永らえば
「命ながらへば恥多し」中国の荘子が書いたと言われ、日本では兼好法師が徒然草の一節に使ったと言われている。
清廉潔白でも清く正しく美しくもない我が人生には、いまだに時折刺さる釘がいくつかあり、それを思い出すたび後ろめたくなる。
一方で自分の好きな百人一首の歌に「永らえば またこの頃やしのばれむ 憂しとみし世ぞ いまは恋しき」とあるようによしなしごとに懐かしんでいるのも歳を経した楽しみでもある。
八十歳はとうに越し、坑内で働く人は太く短く生きると言われた割には長生きをしている。
これは、何回にもわたって飢饉を切り抜けてきた先祖からの遺伝子と、何回かの死地を運よく回避してきた成果のたまものであるが近年になってさすがに身体の各部分の耐用年数の限界が見えてきた。
この先どれだけ恥を重ねるのか分からないがどうか平穏無事に全うすることを望む 、 、 、 、
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