外山の桜
高砂の尾上の桜咲きにけり
外山の桜たたずもあらなむ
遠くに見える高い山の上に桜が咲いているようだが、霞が隠さないで欲しいものだが、、、という意味の歌だが、子どものころ競った百人一首の中で外山の桜の部分を”富山の桜”と勘違いしてどんな意味なんだか、、、なんて考えたことが有った。
午前中激しく降っていた雨も午後の日差しの中で急激に気温が上がり日当たりでは25度越えとなった。
近隣の山のあちこちでは霧が立ち上る中山桜は早くも山を駆け上っていて高さ300mあたりまで薄いピンクや雲と見間違うような白い斑点を作っている。
この歌が作られた当時、桜と言えば山桜だったのではなかっただろうか、それが今ではソメイヨシノがその場を取って代わり、開花 開花と騒ぎ立てるようになってしまった。
それにしても今年ほど開花予想がくるってしまったのも珍しい、、、、、
多分昨日までの冷たい菜種梅雨が予想を狂わせたのだろうけれど、今年の先行きを示すようで余計な心配をしている。
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