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2023年6月 9日 (金)

雨に咲く花

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警報級の雨が降るとテレビは言っていたが、自分の予報はそうでなかったため自動車の避難はせず朝を迎えた。

結果的には自分の予想の方が当たり、裏の川の水位も50センチ程度の増水でおさまった。

あさ起きてみると、名残りの雨に打たれてタチアオイの花が優雅に立っていた。

花びらの色が薄めのピンクだったことがそんな印象を強くさせたのかもしれない。

しかし、この空模様では何処へも行くことができないようだったので終日家に閉じこもっていたのだが、午後になって薄日もさすようになるとじっとしていられなくなり、玄関から外に出たり入ったりと落ち着きのないことおびただしいと自分ながら思ってしまった。

 

昭和三十五年と言えば成人式の翌年であるが、「雨に咲く花」という歌が流行っていた。

”及ばぬことと あきらめました、、、”で始まる失恋の歌であったが、成人式の翌年である自分もようやく二つ三つ目くらいの恋をしていた。

なにしろ、男女七歳にして席をおなじゅうせず」の時代がまだ色濃く残る世相もあったなか男子校の青春は色恋沙汰は皆無、おまけに諦めるのが早く相手の雰囲気だけで退いていたため最近の男のようにしつっこく付きまとうなんて夢のまた夢でもあった。

ただ後になって思うと、いくつかのモーションに気が付かなかったこともあったようだ。

とにかく、この雨に咲く花はそのころの自分にとっては軟弱、女々しいという印象しかない歌だった。

 

 

 

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コメント

岡崎在住さま

むかしの歌は寿命が長かったからね、、、

信金のおばちゃん、あなたの近所だったから思い出はたくさんあったでしょう。
九十九歳ですか、白寿ですね。
田口のおばちゃんも長生きしたそうですが。みんな昭和の一時代に活躍した名物おばさんたちですね。

      黙禱

投稿: オラケタル | 2023年6月11日 (日) 21時31分

オリは昭和32生まれで、この歌は覚えておるよ。意味は分からなんだけど。栃洞ではいわゆる「仲の良いカップル」がデートしているところは見た記憶がないね。そういう時代やったわね。前平の信金のおばちゃんが99歳で亡くなったという連絡が神岡の同級生(通洞に住んでいた女子)から入り、昭和がどんどんと遠のく感じがする今日この頃でござんすねぇ^^;

投稿: 岡崎在住 | 2023年6月11日 (日) 12時52分

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