またしても
またしても豪雨による災害の映像がテレビから流れている。
植林した杉の木の根は松に比べて水気の多い場所を好み、地面深くに伸びていかないので岩盤をつかむ能力が低くいったん地面が滑り始めるとこらえ性がなく滑って被害を大きくしてしまう。
同様に竹のなかまも表面浅くしか根を張らないので地滑りをする。
毎年のように繰り返される豪雨による地滑りのテレビ放送には杉による被害が映し出されているが、そのことに触れている解説成り対策が語られないは例によって忖度を含むアンタッチャブルがあるのだろうか。
戦後猛烈な勢いで植林された杉の木は七十年前後になり、以前なら伐採の時期を迎えているはずで、場所によって違いはあるが直径50センチ以上になっている。
外材とは太刀打ちできないという理由で山林は荒廃し、杉の木の根元には土がなく保水力がない。
ガラガラとした土砂の上では雨に弱い。
毎年森林保護という名の税金が取られている割には改善しないのはどういうわけか、、、
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