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2024年12月31日 (火)

どんな年になるのやら

うららかに晴れわたった一日だったが午後になって強い風が吹き渡った。

木の枝を大きく揺らすほどの風は今年のすべてを吹き飛ばすかのように吹き荒れるさまは、庭先に固めておいた落ち葉も吹き飛ばし、これぞ忘年会と言わんばっかりだった。

正月飾りやおせち料理など例年に比べて少なく簡素化したのは物価高もあるが二人所帯でお客もほとんど来ない予定なので面倒くさいというのが本音である。

それでも普段はほとんど飲まないビールを飲みブリを食べて歳をとり、連れが好きで見たいる紅白歌合戦を我慢して一時間付き合ったが、辛抱できず居間を離れた。

何しろ若い人の歌は歌詞も分からないので楽器の一部と化しており、歌というより騒音としか聞こえない老人になってしまったのである。

これは、近年というより平成にはいてから顕著なことで、ずっ~とこの番組は見たことがなかったので余計にうるさかったのだろうと思う。

とか何とか言いながら今年も終わりを迎え、あしたっからは昔流にいう数え年八十七歳という未知の世界で過ごすことになる。

 

     どんな年になるのやら、、、、、

 

 

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2024年12月30日 (月)

日野正平さん

まっ平と言われている静岡市だが、自転車に乗ると小さな上り下りがすぐにわかるほどペタルが重くなる。

 

今日の午前中テレビで日野正平さんが出演していた「こころ旅」の抜粋を放送していたので見入ってしまった。

大山鍵掛峠、本人もあとの放送で三大難所として記憶していると言っていたが坂道の連続でヒーヒーハーハアーと喘ぎながら登っていく様は見ていて気の毒になる。

しかしその合間にもジョークを放ってスタッフを笑わせているのはさすがである。

俳優時代は女性関係で名を売った人だが、案外こんな風に話を進めていく中で女優が周りに集まっていたのかもしれない。

そうなると、女たらしというより人たらしではなかったのだろうか。

そんな思いでみていると、大事な俳優というよりタレントを失ったのだなという感がする。

 

 

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2024年12月29日 (日)

”選”

今年の世相を一文字にするとすれば、金より選ではなかろうかと思っている。

実際その字を支持する人も多かったそうだが、自分なりに思うのはロシアの大統領選挙は予想通りのインチキであり、アメリカの大統領選挙はマスコミの敗北であろう。

一方日本の選挙では、東京都知事と兵庫県知事選挙はあまりにも今までににない不可思議な選挙戦が行われたようだ。

今までに前例のない選挙となったのは、SNSなどを使った裏情報、ポスターを売り買いする、自分の選挙をそっちのけで他候補の嫌がらせ付きまといなどあらゆる手の妨害とそれに乗せられて正常な判断が出来ない馬鹿な有権者????

なんだかこの先の日本のみならず世界の将来に暗雲が立ち込めている気がしてならない。

いつの世も未来を明るく書けない下級国民としては来年も同じようかさらに悪くなる予想しかできないのは悲しいことである。

 

 

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2024年12月28日 (土)

年の瀬も詰まって

年の瀬も押し詰まってきて「今年の正月は何にもしない」といっていたがどうもそんなわけにはいかないようで、今日は仏壇や神棚の掃除と外回りの掃除をした。

年賀はがきも昨年から手書きにし、何とか二十枚書いて投かんしたがほとんどは安否確認に修した内容のものになり、これはこれで良いのかなって気がする。

ただ、こんなにも郵便代が上がってくると郵便を出す人が少なくなり経営改善のための値上げが逆に首を絞めてしまう結果になるのが分かっていると思うんだけど、、、、郵政事業をやめたいのだろうか。

 

来年は正月休みをする店が多くなるそうだというから、むかしのように食料品を少し買いだめしておかなくてはならないかなと思ったが、どこの駐車場もいっぱいなんだろうななんて思うと今から憂鬱になってきた。

 

さきほど消防車らしきものが何台もサイレンを鳴らして裏の国一バイパスを走って行って近所でサイレンを止めた。

近くの火事でなければよいがと気にしていたが、近所で騒ぐ音も火の気も感じなかったので何事だったんだろうか。

今月に入って雨の気配もなく空気はカラカラ状態なので火の気には気にしているが、今ごろになって焼け出されてはたまったものではない。

どうか何事もなく平穏を願うばかりである。

 

 

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2024年12月25日 (水)

身体能力低下

先日連れの介護申請を出していたが、今日になって市役所から調査員が来た。

調査員によると全国同じ基準で72項目の質問で介護の程度が決められるそうで、連れの場合は身体機能の低下があるものの認知機能は正常だとのことで近いうちに認定の通知が来るので来たら地区の支援施設に報告してくれとのことであった。

通知は来年になってからのようだが、いまのところ買い物用の押し車と運動機能などのスポーツジムみたいなところを希望しておいた。

 

午後になって、少し早いのだが餅を搗くことにした。

もち米は一応四升用意していたので今日は半分をと言うことで始まったが、勢いがついてすべてを搗くという。

むかしと違って杵を使うわけではなく機械がやってくれるので、当方は釜から降ろして伸すだけなのだが、それでも夫婦ともに疲れてしまうのは身体機能の衰えが顕著なしるし。

むかしのように杵でついていたら、と考えるとこれも時代の変化である。

 

 

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2024年12月24日 (火)

イブ

今日はクリスマスイブ、キリスト教信者でもなかったが子供が小さなころはケーキも買い子供が寝てからプレゼントも枕元に置いた。

その後 クリスマスイブと全然無関係になったのは孫が小学校を卒業したころだから二十年近く前のことになるか、、、、

一時期、家の前をイルミネーションで飾り立てることが流行ったこともあったが、そんな銭失いをするほどの〇〇でもなかったので、、、、、

いま街中は自治体が主導するイルミネーションが安価だというので街路樹を飾っているというが、テレビで見ただけで行く気がしない。

バスに乗ってもニ十分ほどで行くというのに、今年一年繁華街を含む一帯にはいった事がないのは、魅力が乏しくなったということかもしれない。

時代は流れてもこの傾向は自分の場合ないと思う。

 

一昨日表書きだけを書いた年賀状、今日やっと裏を書き上げた。

その数二十枚、印刷と違って受取人の顔をいちいち思い浮かべながら書くというのは手書きのだいご味であるが、乱れた文字は少々恥ずかしい、、、、、

 

 

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2024年12月23日 (月)

帳尻合わせ?

今年もあとわずかになって帳尻を合わせるかのようにして有名無名の人があの世に旅立っていく。

生活が向上したとはいえ寒さは体の弱い人から体力を奪うかのようにして、、、、、

 

幸いというか昨年は11月に二軒 12月に二軒と縁者がなくなったが今年はいままでのところ礼服を着ることがなく過ぎてきた。

しかし、最近では葬儀事情も変わり亡くなっても通知がないままというのもあり、、、、、

 

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2024年12月21日 (土)

天網

今日は冬至、かぼちゃを食べて柚子湯に入ってこれからの寒さに立ち向かう支度が出来た。

十月の末にコロナとインフルエンザの予防接種をしたのでその効果はいまが最高のはずであるが、今朝ほどゾクゾクッとした身体の震えが来たのでもしやと思い体温計を二度わきの下に挟んだ。

というのは、一回目が36度しかなかったのでもしかして早く取り出しすぎたのかと思ったからである、結果的には二回目もほとんど差がなかったので熱は出てないどころか低すぎる、、、、

とにかくこの寒さは暖国の静岡慣れしてきた証なのであろう、つい最近までズボン下は吐いたことがなかったし下着は年中U首半そで過ごしてきていたのが今年から変更を余儀なくされるほど寒さに弱くなった。

 

先日グーグルの地図を検索し、長野の義弟の家を見たら自分と弟の自動車、そして顔はぼかしてあったが弟が映っていたのだ大笑いした。

どうも、昨年長野にリンゴとりに行った折、グーグルの自動車が撮影しながら通り過ぎたようで、全く気付くことがないまま走って行ったらしい。

そんな折、今朝のテレビでスペインだったと思うが殺人事件をグーグルの車が写していて遺体の発掘がなされ逮捕されたとあった。。

”天網恢恢疎にして漏らさず”むかし学校で習った言葉だったが、偶然にしては出来過ぎたことであり、改めて天網を思い知らされたが、この天網なるもの政治の世界にかかると網が重くて引き揚げにくいだろうな。

 

 

 

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2024年12月20日 (金)

年賀状

昨日になってようやく年賀状を二十枚買ってきた。

それにしても、一時は200枚前後を出したこともあったが、仕事をやめて半減、歳を取るにつれて亡くなったり年賀じまいで毎年減り続け、さらに年賀状の値上げが頻繁に起きた、その一方で新しく出す人もほとんどなくなって往時の一割となってしまった。

 

二十枚くらいならすべて手書きで行こうと昨年頂いた年賀状を出して、さて何を書こうかと思ったが全然思い浮かばない。

今年の一字ではないが、頭に爆弾を抱えこの寒さで血圧が上がりっぱなしでは、今年の抱負もこの歳になるとないし、ただ”お目でとう”だけでもない。

「今日一日が無事でありますように、、」と仏壇の前で願っている身にとって特に願い事もない。

 

来年は巳年、巳と己はよく似ている。この辺をヒントにと思っているが、、、、、

少年時代にまむしを数多くをとって焼酎につけたり、食べたりしたがその恨みは如何。

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2024年12月19日 (木)

閉塞感

今日、福岡のマクドナルドで中学生二人が刺された事件、千葉の柏市で夫婦が殺害された事件の容疑者が逮捕された。

千葉での事件は金銭が絡むという報道がある一方で、福岡での事件は無差別か衝動犯罪と見られている中で近年こういう事件が多発しているような気がする。

日本は世界の中でも安全な社会を営んでいる国だとユーチューブの投稿では言っているが果たして最近の情勢を見るとそうなのかと疑ってしまう。

しかし、内戦状態帯を含めて武力衝突が行われている国に比べれば安全という面では格段の差があるのだが、、、、無差別事件は中国でもそのようだが社会に対する不満が原因のようで、どんなに頑張っても報われない閉塞社会がもたらすものと言われている。

 

国会は今日も裏金問題の政治倫理審査会の話しや所得税課税などの問題で行ったり来たり、いずれも自分のことしか考えない政治家の議論でなかなか前へ進もうとしていない。

閉塞感ここに極まれりといったところ、、、じれったいのかぎり。

 

 

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2024年12月17日 (火)

火の元

テレビは日本海側の大雪を伝えている。

近年暖冬傾向が続いていて積雪量が減っていたのだが新潟や東北を中心に久しぶりの大雪だという。

そのおかげともいうべきか、太平洋側はここしばらくあ湿りがなくカラカラッの天気が続き、何時雨下降ったか分からないほど晴天が続いている。

そして、ワイドショーは全国各地 現在延焼中の火事を伝えていた。

自分的にはいまだすぐそばの火事は経験していないがむかしから地震 雷 火事 親父などと言われてきたが、親父以外はどれをとってもいまだ怖いものである。

中でも火事は天災と違って人為的に起きるのだから防ぎえるものである。

 

正月を前にして、あちこちを少しづつ掃除をしているのだが、今日は久しぶりにパソコンを置いているこの部屋を掃除することにした。

この部屋の掃除は約一年ぶりではなかろうか。あまり部屋にいることがな部屋だあが綿埃はかなりなもので写真や仕事時代の記念品代わりにとっておいた書類の上にはうっすらと雪を置いたように埃がたまっていて手のひらでこするともやもやと片隅にたまる。

写真を含めればかなりの量になりこれが火事で消えてしまうというのはいくら金銭面で保障されても、人生を消され仕舞うように感じるのではないかと思ってしまった。

 

火事には気をつけたいと改めてあちこちの火の元を点検して寝床に入ろうと思う。

 

 

 

 

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2024年12月15日 (日)

ブラックホール

自民党というのは恐ろしい集団である。

例えていえばブラックホールともいうべき組織のようで、この党と組めばほとんど吸い取られて弱体化してしまう羽目になる。

社会党しかり公明党しかり、そして、先の国会ですり寄った維新がそうであった。

それを知りながらというか、見ながら先の選挙で三倍増の議席を得た国民新党がすり寄っては見たがどうやらうまく抱き込まれそうな感じになってきた。

石破総理大臣も党内野党みたいな存在だった時の発言を封じられ、自民党公明党の二党で過半数割れした原因の政治資金裏金問題も手を変え品を変えて存続させようと抵抗している。

いま一番新しい名前は”公開方法工夫支出”というそうだが意味が全く分からない、工夫という字が入るということはごまかすという意味にしかとれないのだが、こんな名前で通るとでも思っているのだろうか。

 

 

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2024年12月14日 (土)

40数年ぶりに

韓国のユン大統領が癌害を受けて失職することになったそうだ。

韓国の大統領と言えば覚えている限り任期中の汚職などでそのほとんどが逮捕されているように見えるが、なぜそうなるのだろうか。

権力が集中するからというが、もしその通りなら何とか法律を変えて権力から少し遠ざかるなどの方策が考えられないものかと思ってしまう。

もし今回の弾劾の後逮捕されるとしたら、ユン氏は検察の最高位についた経験があるのだから、後輩というか元部下によって取り調べがされ裁判にかかることになるのだから見ものである。

韓国や中国そして最近のアメリカなどでは大陸気質というのだろうか激情にかられるとその動きは日本では見られないほど激しく厳しくなって暴動化すると言われている。

といって、日本の政党のようにいくつも党派が乱立して前へ進めないのもなんだが、、、、、、、

 

昨日今日と寒さが身に染みる年ごろになってきたようで、坑内で仕事していた時以来だから40数年ぶりにズボン下を買ってきてはいてみたがなんとも心地よい、、、こんなのならもっと早くかってくればよかった。

 

 

 

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2024年12月13日 (金)

男の化粧

きょうのテレビから、、、最近男が化粧をするのが当たり前になったらしく化粧品売り場に賛成コーナーがあるところが結構あるらしいとのこと。

自分らの若いころにも”みよちゃん”という歌の中に「もう少し器量よく生まれたら、、、」という歌詞があったが、それで成形したり眉毛や脛の毛を抜いたりしようとは思わなかった。

当時は若いものはバンカラで通すことが粋と思われていて、破帽弊衣を旨としていた。

帽子は油を塗って土でまぶし学生服はあちこち解れていて腰には手ぬぐい(あまり綺麗でないやつ)朴木で作った高足駄はガラガラと音を立てて歩くため必需品だった。

そして、三十代までは仕方ないが四十歳までに自分の顔を造れと学校で先生から言われたものだった。

果たして四J十歳で自分の顔を造れたかどうかは自信がないが、四十歳を前にしてそれまで働いていた鉱山の希望退職に応じ、静岡へ母親を含む家族五人で移住したのだがいま思えばよくそれで通ってきたものだと自分の無茶ぶりというか軽はずみな行動に冷や汗を禁じ得ない。

ともかく、いくつもの思い付きで行動し周りに迷惑をかけてきたが、いまになってみるとあまりにも運が良かったのだなという一言に尽きる。

 

男の化粧から飛んだ話になったが、、、、、世の中変わって来たんだよ、人の気持ちもおんなじさ

 

 

 

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2024年12月12日 (木)

金か重か

清水寺の貫主が書く今年を表わす漢字が今日揮毫された。

金」だという。どうしてこの漢字が選ばれたのか分からないが、書き終わった直後テレビのキャスターが金です。と言うまで”重”と思っていた。

連れもそうだと思っていたというから達筆というのは分からないものである。

しかし、金にしては右の払いがないのはどうしてなんだろうか。

子どものころの先生は下手でもよいかから誰が見ても分かる字を書け言われていたのを今でも実行しているつもりの自分としては疑問の残る字である。

 

この字が発表される少し前、テロップで和歌山のドンフアン殺害事件で起訴されていた被告に無罪判決が下りた。という情報が流れた。

状況証拠だけの起訴には選ばれた裁判員の判断は無罪に行ったのではなかっただろうか、プロと言われる弁護士など法曹関係者は驚いたように言っていたが袴田事件などを見ても状況証拠だけで有罪にするには抵抗があったに違いない。

当然検察は上告すると思うが、これからは法曹関係者ばかりの裁判になるので、旧態依然の、前例に凝り固まった人同士やり取りは、交通事故の保険会社同士のこのケースはこれという決まり事で処理されるのだろうか。

有罪か無罪かで人の人生は大きく変わる。

特に冤罪は無罪になったとしても世間の目はいつまでも疑いの目を解かないでいるようでその人を苦しめる、弘法も筆の誤りというが右の払いをしっかりと書いてこそ、、、、、、

 

 

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2024年12月11日 (水)

短い秋

今年最後の紅葉と思われる紅葉を安倍川中流の真富士の里で見てきた。

葉を落としたクヌギ林のなかにもみじと満天星ツツジの真っ赤にそまった葉と疎らながら実をつけた南天は短い秋の最後である。

やっと一か月前までは暑い暑いと言っていたのに急速に冷え込んだ今年の秋はいつもよりぐっと短かかった。

これからこんな短い春と秋が繰り返されるのだろうか。

 

そういえば今日が忠臣蔵で赤穂浪士が吉良邸に討ち入りをした日と言うこともあって何年か前までは忠臣蔵が毎年のように演じられてきた。

その忠臣蔵が最近では知らない子供の方が多いそうだ。

歌舞伎を中心にあることないことを盛り上げて事実とは全然違う物語にして、国民的などとTVで言いはやしてきたがさすがに粗が目立ち過ぎたのかもしれない。

吉良家が治めてきた愛知県では吉良上野介はいまだに名君したわれてきたのに比べると、お坊ちゃんの浅野内匠頭や大石内蔵助はあんなに持ち上げられる人ではなかったようだ。

歴史検証はこの程度としてシリアを追われたアサド元大統領はロシアに亡命したそうだが元盟友だったプーチンに対してどんな感情を持っていることだろう。

「殿 ご乱心めさるな」と言ってもあまりにも豪奢な生活をしてきた身にとって亡命と言う厄介者扱いの生活は、ロシアの寒い季節風以上に身に染むことだろう。

 

 

 

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2024年12月 9日 (月)

崩壊

富士山もしばらく前から真っ白になり、北風の強いのが吹いても地肌が出なくなったのを見れば冬も本格的になったと言わざるを得ない。

富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も

  雪に変わりは無いじゃなし 溶けて流れりゃみな同じ

といった歌があったが、文法上おかしく感じていたのは自分だけだったろうか。

本来なら雪に変わりはあるじゃなしではないだろうか、ほかにも全然という言葉は否定語と思っていたが最近では肯定する場合にも使うようで、、、やはり言葉というのは時代に沿って変わっていくようだが崩壊していくともとれる。

 

国の権力者が倒されるのはほんの一瞬であることが今回シリアでアサド政権が崩壊するのを見て改めて思い知らされた。

ベトナム戦争の末期もそうであったようにルーマニアのチャウシェスク大統領など枚挙のいとまがない。

それだけに独裁者と言われる人や国は民衆の放棄を恐れ締め付けをさらに厳しくする。

北朝鮮や中国、カンボジアなどの指導者は今回のシリアの情況を見てさらに恐慌をきたしているに違いない。

モグラたたきのようにあちこち叩きまわってもいずれは、、、、、、

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2024年12月 8日 (日)

12月9日

今日12月8日はハワイのアメリカ軍基地を攻撃し太平洋戦争が始まった日である。

日本はそれ以前にも中国で日中戦争を始めており東北部に満州国という傀儡政権を打ち立てていたがそれをとがめられて窮した結果さらに戦争を拡大させなければならなかった。

結果的にその後4年半ほどアメリカを中心とした連合軍に大きな犠牲を払った末敗戦と言うことになったが、それから80年余の今日はどこのテレビもそのことに触れようとはしなかった。

「もはや戦後ではない」のかもしれないが最近の世界情勢は「新しい世界大戦前夜」の可能性が高い状況である。

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2024年12月 7日 (土)

はたして

今日は暦の上では”大雪”という。

これが新暦に合うのかどうか分からないが、日本列島のほとんどが寒気に覆われ北陸地方は上空を黒い雲に覆われこれからの長い冬暗示しているであろう。

静岡に来る前の飛騨での生活は12月になると本格的に雪が積もりだし積雪7mという年もあったことがあり、最近では夢だったのかとさえ思ってしまうほどこちらの世界に慣れてきた。

もっとも最近ではかの地でも積雪量が減り、地球温暖化のせいかと言っている。

地球温暖化と言えば台風や線状降水帯とか海水温の高まりから日本近海の魚が変化しているなどすべて地球温暖化のせいにしてかたずけてしまう話しをよく聞くが、大戦前夜のようにして各地で不穏当の火が燃え始めているこれも温暖化で人々の頭が熱くなって考えるということをしなくなったせいなのだろうかと老人は考えているが、はたして、、、、、

 

 

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2024年12月 5日 (木)

人のことは言えない

「わたしらあんなに年寄り気ではないよね」って連れが言うので、「そう思いたいのは山々でけどよそ目ではどんなもんかね」っていう。人間だれしも自分の老いを信じたくないが鏡を見ればしわくちゃでシミだらけの老人が映っている。

人のことが言えるか、、、、、!!

 

お隣の国韓国では何十年ぶりかで戒厳令が発表されたが六時間後に国会で解除された戒厳令は日本でも昭和の初期に発令されたことがあるが国の全権を一部の人間が軍隊を使って掌握する行為であり、民主主義とは相容れないものである。

いまだにこの手法を使っている国は数多くあるが大半の国民は抑圧され物言えぬ状態に置かれるのはいずれも同じである。

そして、先の大戦から八〇年膾を吹くようにして平和を守ってきた国々でも、大戦の悲惨さを忘れると右翼の勢力が台頭し各地で紛争が勃発し始めている。

日本国も同様で時代に合わなくなったとして憲法改正が叫ばれ始めているが、その案を聞くと9条に限ってのことしか聞かない。

つまり自衛隊を認めて公の軍隊にし、内乱などに対処する法律を作ろうとしているらしい。

この法律が出来れば拡大解釈をして再び軍事大国になろうという産軍共同体の戦前体質の復活を目指しているようにしか見えないし、韓国のように野党が圧力をかけているから戒厳令という手段さえとりかねない。

 

誰しもはじめっからそうするとは言わないが、法の解釈でどうにも採れるように、、、いや採るだろう。

 

    人のことは言えないよね

 

 

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2024年12月 2日 (月)

なおあまりある

百敷や 古き軒端のしのぶにも

 なおあまりある むかしなりけり

 

百人一首の最後の歌は承久の乱の首謀者として佐渡島に流された順徳天皇のうたである。

この人の歌を最後に持ってきた藤原定家の思惑はどこにあったのかと聞くまでもない   反骨精神。

 

失われた30年と言われる前までは日本は浮かれていた。

japan as NO1と言われ、ニューヨークの一等地を買い占めるほどの勢いがあり、個人でも毎年のように海外旅行する人がいて、自分のその波で飛行機に乗って十か国以上巡ったものだがバブル崩壊後政府支援もなくなった22年前仕事をやめることにし、以後は国内から出ることもなくなった。

そして、コロナが勢いを失った昨年あたりから円安とインバウンドとかで海外から旅行客が増え、収入が増えないのにインフレが起き生活は苦しくなって出費を今まで以上に気をつけなければならなくなった。

そこで思い出したのがこの歌。 なを あまりあるむかしなりけり

 

いつの世でも不幸は下層国民にしわ寄せされるものらしい。

 

 

 

 

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2024年12月 1日 (日)

ふるさと納税

人形を抱えて大相撲の元横綱が焼けのやんぱちみたいなコマーシャルを打っている。

あのコマーシャルでふるさと納税をしようと思った人はどのくらいいるのだろうか、横綱の権威はまるつぶれといったかんじしかしない。

ふるさと納税の本来の趣旨は自分を培ってくれた故郷に恩返しをするため税金をその市町村に振り分けるのというのが創設にの基準だったはずだが、返礼品目当ての付け替えとなってしまったのが現状であろう。

このおかげで税金というものが大幅に横道へ流れてしまいっているのではなかろうか。

返礼品をなくしたらどうなるんだろう。

そんなことを思うのだが、故郷納税をするほど税金を納めていない身からすれば、文句を言う資格もないということになるだろうね。

 

 

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