是非に及ばず
「心頭滅却すれば 火自ずから涼し」もともとは中国の詩人の句にあった言葉だそうだが日本で有名になったのは信長に攻められた武田方の恵林寺の僧がこの句を詠んで燃えさかる火の中に飛び込んだ、という話しからだそうだ。
燃えさかる火には及ぶべきもないが、またこの頃ぶり返した夏の暑さには修行が出来ていない身にとっては辛いものでとても火もまた涼しいなんて言っておられず、クーラーで午後から朝まで身を冷やし続けている。
もっとも歳をとってこの暑さを感じないようになる人もいるようだが、いまの世の中この方が危険だそうだ。
きょうは県立総合病院で肝臓のMRI検査をやってきた。
これまでに何度もCTとMRIをやってきて慣れたつもりだったが、今回は少し場所が違うこともあって、また別な検査であった。
トンネルの中でいろんな音を聞かされることまでは同じだったが、息をと吐いた後そのまま三十秒ほど止めて撮影というのを十回近くやらされた。
息を吸って止めるというのはエコーなどでもあったが、息を吐いて止めるというのは今までなかったことであり、若い時ならいざ知らずこの歳になると30秒ほどの時間と思えるのだがかなり限界に近かった。
検査後、「こんな検査を皆ができるの?」って聞いてみるとあいまいに笑っていたが、、、、、、、、、、、
恵林寺の快川和尚が亡くなって間もなく今度は信長自身が明智光秀の謀反で本能寺の火の中に姿を消した、その時の言葉が「是非に及ばず」だったそうだ。
MRIの結果がどう出るかまだ分からないが、こちらも”是非に及ばず”と言ったところであろう。
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