カオス(混沌)
掛川市大阪地内のコスモスを見に行こうと出かけたがいい加減に向かったため行く先を見失ってしまった。
コスモスは種をまけば放っておいても綺麗に花を咲かせるところから、あちこちにコスモス畑を作って人寄せしている。
ピンクや白い花が一番多いが最近ではチョコレート色など変わった花びらも見ることができる。
コスモスの名前の由来は六枚の花弁が整然とついているところから名つけられたそうだが、その反対に混とんとしている現象をカオスというそうだ。
昨日静岡で袴田事件の再審裁判が始まり、最強の支援者で被告の姉が「巌は無罪です!」と証言したと新聞に載っていた。
清水市でみそ製造会社の専務一家の四人が殺害され、袴田巌さんが検挙され最高裁まで審理されたが死刑が確定した事件である。
その事件の証拠というのが警察が一年後に味噌樽から見つけた血痕付き衣服だということだったが、どうもこの証拠は捏造されたものというのが最近の流れのようで、マスコミをはじめ世間はそう見ているようだ。
検察はなおこの証拠をもとに有罪を証明しようとしているようだが、、、、、、もしこの再審裁判で有罪判決でも出したら裁判所までが批判の元になりそうな雰囲気である。
「世間虚仮」という言葉があるが、当時のマスコミは警察発表のみを信用し連日書き立てたことと思う、今になってあれは無罪だと口を拭って平気を装っているが、芸能界のセクハラ事件はもとより長いものに巻かれる体質はいまだに変わらないでいる。
世の中は常に混沌とし真相は分からない中でどう見ていくのか難しい問題ではある。
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コメント
岡崎在住さま
自分にとってカオスとは、人生を含めて人間世界いや地球全体、宇宙を含めての現象と言っていいと思います。
どろどろとした現象のぶつかり合い、過去に戻ることも未来に行くことも出来ない身にとってその狭間から解放されない世界を言うような気がしています。
投稿: オラケタル | 2023年11月 1日 (水) 21時57分
オリは「カオス」と聞くと、「熱力学の第二法則」という、熱は低温から高温には移動しないというような「閉じられた系ではエントロピーが増大する」を思い出し、今回、ネットで分かり易く書いた文章を探したら以下がありましたねぇ~😅 「改善を怠ると國が滅びる」と言う事ですかなぁ~😅
”エントロピー増大”とは、職場環境においては「放っておけば悪化する」と言うと言うことです。
■エントロピー増大の法則とは
ご存知の方も多いと思いますが、もともと熱力学の法則とのことで、一言で説明すると、物事は放っておくと、「カオス」の状態になっていくというものです。「カオス」とは、ものごとが乱雑で無秩序で複雑である状態です。その起こりは、ビッグバンからともいわれています。万物は、こうした状態に、自ら進んで変化していくというのが、「エントロピー増大の法則」です。
例えば、
・熱した水は、時間が経てば冷めていき、自ら熱くなることはない。
・建てた家は、時間が経てば傷んでいき、自ら回復させることはない。こんな当たり前のような自然法則です。
■何事も、”意図”なくしては、回復しないどのような物事も、エントロピー増大の法則に従って「カオス」に突き進んでいくということを意味します。
ということは、その法則は私たちの身の回りについても同じことを起こしています。例えば職場。誰も、何の意図もせず、無関心のまま、ただ職場に来るだけの状態があるとします。すると、当然ですが、すぐに環境は乱雑になっていきます。床やデスクにほこりやゴミがたまり、トイレは汚れていく一方。人間関係も同じです。互いに無関心であれば、コミュニケーションもうまくいかず、当然仕事がうまく回りませんね。
■努力とは、エントロピー増大の法則を遅らせることつまり、エントロピー増大は、誰かが、明らかな「意図」をもってそれを食い止める(のはムリだとしても)、そのスピードを遅らせることをしないと、物事は複雑に、無秩序になるばかりなのです。職場環境は、そこにいる誰かが頑張らないと、どんどん悪い方に向かって進んでいく、ということですね。
投稿: 岡崎在住 | 2023年10月30日 (月) 17時52分