勤労に感謝
今日は勤労感謝の日。今こうして暮らせて行けるのは17歳から62歳までみんなに支えられながら働いてきたおかげである。
考えてみれば紆余曲折はあったが本当に運が良かったの一語に尽きる。
そしてこの歳まで長生きできたことで良い目を見させてもらている。
勤労感謝の日の元になったのは宮中で行われていた新嘗祭だったそうだが、これはその年に収穫された穀物をはじめとする食料を神に感謝する儀式だそうだ。
先日も書いたが日本が唯一自給自足できる作物は米である。
その米がそうなったのはやっとこの間のことで、以前は皆米に焦がれを持つ食物で自分らが子どものころは何とか銀シャリを食べたいの一心であった。
銀シャリとは今の人には分からないだろうが、混ぜ物のない真っ白なご飯のことで昭和35年くらい迄ご飯に足し前をするため何かしら入っていた。
それが米余りで減反政策をしなければならなくなったのは皮肉なことであった。
その影響を受けてか、今年の夏に米不足が報じられると買い占め騒動がおき、米価が急騰した。
そして、今年の米が出回れば米価が下がると思ったら高値のまま推移している。
江戸時代に札差などが米を買い占めて市中から米をなくして米騒動が起きたことがあるが、令和の今になってもそんな構図出来ているのだろうか。
今年の作柄は平年並みであり、肥料などの高騰で生産者は大変だろうが価格は需要と供給の関係で見れば下がって当然と自分は思っている。
| 固定リンク
コメント