津金寺の万燈
立科町の古刹津金寺の万燈が今日も夕暮れになると火をともす。
広い境内には高さ50㎝くらいの提灯提灯をかなり沢山つるしているほか、さらに小さな明かりを半径一キロくらいの範囲の道筋に張り巡らし、その名の通り万燈会である。
もともとは八月一日の夜観音万燈会から続く行事のようだが、義弟の初盆を行なうため行った夜は誰一人いない境内となっていて砂利を踏む音がさやさやと響き厳かな雰囲気を醸し出していた。
”月日は人を待たず”とか、久しぶりに訪れた長野県東部は十三日まで雨らしいものが二か月近く降っていないとかで農家をやっている連れのいとこたちは「畠が乾いて仕様がない」と言っており、台風が雨を連れてくるのを待っているようなありさまだった。
自分たちにしてみると、十四日と十五日に大雨を連れて東海地方に影響のある台風が来る前に帰ろうということになり一日早めて変える支度をした。
十四日、天は味方してくれたようで清水ジャンクションに入るまで持ちこたえてくれ、無事に帰静することができた。
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