焦熱地獄
カンナの花、いろいろな色があるが自分的には真っ赤な花が一番似合うと思っている。
この花には、むかしお釈迦さまがけがをした際に流れた血のあとから生えた草がカンナだったことから、釈迦の血の花とも言われたと聞いたことがあり、それが念頭にあったのかもしれない。
我が家は曹洞宗なので、本尊が釈迦牟尼仏であり、この話は何か法事の際にでも聞いたのか、、、、もしれない。
こう連日暑いが続くとつい余計な妄想に浸ってしまう。
「地獄の沙汰も金次第」という言葉があるが、ひょっとしてこの暑さは焦熱地獄でエアコンという電気代で生かされているのかもしれない。
小さいころお寺だったと思うが、悪いことをすると死んでから閻魔様に裁かれ地獄に落ちる、、、
地獄では様々な刑罰を赤鬼黒鬼に連れていかれ受けさえられる絵が書いてあり、その中に碑の中に放り込まれるもだえ苦しむ図もあり、それが焦熱地獄であった。
焦熱地獄は殺生 偸盗 邪淫 飲酒 妄語などを犯した人が落ちる(自分のいくつか該当する)が、、
今朝のテレビだったのかもしれないが、エアコンも入れない老人が熱中症で搬送されたと言っていたが、命の綱でもあるエアコンを買う金がなかったのか、エアコンを動かす電気代が障害になったのか、、、、
昨日行った大型のショッピングセンターの二階のベンチで何することなく座っているお年寄りが何人もいたが ひょっとして焦熱地獄から逃れてきたのか、、、、、
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