飴
昨日の真っ黒な富士山に変わって今日は布団をかぶったように雲をまとって東の山の向こうに見えた。
この雲は台風接近の先駆けで、表面的には柔らかい雲だが中身は激しい雨風になっており、今日登っている人は視界はおろか礫のような雨水に打たれて難儀していることと思う。
そんな気候にも関わらす、自分の住んでいる近辺は真夏のギラギラとした太陽の下、午後になってほんの僅かそれも五分ほどぽつぽつと来ただけで雨雲は去って行った。
恵みの雨は天気予報でも近辺にまでは来ているようだが、この辺りは降らないと言っている。
新潟や富山の米どころは今年は干ばつ気味というし、なかなか雨水が欲しいところには落ちてこない。
一時研究が進んだ雨降らしの研究も最近では聞いたことがない。
やはり、自然の猛威にはまだまだ人間が入り込む余地がないのだろうな。
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