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2024年1月11日 (木)

断層考

そのむかし飛騨と越中の国境近くに横山という集落があってそばを流れる高原川のがけっぷちに横山衝上断層という国指定の天然記念物になっているということで見に行ったことが有る。

学校の授業では簡単にわかるとのことであったが、習ったばかりに知識ではどこがどうか判別に苦しんだ。

この断層はひだ側の古い地層に富山側の新しい地層が乗り上げて出来たものというが、この乗り上げた断層を逆断層という。

この逆断層に対して引っ張られてできた断層を正断層というのだが、日本では圧倒的に多い乗上断層が逆断層と言われれうのか不思議だった。

今回の戸で起きた断層も逆断層だったようで西海岸入ったで最高四メートル近くの隆起が起きて海岸線が二百メートルも後退した場所もあるとか、、、、

下世話な話になるが、この新しくできた土地はどこの所有になるのだろうかなんて頭をよぎった。

国のもの?県のもの?個人ではないだろうがいずれ払い下げなんかあるのかな?なんて、、、、

まじめな話で行くと港や堤防の作り直しをしなければならなくなるので喜んでばかりではいられない。

 

断層と言えば、このほかに横ずれというものもあり、飛騨市の跡津川断層はこの典型であり地図を見れば何か所も直角にうごいているさまがみられる。

これも動けばかなりの災害になりそうである。

 

 

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