いま如何
チゴイネルワーゼンが好きだといった君
いま如何 秋寒の雨窓から見る
NHKで瀬戸内寂聴の生涯みたいなものをやっていた。
みたいなものという今風の使い方をしたのはほんの少ししか見ていなかったので多分そうでは仲というところからである。
この中で彼女の前半生は恋多き女だったそうで、24歳の時夫と子供を捨てて家を飛び出した後、何度も恋をし51歳で出家したのは恋をやめるためとしていた。
そして彼女は恋をするというのは雷に打たれたようなものとしていたが、残念ながら自分はそんな恋をしたことがなかった。
こんな自分でもいまから思えば成人してから26歳で結婚するまでかなりモテ期だったとおもう。
鉱山町でその鉱山が運営する高校を卒業して将来は幾分出世しそうな環境もあってか幾人もの女性と交際する機会があったのは、小さな井の中のような街だったためであろう。
しかし、結局はこちらが好きな女性でなく向こうが愛してくれた女性の方が気楽だろうと結婚したが十数年で破綻した。
そのことが良かったのか悪かったのか、、、今になって考えると人に人生というものは選んだ人によって随分変わるもので、もし別な人と結婚していればいま静岡にいないことはたしかである。
モテ期のころ付き合った女性や家を去った人を含めて一切消息は途絶えてしまい、、、、、、、、
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