国会議員だけ
いま静岡県御前崎市では14日の投票を前にして市議会議員の選挙運動が展開されている。
最近の市町村選挙にしては珍しく定数13人に対して21人が立候補しているが、議員定数の削減と二町合併の余波もあるのではなかろうか。
先日の新聞によるといま町や村の議員の成り手が少なくなり、無投票はおろか定数割れさ起きているという中では珍しい現象である。
ただ、この選挙で立候補している候補者の年齢はほとんどが60代から70代にかけての人がほとんどであり、女性は一人といういびつな構造なのは、この選挙の前に歳費の引き下げなどもあって働き盛りの人が議員になりにくい状態になったのかもしれない。
しかし、どんな人が当選するか分からないが、60代以上の高齢者が多く当選するのは間違いなくある年代に偏った意見ばかりの議場になるのはいがめないだろう。
せんじつ、町内会の回覧板に「町内会の役をしたい人がいませんか?」という紙が挟んであたった。
なんでも今まで選考委員が集まって人選していたが同じメンバーばかりの硬直した人選になってしまうので、我と思わん人は申込用紙に役職を書いて提出してほしいとのことであった。
いままでのない方針に驚いているが、一部有力者と言われる人が隠密に人選していたことに破綻をきたしてのことではなかったろうか。
破綻の原因としては運営の硬直化に対する部外からの批判が陰口のような形で広まり、役職辞退者が増えていると見た。
わが町内も高齢化が進み、年金生活の二人所帯ばかりが増え学校に通学する子供の数もめっきり減ってしまって子供の声がない静かで寂しい町になってしまった。
一方、スキャンダルまみれの国会議員にあってはどういうものか議員の成り手が後を絶たない。
世襲までして議員になりたがり、させたがるのは裏でよほどおいしいごちそうがあるに相違ない。
裏金問題に見るようにお金が背後にあるのか、北海道の長谷川議員のように大威張りができるのがうれしいのか、、、、
| 固定リンク
コメント