山宮浅間神社
富士宮市の山宮浅間神社の祭礼だというので行ってきた。
この浅間神社は千九百年まえからこの地にあったと言われ、いま富士宮駅近くに本宮が写されたことから元宮とも言われているそうだ。
そのためこの神社には祭殿がなく遥拝所から直接ご神体の荒ぶる神、富士山を拝むという原始宗教的な形式をとっている。
今日は、祭りの手前からか機嫌よく両側の杉林を切り開いた先にご神体を表わし山頂は真っ平ではなく中央に一段と高い部分まで見せていた。
祭神は木花咲耶姫だが、神仏混交の時代には左側に薬師如来右に大日如来そして中央を阿弥陀如来に見立てていたとも聞く。
普段閉まっている社務所も今日は礼服を着た氏子が集まり、いかにもよそ者とみられる自分は何か浮き上がった感じだったので、富士に参拝した後早々に引き上げてきた。
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