米の値段
そのむかし、大宝律令国家のころ米の出来高によって上国 中国 下国と分けたが飛騨の国は米がとれなかったので下の下というところに位置し税金を納めるどころでない貧しい国であった。
そのため、都には人を派遣して税金変わりとし「飛騨の匠」という大工の集団が出来たそうだ。
このころから昭和まで飛騨は常に人口を養うだけの米が出来なかったので、飢饉の際は南海も餓死者を出していたし、死ぬ間際には竹筒の中に入れた米の音を聞かせたという話しさえ残っていた。
飛騨で米が作れなかったのは、平らな土地が少なく田んぼに出来る土地がなかったこともあったがもともと高冷地で水の温度が低いこともあって米が出来なかったがことが大きい。
そんななか、いろいろと品種改良を重ねようやく北海道にまで米の栽培ができるようになったが、昨年あたりから気温が高すぎて、せっかく低温でも収穫できる稲が今度は暑すぎて育たないとなり、きのうのテレビでは高温に耐える品種を作り出そうとしていると放送していら。
なんだか地球温暖化におちょくられているような気がして可笑しかった。
先日スーパーで米の値段を見て驚いた5kg3,800円台の値札が付いている。
自分らは長野のいとこから買ってくるのは30kg8,000円だったので今度はどうしようかと思っている。
もともとは只でいいというのをせめて農協が買い上げる値段でと言って”八重原米”というブランド米を買っていたのだが、、、、、、、
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