キツネとタヌキとムジナ
飛騨では古くからどこそこの誰が獣に化かされたという話しがあった。
一晩中あちこちを歩かされたり、気が付いたら肥溜めに入っていたなどというのが主であった。
そのほかにもイワナや木の霊魂などの話などもあり、暗い夜道は魔物や妖怪の世界と考えられていたようだ。
そして、一番騙す動物としてタヌキ キツネ ムジナでありそのだまし方はタヌキはちょっと剽軽な騙し方でキツネは陰気、ムジナはその中間と言ったらよいのだろうが狐や狸に比べてムジナはどんな動物かよく分からなかった。
そのムジナについては「同じ穴の狢」という言葉はよく聞いてはいたが、まさか公明党の委員長がそんな言葉を発するとはおもいもしなかたった。
国会には昔からキツネとタヌキの馬鹿しあいをする場所とは言われていたが、ムジナもいたんだ。
と、いうよりムジナがほとんどを占めていたのかもしれない。
四角いコンクリート造りの建物に官僚が冷たい印象の狐だとすると責任を真っ先に採らされる秘書がタヌキで、その陰に隠れて悪さをする議員はムジナ、、、、、じゃないだろうか。
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