地獄での裁きは
#向こう通るはジープじゃないか
見ても軽そうなハンドルさばき
銀座八丁明るい朝だ 、、、、、、、
子どものころこんな歌を聞いたので題名を調べてみたが分からなかった。
戦後すぐの歌だが、こんな歌を聞いた復員の元兵士はどんな気がしたのだろうか。
日本のためと信じて戦い負けて帰ってくると敵として戦かったアメリカ軍のジープが我が物顔で銀座を走っているのを歓迎しているのだ。
戦争中の抑圧から解放されたとはいえ、余りの変わり身の早さについていけなかったこととおもう。
自分の父親の一番下の弟が南方に向かう貨物船が魚雷で沈められ船と共に海の藻屑になってしまったが、残っている日記には軍国少年の模範のような文句でつづられている。
自分の親戚関係ではこの人と従兄がやはり同じ状況で亡くなっているがこの戦争を検証のないまま今に至っていることが、ドイツなどと大きく違うことであろう。
いま世界ではロシアとイスラエルが指導者の独断専制でおびだたしい数の死者を出しており、先の大戦の教訓として結成された国連は手をこまねいているしかない状態に陥っている。
「人の命は地球より重い」何て迷句は誰が考え出したか知らないが、こんなにたくさんの死傷者を出した指導者は地獄ではどんな罰を受けるんもだろうか、、、、なんて気休めを考えている。
| 固定リンク
コメント