どんな年になるのやら
うららかに晴れわたった一日だったが午後になって強い風が吹き渡った。
木の枝を大きく揺らすほどの風は今年のすべてを吹き飛ばすかのように吹き荒れるさまは、庭先に固めておいた落ち葉も吹き飛ばし、これぞ忘年会と言わんばっかりだった。
正月飾りやおせち料理など例年に比べて少なく簡素化したのは物価高もあるが二人所帯でお客もほとんど来ない予定なので面倒くさいというのが本音である。
それでも普段はほとんど飲まないビールを飲みブリを食べて歳をとり、連れが好きで見たいる紅白歌合戦を我慢して一時間付き合ったが、辛抱できず居間を離れた。
何しろ若い人の歌は歌詞も分からないので楽器の一部と化しており、歌というより騒音としか聞こえない老人になってしまったのである。
これは、近年というより平成にはいてから顕著なことで、ずっ~とこの番組は見たことがなかったので余計にうるさかったのだろうと思う。
とか何とか言いながら今年も終わりを迎え、あしたっからは昔流にいう数え年八十七歳という未知の世界で過ごすことになる。
どんな年になるのやら、、、、、
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