茶番劇
茶番劇という言葉があるがへたな役者が繰り広げる底の見えた芝居を言うとある。
独裁国家の選挙ほどこの言葉が当てはまる事例は無いかもしれない。
ロシアの大統領選挙は危うい候補は資格がないと除外しているし、中国の全人代は最高の国家機関と言いながら共産党の指導に従わなければならない。
一方資本主義を標榜しているアメリカや日本においても選んだ代表は当選したが最後、不祥事で党籍を離れても議員辞職はしないし、国民の要望と乖離し支持率がさがっても気にするそぶりは見えない。
貧富の差が大きい資本主義国家に対して「働かざるもの食うべからず」の標語を前面にだした社会主義体制を支持したこともあったし、今もこの言葉には重みがあると思うが、社会主義国家を標榜する国にはこの言葉を実践している国は一つもないことから、人間の本質は楽して食べ権力を手中に収めたいという欲望から離れられないものと知る。
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