雪が舞い踊る
昨日28日は103歳のおばあさんの葬儀に出席した。
午前中は穏やかに晴れ上げっていたがお昼ごろから始まった葬儀は終盤を迎えた一時半くらいから暗くなりみぞれ交じりの雨がわずかながら降り出していた。
午後二時、外に出てみると浅間の山がすっぽりと黒い雲に囲まれて北の空は不機嫌極まりない様相を見せている、多分あの下では雪が舞い散っており、その雪が風に吹かれて千曲川右岸のこの町にみぞれとなって飛んできているのだろう。
そんな雲に追われるように挨拶もそこそこに家路をたどることにした。
途中、青空も見えていたが、長野と山梨の国境になる野辺山で追いつかれたようで標高1,300m余の峠は雪が舞い散っていた。
雪は乾燥していたようで、アスファルトの黒い道路を濡らすことなく強い風に吹かれて舞い降りた雪が渦を巻いて飛び跳ねていた。
長年雪を見てきたが、こういう光景は初めて見た。
関係ないことは分かっているが、なんだかおばあさんの執念のように見えて、、、、、
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