帯に短し
午後になって岸田首相が次の自民党総裁選挙に出馬しないことを発表した。
記者会見では長々と理由を述べていたが、要は昨日だったか麻生副総裁や自民党の一部幹部と個別に会談して引導を渡されたことでしかないと思っている。
もともと根回しもしないで独断専決を行ない党内から批判を浴びていたうえ、国民からの支持率も20%前後しか支持を受けていないという不人気が弱り目に拍車をかけたものである。
大体が、首相の派閥も裏金問題を起こしていながら自分だけが何のペナルティも無しで終わらせようとしたことにあり、このとき自分も責任を取って下野するなりしていればよかったのだが、それが出来なかった。
就任当時、それまでの安倍 菅内閣のように高圧的でなく、自分は聞く耳を持っていると言っていたが、聞いても何にもしないのは自分らの世界では”愚図”という。
せめて党内の根回しなしの独断専行をやるのならもっと徹底的にやればよかった。そうすれば国民の支持率もおがっただろうに、、、、それに気づかなかったのが愚図たる所以である。
さて、総選挙がいつになるのかまだ分からないが、自民党総裁選挙で次の首相が決まることになるのだろうが「帯に短し襷に長し」ということわざと違って今の政治家、特に自民党内には短い人ばかりしかいないように見える。
国民的人気があると言われる石破氏は党内人気が無いようで推薦人20人がままならないようだ。
こんな政治風土に誰がした またしても安倍元首相か
| 固定リンク
コメント