降霜
急に秋が深まってきた。やっとこのあいだまで暑い暑いと騒いでいたのが不思議になるくらいである。
山の畑の周りでも放棄された茶畑に白い花が目立つようになってきた。
茶は椿の仲間だけあって小さいながら白椿と同じような花をつけ、実った果実も椿によく似ている。
今日は”霜降”今より気温が低い自分たちがこどもだったころには霜が降るほど寒かったようだが覚えていない。
ただ、昭和二十何年中学は行ったばかりのころ、十月の半ばに雪が降ったのだが霜も降っていたのではなかろうかくらいしか、、、、、
昨日だったかのテレビで今年の夏日は百四十日を数えたと言っていたがこの数字は一年の四十%に当たる数字であり、残りを春秋冬で分けることになるのだが、どうやら等分ではなく冬日がかなりの部分を占めるようになるのではないかと予想し、日本の四季は崩れるという予想をしていた。
つまり春と秋がほんの少しになり、外国並に夏と冬の二季になるのではないだろうかということになる。
この季節の狂いは、地球温暖化という人間が影響を与えた結果というのが定説になりつつある中、順応できないものから順に生存が脅かさっることになるだろう。
お盆供養を送ったお寺から「こちらもエアコンなしでは過ごせません」と書いてあったが、昭和五十三年まではいた故郷にはエアコンのある家は無かったと思っていたが、、、、、
昭和も遠くなりにけり
| 固定リンク
コメント