理外の理
「理外の理」とは松本清張がその小説の中で使った言葉で一般の道理や常識では説明できなない不思議な道理のことを言うそうで、ごく新しい言葉である。
しかし、いまこの言葉に当てはまる出来事が数多くあって、ごく平凡な言葉になうような気がするがその時はどんな言葉になりうるのだろうか。
”理外の理”この言葉が当てはまる最たるものはアメリカトランプ大統領であろう。
思い付きだけで政治を進めているようで朝令暮改は当たり前、指摘されても蛙の面にしょんべんのごとく全然感じてはいない様子、、、、、、、日本にも兵庫県知事のようになにを言われても無表情に人がいるが影響力は彼の比ではない。
今回はアメリカで最高峰と言われる大学に集まっている留学生たちが反イスラエル寄りだとして追放を指示し従わなければ補助金を出さないという。
また、南アフリカの白人が迫害を受けているとして無関係の写真を南アフリカ大統領に会談中突きつけたり白人と言うだけで移民受け入れを決めている。
アメリカという国は時たま極端に走ることがあり、自分らが若いころ共産党追放のためマッカシー旋風と言う赤狩りが行われ知識人たちを震え上がらせたことがある。
今後、この背策が実行されたら、アメリカに人材が集まらなくなり技術力でも衰退していくことになると思うのだが、トランプ大統領の思考には白人第一主義というアメリカ独特の思考が深く根付いているようだ。
これを支持する哀れな白人たちはどんな社会になったも救われないことを知るべきであろう。
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