老害
政治家と坊さんの世界は年老いても元気な人が多いと言われてきた。
そのむかし、自民党が政治家の定年制を決めたのだが、当時の最長老で首相経験者だった中曽根康弘氏と宮澤喜一氏がこの内規を大幅に越していたため辞めてもらいたかったのだが、二人とも一向に自分から辞めるとは言わなかったため誰がこの鈴をつけに行くのか悩んだものだった。
政治家と言われる人々はすぐに初心を忘れ、いわゆる「永田町」独特の倫理に埋まっていき、一般国民とは乖離した世界に染まっていく。
多分その方が仲間内とうまくやっていけることと居心地が良いのかもしれない。
自民党が決めた定年制は73歳で今でもこの制限は生きているのだが、この年齢を超えている人たちは60人ほどになるらしい。
最長老は二階氏と麻生氏などであるが、この人たちと同じ年頃に自分から見ても、自民党右派とも思える派閥の領主は古臭い考えに固執しているとしか思えない。
そろそろ国会という舞台から降りてもよさそうだが、鈴をつけるだけ度胸のあるやつはいないようだ。
今回の政治改革もこんな人たちが牛耳っている限り、、、、、ねえ~
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