おぬしも悪よのう
「越後屋 おぬしも悪よのう」と悪代官がいうのがコントの決まり文句である。
江戸時代武士の給料は米であり、それを売って生活したそうだが、コメの作柄などから投機目的で買い占めなどに苦しめられ、武士の給料は安定しなかったようである。
ところが令和になってまた復活したようで一年にコメの値段が倍にまで跳ね上がってしまった。
昨年の米が予想より不作だったこともあったようだが、このご時世に米を買い占め値段を吊り上げて暴利をむさぼった業者がいたうえ政府の無策により手が出し肉状況になってしまった。
大臣の交代により、備蓄米の放出が随意契約で決まるとその何日か後には店頭に並ぶようになると、慌てた業者が銘柄米を値下げして店頭に出し一時5,000円台もした米が35,00代にまで下落したというニュースを見た。
こうなると買い占め業者もだが一回目二回目と大量に入札した農協は精米と輸送にかかったという言い訳は通用しなくなる。
農業者の団体とは言いながら一部特権階級と自民党農林族と言われる人々が越後屋と代官に見立てて解説すると納得してしまう。
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