奥が深い
政治の世界は奥が深い。実際に行っていることと思惑は全然別で本音での声は聞こえない。
今日の自民党の議員総会では石破首相の続投意向に対して過半数ともいえる議員たちは「辞めろコール」で追及していたそうだ。
世論調査では続投と辞職意見がほぼ拮抗しているのに比べると自民党議員の温度差はかなり離れているのは、次の首相によって大臣や党役員などへの待望論や期待感が混じっているのと、いつまでも裏金議員と言われたくないという思惑から騒いでいるとしか思われない。
このような騒ぎからは今後の日本をどう導いていくためにはどんな思想の持ち主に託そうという考えが見られない。
一方、今や全国的に知られるようになった伊東市長の学歴詐称疑惑も泥沼状態に陥っているようだ。
何期も務め与党の支持が高かった現職が敗れるというのはかなりまれなケースで市民の声を反映しない悪政が行われたと思うしかない。
そこで、意趣返しのように些細なことに目をつけ旧市長を支持する議会多数派が騒ぎ立てたと見ていた。
しかし、市長の対応のまずさから全国に知られるほどの騒ぎに発展したものと見る。
自分らのころと違って猫も杓子も大学に行く時代にことさら学歴を詐称する必要があったのだろうか。今太閤と言われた田中角栄は高等小学校卒が売りだった。
定時制高校を卒業して家庭の都合で大学に進むことなど考えもしなかった自分はへなちょこ大学生に負けてたまるかと思っていたが、現実は大卒採用者と現地採用の授業員とは給料以外では大きく差別され、仕事以外のおべんちゃらで優遇される世の不条理を呪ったこともあった。
今になってみると学歴コンプレックスのかたまりなんだろうが、どっちが良かったのかとおもうことがしばしば、、、、、、、、
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