時期のもの
ここ一週間ほど前から金木犀の香りというより匂いが強く感じるようになった。
沈丁花などと共に匂いの強い花の代表格のこの花、多分一つ一つはそうでもないと思うが何しろ花の数が多く、その数たるやひと房だけでも数十個ありそれが何房なのか見当もつかず木が緑と橙色半々くらいに咲かせている。
この花を見ると、いとこの子供の結婚式がこの時期だったことをを思い出す。自分や子供の結婚式はいつだったか忘れているのに、、、、、、、
先日白菜の苗が種屋に無くて買えなかったので種から育てようと店に行ったら「時期のものだからやめた方がよい」と言われた。
今年は夏の暑さが続き種を植えるのをためらって、もう少し涼しくなってからと思っていたが、店の人に言わせると「苗を作る人もかなり駄目にしたみたい」とのことだった。
植物には、人間の体内時計みたいなものがあってその時期を逃すと、、、というのがあるみたい。
となると、電照菊や温室はこの法則を無視したことになり、温室育ちの果物や野菜は珍しいが主になり、味や香りは二の次というのがよくわかる。
| 固定リンク
« 朽ちた九七式戦車 | トップページ | 控えめに »
コメント