たゆとう
仏壇の線香の煙り穏やかにたゆとう
あの世とやらもかくのごとしか
世の中の騒ぎを超越したかのようにゆっくり立ち上った煙を見ていてまじかに迫っているあの世とやらを想像してみた。
オレオレ詐欺の被害が毎日のように新聞記事になっている、それに輪をかけるようにして闇バイトの若者が老人宅を襲い金品どころか命まで奪っている。
まったく老人にとって住みにくい世の中になったもんだ。
これらの事件を見ていて逮捕された人々を見るとほとんどが若い二十代前半の若者が多く中には高校生中学生までを含めて三十人超になっているようだ。
そのほとんどがお金が欲しくて闇バイトに勧誘されている。
若者がこんなにお金が欲しがるのはどんな理由からであろうか。
借金がたまった、生活が苦しい、楽して遊ぶ金が欲しいなどが主なようだがこの年代の親は五~六十代となるとその親は自分たち世代になるか、、、、、どこかで教育を間違えた結果なのだろうか。
いずれにせよ、二十代前半にも満たない歳でこれだけの犯罪を犯せば将来が滅茶苦茶になってしまうのが分からなかったのだろうか。
裁判で有罪判決を受け罪を償ってもドラマのように世間は赦してくれない。
ある程度の歳になったとき反社会的な行動をとるとこうなるということぐらい教えておく必要があったのだが、、、、、、、、
線香の煙りが静かにたゆとうのはそれなりの配慮があってのことだが、、、、、、
| 固定リンク
コメント