏の川の水位も50センチ程度の増水でおさまった。

あさ起きてみると、名残りの雨に打たれてタチアオイの花が優雅に立っていた。

花びらの色が薄めのピンクだったことがそんな印象を強くさせたのかもしれない。

しかし、この空模様では何処へも行くことができないようだったので終日家に閉じこもっていたのだが、午後になって薄日もさすようになるとじっとしていられなくなり、玄関から外に出たり入ったりと落ち着きのないことおびただしいと自分ながら思ってしまった。

 

昭和三十五年と言えば成人式の翌年であるが、「雨に咲く花」という歌が流行っていた。

”及ばぬことと あきらめました、、、”で始まる失恋の歌であったが、成人式の翌年である自分もようやく二つ三つ目くらいの恋をしていた。

なにしろ、男女七歳にして席をおなじゅうせず」の時代がまだ色濃く残る世相もあったなか男子校の青春は色恋沙汰は皆無、おまけに諦めるのが早く相手の雰囲気だけで退いていたため最近の男のようにしつっこく付きまとうなんて夢のまた夢でもあった。

ただ後になって思うと、いくつかのモーションに気が付かなかったこともあったようだ。

とにかく、この雨に咲く花はそのころの自分にとっては軟弱、女々しいという印象しかない歌だった。

 

 

 

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2023年6月 8日 (木)

関係ない人には

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毎日毎日天気さえよければ山と裏の畠に行って草取りに励んでいる。

この時期からの草は土に水分が多いこともあって農作物に邪魔な草、雑草の成長が早く抜いても抜いても撮り終えることがない。

そんな雑草の一つに写真のノハカタノカラクサがある。

年中枯れることがなくグランドカバー的存在であるが、今の時期は真っ白なツユクサに似た花を咲かせる。

畠をやる人にとっては肥料を横取りする雑草であるが、道行く人にはきれいな草花である。

帰化植物の常として、その繁殖力は極めて強く、、、、とってもとっても絶えやせぬ。

 

先日ブラジルでイノシシ退治の映像が流れていた。

山の畑も、ブラジル同様農作物を採り入れようとする前日、人の心を読んだかのように根こそぎ掘りつく憎っき奴だがブラジルも山を荒らし在来種に生存の危機を与えているという。

繁殖力の多さから、その被害はかなりなものになるので射殺で駆除しているそうだが、一般には反対する声が多いとのことでなかなか理解が進まないらしい。

在来種や自然を守ろうとする人には害獣でしかないが、その被害を受けない都会の人々には可愛いとしか見えないというギャップ、、、、なんとかならないものかと、、、、

 

 

 

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2023年6月 6日 (火)

芒種

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暦の上では今日が芒種。

気温も暖かくなり水ぬるみ、米などの種をまく時期というがほとんどの田んぼでは田植が済んでしまっていて、その間をカルガモが歩いている。

近年異常気象とかで、日本の夏は温帯より亜熱帯型、いや熱帯にと言ってもいいほどの暑さになり、日本の気候に合わせて本来なら熱帯が好みだった稲を涼しい日本でも植えられる植物にしてきた。

事実、自分の先祖が代々と暮らしてきた標高1,000mの高さにある集落は戦前までほとんど米がとれず、稗飯が当たり前だったが、最近では北海道の米が美味しいというから、今この集落が残っていればうまいコメの産地になっていたかもしれない。

リンゴやアンズなどの寒いところの果実も、今では長野や山梨より北の方に移っていくようだと聞いたことがある。

 

国会に一日も出ることなく資格をなくしたいわゆるガーシーが日本に帰ってきて逮捕されたとテレビは報じていた。

逮捕されることをあれほど恐れて、「日本には帰らない」と言っていたが、パスポートも失効し携帯電話一つ着のみ着のまま、所持金もなく帰ってきたのは彼の国で逮捕同然で国外追放となったのは間違いないだろう。

それでも虚勢を張っての凱旋には警察署前で支援者と言われる人から応援のヤジが飛んでいた。

先の選挙では個人名で28万票とも言われる票を獲得できたのは、いわゆるユーチューブでコメントに共感する若者が多かったためであり、この人たちが応援の声を上げていたためと想像する。

この人たちは大まかにいえば社会の逼塞間を一番受けている人たちで、上級国民に対する嫌悪感からこれらの人を叩くガーシーが自分らの味方みたいに思ったのではなかろうか。

しかし、今日のテレビは彼の収入が一億円を超えるのではないかと言っているように彼を支援した社会の底辺に住む人とは真逆の人であたことを、、、、

いわゆる弱者の味方を装うことで高収入を得ていた人であることを知っていただろうか、、、、、、、

 

 

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2023年6月 5日 (月)

コウホネ

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小さな池に河骨の花が咲いていた。

スイレン科ということだからその仲間だというが、花の小ささやスイレンのように水面に浮かんでいるようなことがないため、先日の雨で増水した時のごみが付着しておりなんとも哀れといったところか。

コウホネは河骨とおどろおどろしい漢字が充てられているが、地下茎が真っ白で骨のようなところから名付けられたと書いてあった。

蓮根と違って掘り出すこともないので実際のものは見たことがないので知らないが、なんだか気骨のある草に見えて仕様がない。

 

肝機能の数値が昨年あたりから悪くなって以来医者に行くと「疲れませんか?」ってよく聞かれ、足などに浮腫みがないかと調べられる。

「疲れますが、肝機能のせいか 歳のせいか分かんないですよ」と答えるのが毎回の応答。

幸いというか、三か月に一回の血液検査では肝機能以外、肝臓の他の数値は基準内であり、ほかの数値もごくわずかオーバーすることがあっても次回にはまた戻るという成績の良さ。

ただ血圧が最近、朝一番の数値が150台を示すようになってきたのは肩こりもあってか、、、、

 

 

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2023年6月 4日 (日)

ニセアカシアは

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往年の名曲にアカシアの雨というのがあったが、西田佐知子がいまの歌手のようにこぶしをきかせないでストレートに歌った歌が新鮮だった。

そのアカシアが、先日来満開の花を咲かせ蜜蜂を誘っている。

一般に日本ではこの花をアカシアと読んでいるが、本当の名前は”ニセアカシア”と言うそうで、本当のアカシアをみたが、この花の方が小さくてみすぼらしかったのをおぼえている。

ニセの方が本家面をするのは以前にアメリカのトランプ大塗料が、自分に都合の悪いニュースにはフェイクだといった似ているような気がしてしまう。

この木が日本に入ってきたのは、荒れ地に強いため道路工事ののり面や硫酸ガスで禿山になった精錬所の付近などに植えられたが、その後どの外来種もそうであったようにあちこちに花を咲かせるようになって、梓川の河川敷を真っ白な花で埋めている。

 

今朝七時前からガラガラと音がするので外に出てみたら早くも水路の掃除に入っている近所の人がいた。

七時半から今年も町内の清掃をしすることは知っていたが、気の早い人もいるもんだ。

最近では、どこの道路も舗装がされ、排水路も所々にグレーチングがあるものの掃除をするところがなくなってきていた。

ところが、今年は、、、、、、仕方ないので格好だけつけて外に出て家の周りの草を抜いて切り上げた。

 

そうそのむかし、六月四日と言えば語呂合わせで”虫歯の日”だったが、こちらの方は何も特別なこともなく終わってしまった。

    メモリアルデーや掃除にも流行り廃りがあるんやな。

 

 

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2023年6月 2日 (金)

線状降水帯

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またしても嫌な言葉をテレビは言っている。

「静岡県に線状降水帯が発生しています」と、、、と、同時に強い風が吹き雨傘が弓なりに曲がってきた。

昨年九月二十四日の線状降水帯は南北に連なっていたが、今回は東海地方の海岸にそって長~く伸びた降水帯のため、降る時間が長く午後に入ってから今日いっぱい続く見通しのようだ。

ただ、今のところ道路にまで上がってくる気配は見えないので、、、、、ことわざにいう”下駄をはいて帰るまで”まだ様子見の段階であろう。

それにしても、台風からの風ではないというもののかなり強い風を伴ったのは梅雨前線に引き込む力が強かったことになるがなんとも解せない。

 

海岸から20kmほど離れているのに標高が13mしかないというこの地形、家を高くかさ上げするしかないのだが、建て直す金もなければ、この歳になって新築できたとして何年住むことができるのだろうか。

地球温暖化の影響で気候が荒っぽくなるというそうだが、あと何回線状降水帯でびくびくしなければならないのだろうか。

 

 

 

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2023年6月 1日 (木)

これが食べられる水草

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「これが食べられる草です」と教えているかのようにひなの前で水草をついばむ親鳥。

今年は遅いなと思っていたカルガモがようやくひなを連れて裏の川にやってきた。

ひなの子育ては長くて二か月、それが過ぎると親はひなを見捨ててどこかへ行ってしまう。

親同士の喧嘩に巻き込まれたり、カラスやタカなど天敵の猛禽類から逃れたヒナが運よく生き延びて翌年、親となって同じように子育てしていくのはどのくらいの確立であるのだろうか。

そのすべてがこの時期に覚えたことが基礎になって独り立ちしていく。

人間のように長期間保護してもらう動物は数少ない。

引きこもりだ、ニートだと言いながら食うに心配せずに生きられる動物はまずいないだろう。

それが良いことかどうか、、、、、、、、

 

むかしは むかしはというと時代が変わったと言って叱られるが、こん棒で頭を叩かれたり、仕事が遅いと言って、次どうすればよいのか考えろ、、、など、いまでならパワハラ、モラハラ、中にはセクハラなどあらゆるハラスメントだらけの修行を経て、仕事を覚え危険から逃れるすべを覚えたものだが、、、

 

 

 

 

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