遠からんものは
世界では大きな戦争があるたび主役がどんどん進化していく。
平安時代までの日本では「やあやあ 遠からんものには音に聞け 近くによっては眼にも見よ われこそは、、、」と名乗りを上げてから一騎打ちに入った書いてあった。
これを打ち破ったのが源義経の一の谷の奇襲攻撃とか壇ノ浦で船の漕ぎ手を射殺したことという。
この戦争の仕方はどんどん変化し、最後は戦争に関係のない人までが大量虐殺という悪魔的所業にまで発展していく。
そして第二次大戦では巨艦大砲主義から飛行機が中心になり、今ウクライナでの戦争ではドローンによる攻撃が主役になりつつあるようで、ユーチューブでは戦車がいとも簡単破壊されている。
ドローンに攻撃され逃げ出す暇もなく火の海に包まれる戦車を見ると、あの炎の下でたくさんの兵士が悶え死んでいるのかと思うとなさけなくなる。
ドローンも戦争初期とはずいぶん違ってきていて攻撃する方も防御する方も、、、、、つまり矛と縦の原理はいまだに違わないようだ。
イランを訪問していたハマスの指導者が暗殺され、その報復攻撃を阻止しようとアメリカは空母打撃陣をイスラエル近海に派遣したというが、イスラエルの指導者も狙撃対象にして許すような方法が取れないのかもと思ってしまう。
暗殺には暗殺でないと暗殺は防げない、、、、「やあやあ遠からんものは音にも聞け、、、、と
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